地域の一員としての肝Co活動:各地の課題解決を視野においた活動事例
統括肝Coとして地域のコーディネーターを
任肝疾患Coが認定され県内7医療圏すべてに配置することが 出来ました。特任肝疾患Coの職種の内訳は、看護師19名、薬剤 師5名、医療事務2名、栄養士1名と多職種で構成されています。
総括Coと肝臓専門医の連携
総括Coは拠点病院内では肝臓専門医と連携して、患者さんか らの肝疾患に関する相談への対応や、電子カルテでの抽出機能 を利用して肝炎ウイルス検査が陽性である患者さんを確認して、
各診療科の担当医に肝臓専門医へ紹介してもらう働きかけを始 めています。また、市民公開講座や医療従事者研修会、肝臓病教 室などでは、参加者のニーズに応える企画の運営等、肝臓専門医 と連携して拠点病院における事業推進に関わっています。
総括Coと地域で活動する肝Coの連携
総括Coと特任Coが一緒になって活動内容を検討し、以下の 5点の重点項目を挙げ活動を開始しました。
(1) 自施設のチームビルディング
(2) 患者指導の充実と肝Coの育成
(3) 肝炎ウイルス検査受検の啓発活動
(4) 県内の医療従事者への教育
(5) 特任Coからの役割の情報発信
2019年10月現在で、県内7医療圏の中核医療機関のほとん どに特任Coを配置して、総括Coと特任Coは定期的に連絡協 議会で重点項目の進捗状況や活動内容の報告、相談などを行っ て連携を図っています。また今年度から、肝疾患専門医療機関
地域の一員としての肝Co活動:各地の課題解決を視野においた活動事例
以外のかかりつけ医療機関に勤務する肝Coや地域の保健セン ターを対象に、「肝疾患に関する相談事業」として研修会の開催 や、患者さんへの対応等の肝疾患に関する相談を受け付ける事 業を開始しています。今後はさらに、特任Coを中心に医療機関 以外で勤務する肝Coとの連携も不可欠だと考えています。
今後の目標
肝炎対策の推進には、拠点病院と自治体、各医療機関の連携 が必要です。H県内の肝Coは多職種で構成されていて、それぞ れが専門領域の知識が豊富で、コミュニケーション能力とモチ ベーションが高い人材が多いと感じています。総括Coの今後の 目標は、県内のそれぞれの肝Coが連携し、自分の職種の強みを 活かせるような活動を支援することです。
近藤 美穂 H県肝疾患コーディネーターの体制