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クイックチュートリアル‐ビジュアル・セレクタ

ドキュメント内 R10Quickstart_jpCS_pdf.indd (ページ 175-178)

次に、ビジュアル・セレクタを見てみましょう。これは、あなたのキャラクタのコントローラオブジェクトを選択する際に、

時間を節約することができるようにデザインされました。例えば、完全にキャラクタのリギングが終わって、アニメートの 準備ができた状態だとします。オブジェクトマネージャの一番上に、手と足のターゲットがあります。そして階層の深いと ころで入れ子状に収まっているのがモーフタグ、ポールベクター、お尻と頭部のジョイント、目のターゲットなどです。様々 なコントロールを見つける作業は、アニメートの作業をかなり遅らせる原因となります。キャラクタのアニメーターとしては、

極めて重要な作業に対して集中したいでしょう。そして、必要なツールをやみくもに探し回ることなく、次の作業ステップ に進めるようにしたいでしょう。

そういった場合に、このビジュアル・セレクタが役に立ちます。ビジュアル・セレクタを使えば、各種コントローラを探す 作業はたった 1 回で済みます : それは、あなたのビジュアル・セレクタのインターフェイスを作成するときの 1 回だけです。

新規シーンを開いて ( ファイル / 新規 )、立方体を 1 つ追加してください ( オブジェクト / プリミティブ / 立方体 )。原則として、

選択するオブジェクトは何でも構いません。なぜなら、ビジュアル・セレクタタグはどのオブジェクトにも割り当てることが できるからです。オブジェクトマネージャにおいて、立方体の上で右クリックをしてください。そして「キャラクタタグ / ビジュ アル・セレクタ」を選択することによって、ビジュアル・エフェクタタグを立方体に追加してください。このビジュアル・セ レクタのインターフェイスは自動的に開きます。このインターフェイスにおいて、典型的なキャラクタのセットアップポーズを とっている、CINEMA 4D のキャラクタ Otto( オットー ) を見ることができます。彼の手と足は拡大されています。

これ以降の文章では、“ビジュアル・セレクタ (Visual Selector)” の略語として “VS” が使われています。

VS の目的は、キャラクタのアニメートに必要な「個々のコントローラ」を、この画像上でその該当する部分に配置すること です。例えば、右手のコントローラは、この画像の右手の上に配置します。

特に、オブジェクトマネージャから、この VS のインターフェイスの画像上に、各コントローラを「ドラッグ & ドロップ」す ることができます。事実上、あらゆるタイプのオブジェクトを、VS にドラッグすることが可能です。視覚的な描写は、その ままにしておくこともできますし、あるいは異なるアイコンや色をオブジェクトに割り当てることも可能です。

では、立方体と球体 ( メインメニュー / オブジェクト/ プリミティブ/ 立方体と球体 )、そしてヌルオブジェクト ( メインメニュー / オブジェクト/ ヌルオブジェクト) をそれぞれ1つずつ作成してください。そしてこれらを1つずつ、「オブジェクトマネージャ」

から「VS インターフェイス」にドラッグしてください。

すると、オブジェクトの各アイコンが「レイヤ」として、Otto の画像の上に現れます。各アイコンを Otto の画像上でドラッ グして、ご希望の場所に各アイコンを配置してください。そして、どれか 1 つのアイコンの上にマウスポインタを動かして、

そこでクリックして、そしてマウスの右ボタンを押さえた状態にしてください。次にあなたには 2 つの可能性があります。右 矢印または左矢印のカーソルキーを押してアイコンを変更するか、あるいは上矢印のカーソルキーを押してウィンドウを開 き、そのウィンドウに含まれている使用可能な全てのアイコンの中から使いたいものを選択することができます。また、ウィ ンドウ左部分のカラーフィールド ( 現在は白色 ) を使って、アイコンの色を変更することができます。

167 CINEMA 4D R10 クイックスタート ‒ MOCCA

VS のメインのインターフェイスの上部分には、タグタブがあります。VS の各種設定にアクセスするには、このタブをクリッ クしてください。このタブにおいて、VS に名前をつけたり、背景画像をあなたのオリジナル画像と差し替えたり、アスペク ト比や VS のサイズを変更することが可能です。このタグタブには、“ホットスポット”ページがあります。このページを開くと、

あなたがすでに作成したホットスポットの各設定にアクセスすることができます。

このページにおいて、ホットスポットへのリンクを変更したり、「ホットスポットの名前 ( これは、VS のメイン画像ウィンドウ 内にある “ホットスポット” の横に表示されます )」を入力することができます。さらに興味深いのが、アクション機能です。

これによって、ホットスポットに機能を割り当てることができます ( このアクション機能もまた、あなたの時間を節約するた めにデザインされたものの 1 つです )。

例えばあなたの作成したホットスポットが「頭部のジョイント」にリンクされているとします。そして、これに対して回転を 許可しなければなりませんが、移動およびスケールは許可できないとします。では、このホットスポットに回転機能を割り 当ててください。すると、直前にどのツールが選択されていたとしてもそれに関係なく、毎回このホットスポットを選択する ときには「回転ツール」が自動的にアクティブな状態になります。

以上で、VS を使用するための基本的な原則をご理解いただけたことでしょう。通常の場合は、ホットスポットとして使用 するものは、このクイックチュートリアルで使われた「立方体や球体」ではなく、「あなたのキャラクタのコントローラやモー フタグ」等々が使われます。次に挙げる画像にあるのは、典型的な VS のセットアップ例です。

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