• 検索結果がありません。

Ⅳ. フランス

1. 意匠法

(1) 沿革と制度枠組み

1

( ) 沿革

フランスにおける最初の意匠保護法 、1拠06年年月1拠日法である これ 、モムンの絹織 物業者間の紛争を解決するために制定された モムン地方に け適用されたこの法を承 し、全国で意匠を寄 できるようにしたの 、1拡0拡年7月14日の意匠法である

1拡0拡年法

、寄 手続を電算化できるようにするな の1拡拡0年改正

を経 、1拡拡平年に 知的所有権 法典(Le c為de 争バ Pr為pr至é典é 同点典e争争ec典ue争争e)

4

の第 巻に、条文番号以外の変更なく取り 込まれた その後、刑事罰強化等のための1拡拡4年改正 行われた

そし 、欧州意匠指令

5

に対応するための平001年7月平5日のオルドナンス(為rd為点点バ点ce) 、 知的所有権法典第 巻のうち相当数の規定を実質的に改正した

以上のように、フランスの現行意匠法 、平001年改正後の知的所有権法典第 巻である 本章で これに い 見 いく 、必要に応 改正前の法にも言及する

本章におい 、意匠法の条文の前に 新 ないし 新法 と表示する場合、平001年改正 によ 付加又 変更された条文を指す 旧 ないし 旧法 と表示したの 平001年改正 前の(現在で 用いられ いない)条文、何も表示し いないの 、平001年改正によ 変 わらなか た条文である また、条文 、いわゆる法律部分(Pバr典至e Léブ至モ争バ典至ュe)に L を、規則部分(Pバr典至e Réブ争eme点典バ至re)に Rを付けたままで区 する

6

1

この部分の記述 佐藤恵太 意匠保護法制の再検討(三) 法学新報拡拡巻7・拠号106頁以 (1拡拡年年)に多くを負 いる

フランス語でデザインに相当する言葉 、デッサンとモデル(deモモ至点 e典 m為dè争e)である デッサン 次元、モデル 3次元のデザインである 1拡0拡年法も、原語で L為至 du 14 ju至争争e典 1拡0拡 モur 争eモ deモモ至点モ e典 m為dè争eモ デッサンとモ デルに関する1拡0拡年7月14日の法律 である 、以 意匠法という なお本稿で 、法的保護 あるデザインを表す

場合に、 意匠 ということにする

佐藤・前掲注1 論文1平6頁以

4

本章で 、フランス法に関し 知的所有権という言葉を使い続ける ならフランス法 、日本法と 、無体

物の所有権ないし無体所有権(pr為pr至é典é 至点c為rp為re争争e)を、ためらいなく認めるからである

例え 、ある権利に対する資格者であること 、その権利を所有すると考えられる また、一定の包括財産に対する

所有権も、無体物を対象とする物権と考えられる 知的所有権 、そのように様々な権利を含 不均質な無体所有権の

中に位置し、その中でも特殊な性質を持 それ 知的創作行為の結果生 る独占的構造を有する無体所有権である

無体所有権と知的所有権に関する以上の説明 、フワテ゛゠大学のガドラ(Pプ. Gバudrバ典)教授により、北海道大学にお 平004年になされたものである 知的財産法政策学研究5号1平4頁(平005年)

5

意匠の法的保護に関する1拡拡拠年10月1年日の欧州議会及び理事会指令拡拠/71/E助 (努至rec典至ュe 拡拠/71/E助 為フ 典プe Eur為peバ点 Pバr争至バme点典 バ点d 為フ 典プe 助為u点c至争 為フ 1年 Oc典為パer 1拡拡拠 為点 典プe 争eブバ争 pr為典ec典至為点 為フ deモ至ブ点モ)

6

平001年改正後も、平00平年と平004年の のデェヤにより、規則部分の改正 なされ いる 努écre典

平00平-平15, 1拠 フéュr.

平00平 ; 努écre典 点

平004-1拡拡, 平5 フéュr. 平004. 本章で 、平004年改正後の最新の条文を参照した

-拠拠-

本章執筆に当たり検討した45件の判例のうち、保護要件に き新法の基準を採用し い るもの 6件あ た しかしそれらも、侵害判断に い 新法の基準を用い いると い えない(( )( )で後述

( ) 制度枠組み

フランスの意匠制度 、登録前の実体審査 ない点、権利の有効性 裁判所で判断され る点、侵害に き善意の抗弁 認められる点で、日本の意匠制度と 異な いる この ような制度枠組み 、意匠の保護と著作権の保護と 相互に 積すること(( )で見る 積 原則)の帰結でもあり、前提でもある

以 、制度枠組みをやや具体的に見 いく 権利 生・権利者

新法L. 511-拡条1項1文で 、意匠法による意匠の保護 、登録により 生するとされ いる 対応する旧法L. 511-5条で 、適式に寄 された意匠のみ 保護を けると定めら れ いた このように、登録によ 権利 生する点 日本と同 である 、す 後で 述べるように、権利内容 異な いる

保護 意匠の創作者又 その承 人に えられる 、登録出願をなす者 、 証 ない 限り保護を ける者であると推定される(新L. 511-拡条1項平文、平項

出願

登 録 の 出 願 、 パ モ に あ る 工 業 所 有 権 局 (争'同点モ典至典u典 Nバ典至為点バ争 de 争バ Pr為pr至é典é 同点duモ典r至e争争e : 以 同NP同 という)になされる 地方在住者や地方の企業 、その地を 管轄する商事裁判所(典r至パu点バ争 de c為mmerce)、それ ない場合 商事に管轄権を有する裁 判所の書記課に出願できる 、その出願も同NP同に転送される(新L. 51平-1条

通常の出願(新L. 51平-平条4項)で 、出願人と意匠を特定する書類に加え 、意匠を表す 図面や写真を提出しなけれ ならない この図面や写真 、一 の出願で100まで提出でき る(R. 51平-年条)

新法L. 51平-平条5項 、流行産業に い 簡素化出願(dépⅲ典 モ至mp争至フ至é)の手続を定める これ 、公報掲載を年年間延期し 、通常の出願様式の制約を けない簡易な図面等によ り出願するもので(R. 51平-10条平項、R. 51平-4条 、通常の出願 の 暶えも可能である(R.

51平-11条) 流行産業の定義規定 なく、当 まるか うかの判断 同NP同にゆ られる

、出願人 あらか め自ら この手続を利用できるか うかを同NP同に問い合わ ること

-拠拡-

できる

7

さらに、R. 511-6条 ソロー封筒(争'e点ュe争為ppe S為争eバu)の手続を認め いる これ 意 匠登録出願と 個に、意匠の創作の日付を証明するために、意匠の実物を同NP同に寄 し

おく手続である 審査と公報掲載

登録前に 、方式適合性と、公表し も公序良俗に しないか うかのみ 審査される (新L. 51平-平条年項 方式に関し R. 51平-年条に定め ある 公序良俗違 以外に 、実 体要件の事前審査 ない

審査を通過した意匠 公報に掲載される た し、出願人 出願時に請求した場合と簡 素化出願の場合 、掲載 年年間延期される(R. 51平-10条1項平項

か 、フランスの公報 実質的に 索引にす 、これに 意匠を表す図面や写真 掲載されなか た した 、それまで 、公報によ 出願された意匠の開示 な され いると 言い か た

しかし、1拡拡6年以後 、出願時に添付された図面や写真 公報に掲載されることにな た

意匠の有効性の判断

意匠の保護要件 充足され いるか うか 、裁判所 判断する 意匠権の無効原因 、 (バ) 新規性・固有の特徴を始めとする新法L. 511-1条からL. 511-拠条までの要件を満たさ ない場合、(パ) 冒認出願、そし 、先行の、(c) 意匠、(d) 著作権、(e) 標識と抵触 する場合である(新L. 51平-4条1項) そし 、このうち(バ)に い 何人も無効を主張で きる 、(パ)~(e)に い 利害関係人のみ 主張できる(同条平項)

新法L. 51平-4条 、平001年改正の際に導入されたものである この点に き、旧法に規 定 なか た それでも、意匠権侵害訴訟手続の中で 訴とし

、あるい 訴を伴わ に抗弁とし

10

、意匠権の無効を主張すること 認められ いた

単独で意匠権の無効判断(無効の宣言)を求める訴訟 、旧法 で できるか うか判例 分かれ いた

11

、新法 で 、新L. 51平-4条に基 い できるようにな た

1平

7

カサロンイ特許事務所(Bureバu 努.グ. 助バモバ争為点ブバ-ス為モモe, Pバr至モ)からの情報

佐藤・前掲注1 論文1平7頁参照

カ サ ロ ン イ 事 務 所 か ら の 情 報 に よ れ 、 こ の よ う な 訴 の 例 と し 、 1拡拡7 年 5 月 平7 日 の 破 毀 院 判 決 あ る (助為ur de 助バモモバ典至為点, cプ. c為mm., 平7 mバ至 1拡拡7 ; Leブ至フrバ点ce)

10

本章で紹介する意匠法の判例の とん すべ に、このような抗弁 見られる また、努. 助為プe点, Le 点為uュeバu dr為至典 deモ deモモ至点モ e典 m為dè争eモ, 点

7拡0に、意匠権侵害訴訟に対する 最良の防御手段 、古くから、当該意匠の無効を主張するこ

とである と述べられ いる

11

カサロンイ事務所からの情報