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なお、旧法 の上記事件におい 、全体的印象を重視し 保護範囲 判断され いる 新法におい も、全体的印象の異同により、保護範囲 判断される点で 同 である た し、旧法における判断の人的基準 、新法で 情報に通 た使用者 に変わ た ため、具体的判断におい 旧法 と 差異 生 る可能性 ある

なお、保護 、意匠を表したものによ 明確か 完全に開示された特徴にのみ及ぶ 言い換えると、表現物に表された特徴のみ 保護される この点に い の代表的判例 最高裁判所1拡77年1月平1日判決 Tr為cke点rバモ至erer(電気かみそり)

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である

事案:電気かみそりに関する事案である 寄 されたの 1枚の図面 けであ た 原告意匠

判旨: な型の図面 寄 され いる場合に、その意匠の内容及び範囲 、美的感覚に 訴えるいかなる具体的な形態 その図面から認識可能かによ 決まり、これ 該当する 分野で活動する 均的なデザイナーの観察能力 重要である(BGシ 至点 GRUR 1拡67 S. 年75, 年77 ズr為点争eucプ典er 外観形状のうち、図面から明らかにならないものも保護されない(Fur争er, GeモcプmMG, 年. グuフ争. 1拡66, §7 Nr. 7; ュ. Gバmm, GeモcプmMG, 1拡66, §7 Nr. 11 と述べ、

訴審の判断を支持した 美的内容を決定するために 、寄 された図面から美的内容 少なくとも 漠然と感 る(erバプ点e点) けで十分であるとの上告人の主張に い 、 意 匠の保護範囲をこのように検証不可能な主観的感覚にまで広 るとすると、耐えられない 法的不安定を招くことになるであろう 出願人に 、 な型自体を寄 したくないか又 できない場合、複数の図面を寄 することによ 、保護を求める対象物を厳密に確定す る自由 あるので、この種の拡張 出願人にと も必要 ない とし け いる

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侵害行為

新法年拠条1項におい 、意匠に基 く権利とし 以 のように規定され いる

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BGシ 平1.01.1拡77 同 ドR 4拡/75 Tr為cke点rバモ至erer“ GRUR 1拡77 シeフ典 0拡 60平.

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バ.O.O. モ. 604.

-150-

意匠 、その権利者に、その意匠を使用し、自己の承諾なくし その意匠を使用する ことを第三者に禁 る排他的権利を える 使用に 、特に意匠 採用若しく 使用され た製品の製造、販売、流通、輸入、輸出若しく 利用、又 上述した目的のためにこのよ うな製品を所持すること 含まれる

救済

新法4平条 差 め及び損害賠償請求に い 規定する

侵害の除去、侵害の 復の 険 ある場合の差 めに い 、第4平条1項に規定され いる

第4平条平項によれ 、損害賠償 過失の程度により異なる 故意若しく 過失の場合 以 のように規定され いる

侵害者 、故意若しく 過失によ 行為をなした場合、その侵害者 、その行為か ら生 た損害を賠償する義務を負う、損害賠償の代わりに、侵害者 意匠の使用によ 得た利益の引渡し及びその利益に関する計算の提示を請求すること できる

軽過失の場合 以 のように規定され いる

侵害者に軽過失しか負わ られない場合、裁判所 、損害賠償の代わりに、被害者の けた損害と侵害者の利益との間の境界上にある補償額を確定すること できる

. 意匠法以外のデザイン保護関連制度 (1) 著作権法

著作権法による意匠の保護とその基準

現在のドイゼ著作権法 、著作権と隣接権に関する1拡65年法

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である

ドイゼ著作権法 、文学、科学、芸術の著作物に関する著作権と、写真、科学・学術の 出版物、放送等に関する関連権(Verユバ点d典e Scプu典ラrecプ典e)とを峻 し 法律を構成し い る 著作権法平条1項4号 、保護対象となる著作物の種類の例示とし 、建築物(Bバuku点モ典) 及 び 応 用 美 術 (バ点ブeユバ点d典e ズu点モ典) 並 び に こ れ ら の 著 作 物 の 原 図 を 含 美 術 (パ至争de点de ズu点モ典)の著作物を挙 いる

6拠

応用美術 の概念に い 、条文上の規定 ない 、一般に 、美的性質と実用又

67

Geモe典ラ 分パer Urプeパerrecプ典 u点d ュerユバ点d典e Scプu典ラrecプ典e (Urプeパerrecプ典モブeモe典ラ) ュ為m 拡. Sep典emパer 1拡65 (BGB争. 同 S.

1平7年).

6拠

Umバ Su典プerモバ点e点, モuprバ., p. 17年, 174.

-151-

機能的側面を併 持 著作物をいうものとされ いるようである

6拡

著作権法と意匠法の関係に い 以 のような解説 みられる

意匠法と著作権法の完全なる重畳的保護 1拡11年の最高裁判例で否定されたため、現 在で 一部にのみ重畳的な保護 認められる

70

意匠 、独自性、新規性及び美的価値を有し いれ 、著作権法と意匠法によ 重 畳的保護を得ること できる 意匠の最終的な目的 保護の可否を判断する上で無関係で ある の法律の境目 、著作物に内在する美的内容のヤベルよりも、意匠に要求され る美のヤベルの方 低い フランスやベネルェス法のように、重畳的保護を自動的に認め

いるわけで ない

71

判例によると、工業的意匠 応用美術の著作物を表したと考えられる可能性 あり、し た 、著作権法による保護を ける可能性 ある 意匠法による保護と著作権法によ る 保 護 重 複 し 得 る こ と を 判 示 し た 代 表 的 判 例 最 高 裁 判 所 1拡56 年 11 月 平7 日 判 決

Eur為pバp為モ典

7平

である

事案:雑 のタイトル書体(T至典e争モcプr至フ典パ至争d)に関する事案である

判旨:最高裁判所 、本件タイトル書体の著作物性を否定するとともに、過去の判例に より確立された以 のような法的原則を追認した

バ) 美術工芸品 、ズUG

7年

1条の意味における美術の著作物に対し 求められる要件を満た し いる場合のみ、美術品とし 保護され得る

パ) 美術の著作物 、単に意匠とし 保護され得る製作物と比較すると、より高度な美的 内容 求められる 美的余剰(äモ典プe典至モcプe Üパerモcプu」 、実社会におい 支配的な見 解によ も美術とみなされ得る 顕著でなけれ ならない

c) 美術保護と意匠保護の間に存在する境界を余りに低く設定すべきで ない それ 、 しろ、嗜好的で独創的なデザイン 、工芸品に美術著作物性を認めるために十分である かという問題におい 、原則的に より厳格な基準 当 められなけれ ならない d) 対象 、第一に実用目的で創作され、か そのためのものであり、その美的内容 、 装飾用の付属物に存在するので なく、より明確な筆致(L至点至e点フ分プru点ブ)の中に目的 現れ

6拡

至パ至d., p. 174.

70

至パ至d., p. 17年.

71

至パ至d., p. 174:同書原文で 独自性 至点d至ュ至duバ争至典止 と表現され いる ドイゼ著作権法平条平項で 、著作物

個人の精神的創作(perモö点争至cプe ブe至モ典至ブe Scプöpフu点ブe点) に限られ おり、また、判例等で 、著作物の要件の一 とし 独自性(E至ブe点典分m争至cプke至典) 個性(同点d至ュ至du争至典ä典) あるとされ いる 正美 西ドイゼにおけるソ フトゞェア法の展開 工業所有権法学会年報1平号4頁以 (1拡拠拡年)、(社)著作権情報センター 外国著作権法概説 ―ド イゼ編―117頁以 存上野達弘]((社)著作権情報センター、平00年年)参照

7平

BGシ 平7.11.1拡56 同 ドR 57/55 Eur為pバp為モ典“ GRUR 1拡57 シeフ典 06 平拡1.

7年

1拡07年の美術及び写真の著作物に関する法律(Geモe典ラ パe典reフフe点d dバモ Urプeパerrecプ典 バ点 テerke点 der パ至争de点de点 ズ分点モ典e u点d der Pプ為典為ブrバpプ至e V為m 拡. スバ点uバr 1拡07)(RGB争. S. 7; BGB同. 同同同 440-年).