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両立支援を知ろう

ドキュメント内 肝炎医療コーディネーターこれだけは! (ページ 44-47)

平成31年3月改訂版

企業・医療機関連携マニュアル

平成 31 年 3 月印刷

事業場における治療と仕事の 両立支援のためのガイドライン(参考資料)

平成31年3月改訂版

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事 業 場 に お け る治 療仕 事 両立支援のためのガイドライン

 事業場だけでなく、社会全体もダイバーシティマネジメントの 一環として病気、介護、育児など「働きにくさ」を持った労働者が 就業継続できるように支援すること、すなわち「両立支援」の重 要性を認識しつつあります。様々な経験を持った労働者が存在 することで、新しいビジネスへの気づき、人材確保、働きやすい 労働環境など、さまざまな効果があるとされています。

 医療機関では、がん診療連携拠点病院の相談支援センターに おいて、自院のがん患者のみならず他院に受診中であるがん患 者からも両立に関する相談を受けることが義務化されています。

また、がん患者が職場復帰をする際に主治医の意見書を発行し、

事業場の産業医と連携をとった場合、診療報酬を算定すること ができるようになりました。疾患が「がん」のみであること、事 業場に産業医がいることが必須であることなど、いくつかの問 題点が存在しますが保険収載されたこと自体が、とても価値が 高いことです。令和元年10月に中央社会保険医療協議会で算定 要件の緩和等について議論が始まっていて、今後の動向が注目 されています。

事 業 場に お け る治 療と仕事 の 両立支援のためのガイドライン

企業・医療機関連携マニュアル

 身体疾患の両立支援は診断や治療が職場の中で行われ ない ために、適切な支援を受けながら就業継続するためには、事業 場と医療機関が円滑な連携を行うことが必須です。大企業の産 業医・産業看護職などはこのような役割を以前より果たしてき ましたが、労働者の多くは中小・零細企業に所属しています。そ こで、事業者と医療機関を結ぶ「両立支援コーディネーター」の 研修がスタートしています。令和元年10月時点ですでに研修受 講者が2000人を超えおり、とくに、医療機関においては、相談 支援センター職員のスキルアップや、診療報酬の加算要件になっ ていることを背景として今でも多くの受講希望者が待機してい る状況です。両立支援コーディネーター研修は医師や看護師な ど特別な資格がなくてもどなたでも受講可能です。治療中の患 者さんはほんの些細なことにひとりで悩んでいるケースも多く 存在します。多くの方が両立支援について一定の知識と関心を 持つ社会になればどれだけ多くの方が社会参加できるでしょう か。いざ、事例が出てから学ぼうとしてもなかなか簡単にはいき ません。事前に準備しておきいざという時に備えることが肝要 です。ぜひ、肝Coの方々も両立支援コーディネーター研修を受 講してみてください。それは、ひとりの「患者=労働者」を救うの みならず、多くの働くことに困難を持っている労働者が社会参加 できる「一億総活躍の社会」に貢献することにもつながることと 思います。

立石 清一郎 榎田 奈保子

ドキュメント内 肝炎医療コーディネーターこれだけは! (ページ 44-47)

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