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中国四国地方の肝炎診療連携拠点病院の 合同勉強会で肝Coはモチベーションアップ

ドキュメント内 肝炎医療コーディネーターこれだけは! (ページ 154-157)

 現在、各都道府県で肝Coが養成されています。そして、肝疾 患診療連携拠点病院の肝Coは、地域の肝Coの中心的存在とし て拠点病院の肝臓専門医と密に連携して肝疾患の啓発を推進す る役割を担っています。各都道府県の拠点病院ではどのような 職種の肝Coがどのような業務をしているのかは参考になりま すし、連携を取ることでより効率的な活動に繋がるチャンスがあ るかもしれませんよね。

 中国四国地方の肝疾患診療連携拠点病院の肝Co合同勉強会 は、隣の県の肝Coと顔が分かる関係になり、どんな人がどのよ うな活動をしているのか知りたいということから、中国四国地 方の肝疾患診療連携拠点病院全11施設に声をかけ、各施設の肝 Coみんなが集まって、情報を共有する会を作ってみようという ことから始まって、今や毎年の恒例の行事となりました。

 初めて開催した2017年は、合同勉強会開催の主旨を各拠点病 院の肝Coに伝えることだけではなく、合同勉強会に参加できる ように職場の上司などに了承してもらうことなど大変なことだ らけでした。医師は学会や研究会などで組織の外に集まり、情 報発信する機会は日常茶飯事とも言えますが、メディカルスタッ フにおいては、それが日常とは言えず、そもそも拠点病院の肝 Coが集まることなど、その機会の必要性や有用性を理解しても らうことに困難さがありました。実際の合同勉強会には中国四 国地方の肝疾患診療連携拠点病院全11施設から20人以上が参

地域の一員としての肝Co活動:各地の課題解決を視野においた活動事例

加しました。医師や看護師が多く、薬剤師、ソーシャルワーカー、

事務職の方にも参加していただくことが できました。初めて開 催した2017年はお互いを知らない者同士でそれぞれ の挨拶か ら始まり、各施設の肝炎に係る業務の状況や課題を紹介しまし た。参加者の感想として「中四国という規模で集まれたのがよ かった。」、「拠点病院としての肝炎医療の あり方について学べ た。」ということ か ら「他の職種の人とも交流が できてよかっ た。」というものもありました。2018年はグループ ワークで肝 Coの活動について話し合い、参加者からは「問題を共有するこ とで、一人で悩んでいたことを共感してくれる仲間を見つけられ た。」、「気軽に相談できる仲間が できて、心強く思った。」とか、

「問題解決の方策が得られるかもしれない。」との意見がありま した。合同勉強会の討議を基に、「肝Coの活動のノウハウを共 有するため、共同で肝Coの活動の教本を作成してはどうか」と の意見もありました。また、「中国四国地方の全拠点病院で「世 界肝炎デー」に合わせて統一した活動をしたい」との意見が多く あり、共通の肝炎啓発チラシを作成しました。「世界肝炎デー」

のイベントは各施設によって規模が様々で、毎年街頭で肝炎イベ ントを開催している施設もあれば、院内で何か肝炎啓発イベント を出来たら良いと思っている施設もあり、共通で使えるチラシ を作成することになりました。中国四国地方の拠点病院の合同 企画なのでチラシを配らないといけないからと提案することで、

院内での肝炎啓発イベントが開催できた施設もあったようです。

人の輪を広げることで自然と活動も広がるので、会って話をす る機会を設けたのが良かったと思います。

 最近は日本肝臓学会でも肝疾患の啓発活動についてのセッ ションが設けられるようになり、各拠点病院の肝Coが発表会場 で意見交換する機会も出来ましたが、顔見知りになっている者 同士、お互いの発表を聞いて学び、そして質問していますが、同 じ目標をもった「仲間」ですから、和気あいあいとした雰囲気が 生まれています。

 肝Coが集まって勉強会をすると、それぞれのスキルアップが できて、モチベーションがあがりますよ!

池田 房雄

地域の一員としての肝Co活動:各地の課題解決を視野においた活動事例

統括肝Coとして地域のコーディネーターを

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