するのは構いませんが、特に吸収力が高い若手の時期は、たくさ んのロールモデルから自分に合った型を見出すことは大切です。
メンバーのモチベーションを維持するためにも学びの自主性を 尊重していきたいものです。
3. 孤立させない
まじめなメンバーは業務の課題を一人で解決しようとして袋小 路に入り悩んでいくことがあります。その結果として、先が見え なくなったときに孤立感を感じます。経験が多いリーダーからす ると「あれ?こんなことで悩むのか?」とびっくりするようなこと もあります。そんな際には「そんな簡単なことで悩むなよ!」と リーダーの価値観や評価を押し付けるのではなく、簡単なことで も悩む未熟さを認めてそっと支えてあげましょう。
4. えこひいきしない
ある特定のメンバーを極端に可愛がりすぎたり、逆に極端に 叱責したりすると、メンバーは鋭敏にその差別感を感じ取るもの です。自分が他人と比べて公正に評価されていないと感じると、
メンバー間でギスギスした雰囲気が急速に増殖されていきます。
一旦、固まったチームの悪い雰囲気を氷解するのは一苦労で、え こひいきされすぎたメンバーは居心地が悪くなるか、のけ者にさ れた他のメンバーが寂しさを感じていきます。いずれにせよチー ム内はギクシャクし始め簡単なコミュニケーションも取りにくく なります。
メンバーを活かしてチーム力を向上しようとする際に、コミュ ニケーション、傾聴、ファシリテーション、コーチング、モチベー ションなどのマネジメント技術に関して、あれもこれもと、全て
完璧に身に着けなければならないと“足し算”で考えるリーダー は少なくありません。しかし、実は、これだけはしてはいけないと、
“Not to do”を守る方がシンプルで分かりやすく、長続きしや すいのです。まずは、今日からできるシンプルな方法でチーム力 を上げていきましょう!
裵 英洙
[To Do]の考え方 リーダーたるもの「べき」論で
身につけることがあるはず!
① ○○しなきゃ
② ○○すべき
③ あれもこれも…
④ 全部したほうが…
[Not To Do]の考え方 まずはこれだけはしないよう
に注意しよう!
① 悪い見本とならない
② 押し付けない
③ 孤立させない
④ えこひいきしない リーダーが持っておきたいマネジメントの考え方