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結界系スペル

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第 7 章 神術・陰陽術 73

7.2 神術・陰陽術スペルリスト

7.2.1 結界系スペル

■禁域結界 (きんいきけっかい)

  目標値:表参照 消費霊力:表参照 効果範囲:30m/表参照 持続時間:(Lv×2)時間

[封印結界]の逆にあたり、指定された存在が入れない領域を作る。

• 結界を張るとき、物体/個体/種族を指定する。「全ての存在」「光だけ通す」のような指定も可能。あ まりに細かすぎる指定はできない。GMが判断すること。

• 指定された存在は範囲内へ外から入る時に精神抵抗を行い、失敗すれば結界が効果を失うまで中へ入る ことができない。物体は精神抵抗を行わないが、何者かが持って中へ入る場合、所持している者が抵抗 を行う。失敗した場合はそこで移動を止めるか、手放すかを選択できる。能力によって手を触れずに動 かしている場合は、動かすために用いている能力と達成値を比較する。

• 全体作用する。結界を張った時点で一部が入っていた物体は、一度完全に出てしまわない限りそのまま 侵入できる。

• 範囲外から範囲内への、指定された物体を用いた全ての攻撃は、[禁域結界]の達成値を越えない限り成 功できない。「弾幕」は別に扱う。

• 範囲外からの、指定された物体を用いた「弾幕」の効果によるダイスプール減少及びダメージは、「[禁 域結界]の達成値の十の位」だけ小さくなる。

• 範囲外から範囲内への、指定された存在の近接攻撃は、結界内への侵入が不可能な状況では行えない。

• 結界を広げる場合、広がった結界の中に入ってしまう位置にいる指定された存在は、結界を越えるとき と同様に精神抵抗を行う。失敗した場合、拡大する結界に「押され」て移動してしまう。抵抗に成功す ればその場に留まることができ、結界の内部に侵入できる。物体を移動させる場合は、知性+神術・陰 陽術レベルを用いた重量ルールを適用する。({知性}+[神術・陰陽術]Lv)×10kgまでの物体を持ち 上げることができる。地面に引きずって動かすなら({知性}+[神術・陰陽術]Lv)×15kgとなる。

• 結界による数値的な効果は重複せず、常に最大のものを適用することに注意。

■禁則結界 (きんそくけっかい)

  目標値:表参照 消費霊力:表参照 効果範囲:30m/表参照 持続時間:(Lv×2)時間 範囲内での特定の自然現象を無効にする。また、能力によって発生する現象を阻害する。

• 結界を張るとき、対応する自然現象を指定する。火、音、重力、水、風、光、闇、雷から選択できる。

火:内部では火が消え、温度も「火がないときの周囲の気温」と同程度になる。範囲内に侵入し た火も、自然のものであればすぐに消える。

音:範囲内では音が発生しない。また、範囲内では外部の音が聞こえない。範囲外から範囲外へ

は、音は結界を素通りする。結界の存在は音の伝播に影響しない。内部では発声が条件となる能 力の使用は不可能になる。

重力:範囲内を無重力にする。

水:範囲内では、生体や妖怪内に存在しない水は全て一時的に消滅する。大気中であれば、空気 で満たされるとして扱う。水に対する[禁域結界]の場合、水は「範囲内では、見えず、触れるこ ともできないが存在している」と見なす。例えば水槽の底で水を消した場合も、水は「存在して いる」と見なし、周囲の水が新たに流れ込んできて消えていく、ということはない。河の途中で 水を消した場合、上流と下流では水が通常通り流れている。

風:結界内は完全な無風になる。結界外の風は、結界の影響を受けない。結界外の風の状態を考 えるときも、結界は風に対する障害物と見なさない。

光:結界内では光を感知できず、暗闇に包まれたのと同じ状態になる。結界内の光源は消え、外 部からも見えなくなる。外部から外部へは、光は結界を素通りする。このため、外部から見ると 内部は透明になったのと同じ状況になる。

闇:結界内は昼間の日陰程度の明るさになる。光源を作り出しているわけではなく、外部から見 ても光が見えることはない。

雷:結界内では(生体以外の)電流が止まる。雷が落ちることはなく、電子機器などは停止する。

• 部分作用する。大きな炎の一部だけを切り取るように消す、等は可能。

• 範囲外からの、指定された現象を用いた「弾幕」の効果によるダイスプール減少及びダメージは、「[禁 則結界]の達成値の十の位」だけ小さくなる。何らかの能力で生成されている場合は、[禁則結界]の達 成値が能力の達成値を上回っていれば、全て解除する。これは[禁則結界]が張られた瞬間と、[禁則結 界]の内部に該当する存在が侵入する毎に判定する。達成値が不明なものがある場合は、術者の判定値 を用いて振り直して決定して良い。

• 対応した存在を生成するような能力を範囲内で使用する場合、あるいは範囲内の者を対象として使用す る場合、全て発動判定に「([禁則結界]の達成値×2)の十の位」だけペナルティーを受ける。能力を用 いた「ショット」「ホーミング」も同じように扱う。「弾幕」は下記の通り別扱いする。

• 範囲内からの、あるいは範囲内への「弾幕」の効果によるダイスプール減少及びダメージは、「[禁則結 界]の達成値の十の位」だけ小さくなる。

• 結界による数値的な効果は重複せず、常に最大のものを適用することに注意。

■識閾結界 (しきいきけっかい)

  目標値:表参照 消費霊力:表参照 効果範囲:30m/表参照* 持続時間:(Lv×5)時間 離れた場所からでも術者が知覚可能な領域を作る。

• [識閾結界]の範囲内であれば、全ての場所を視覚・聴覚・嗅覚(効果時間中、全て任意に有効・無効 を選択可)で同時に知覚できる。暗闇の影響を受けない。これは術者が結界から離れていても自由に行 える。

• [識閾結界]内で働いている能力や発動された能力は、達成値が[識閾結界]の達成値を越えない限り、

全て感知できる。当然、はっきりとわかる効果がある場合は全く問題なく認識できる。

• [識閾結界]内に侵入してきた存在がある場合、意識的に見ていない状況でもすぐに感知できる。眠っ ている場合でも、目が覚める。

• [識閾結界]の効果範囲は表の2倍の大きさを持つ。

• [識閾結界]は「結界のどこか一点まで術者から50mの位置」に張ることができる。

• [識閾結界]の持続時間は「使用者の[神術・陰陽術]Lv×5」時間とする。維持に関しては通常と 同じ。

• [識閾結界]は通常の{感覚}+〈感知/幻想〉判定では感知できない。

[照妖][識閾結界][ディテクション]等をかけられた場合、達成値を比較し、これらのスペルの達成 値が上回れば感知される。[アナライズ]を使用された場合、[アナライズ]の達成値が上回れば、結界 の存在を感知されるのに加え、[識閾結界]が使用されていることが露呈する。

千幻抄 〜幻想郷

TRPG〜ver1.20

• 効果の通り、全体作用・部分作用の区別は必要ない。

■転移結界 (てんいけっかい)

  目標値:表参照 消費霊力:表参照 効果範囲:30m/表参照 持続時間:(Lv×5)時間 空間をつなぎ、瞬間転移を可能にする。

• 結界を2つ張った場合、片方の結界から片方の結界へテレポートできる。術者はいずれかの結界まで 30mの位置にいて、10分の準備を行った後、「テレポートを発動する」行動を取らなければならない。

結界が1つだけある場合、結界内で指定した2点間を移動できる。この場合は結界さえ張ってあれば準 備は必要無く、テレポートの発動も1回の攻撃行動として行える。但し、複数の物体やキャラクターを 移動させる場合は準備が必要になる。

• 2つの結界の間を移動する場合、あるいは1つの結界内で複数の物体(一続きになっていれば1つとみ なす)を同時に転移させる場合、転移を行う前に10分の準備が必要。準備が完了した後、動かず精神 集中を続けるならば(会話程度は可能)、実際の発動は任意のタイミングで行って良い。範囲内の存在 を全てテレポートさせることができる。抵抗する場合は、スペルへの抵抗のルールに従って精神抵抗を 行える。移動先での個々の物体やキャラクターの位置関係は、結界に収まる範囲で自由に指定できる。

• 全体作用する。転移元の結界に完全に収まっていなければテレポートの対象にはできず、転移先の結界 に収まらないようなテレポートは失敗する。

• テレポートの発動は防御のタイミングでも良い。転移に成功すれば回避できたとして扱う。この場合、

そのターンの行動を消費する(既に攻撃行動を使用したターンには発動できない。例外的に、「待機」を 宣言していても発動可能とするが、この場合は「待機」の効果は失われる)。

• 「ある一瞬を狙って発動する」ことは可能。例えば高速で[転移結界]を通過したものを転移させても よい。

• 一度でもテレポート行った場合、転移元と転移先の結界はその時点で消滅する。

• [転移結界]の持続時間は「使用者の[神術・陰陽術]Lv×5」時間とする。維持に関しては通常と 同じ。

• 転移された対象は、直前の状況にかかわらず転移先の結界に対して静止した状態で出現する。

■破魔結界 (はまけっかい)

  目標値:表参照 消費霊力:表参照 効果範囲:30m/表参照 持続時間:(Lv×2)時間 範囲内で働いている能力の効果を解除し、さらに範囲内での能力を働きにくくする。

• 範囲内に影響している能力の効果全てについて、[破魔結界]の達成値が能力の達成値を上回っていれば、

全て解除する。これは[破魔結界]が張られた瞬間に一度だけ発生する。

消すことができるのは、魔法や神術・陰陽術、属性使い、妖術など「発動の手順が必要なもの」で、な おかつ達成値と持続時間を持つもののみとする。GMはシナリオの都合などで他に打ち消し可能な効果 を設定してもよい。

• 達成値が足りない場合は、[破魔結界]の達成値の1.5倍(切り上げ)とその他の効果の達成値を比べ、

前者の方が大きければ、差の分だけ後者の達成値を減らす。この場合、効果範囲などは再計算しないが、

以後の抵抗目標値に関しては減少した値を使う。消される効果の中に達成値が不明になってしまったも のがある場合は、術者の判定値を用いて再度振り直して決定してよい。

• 部分作用する。大きな生成物の一部だけを切り取るように消すことは可能。1つの個体に対して作用す る効果の場合、一部が消えた時点で完全に効果を失う。

• 範囲内に対して使用される能力の発動判定は、全て「([破魔結界]の達成値×2)の十の位」だけペナル ティーを受ける。能力を用いた「ショット」「ホーミング」も同じように扱う。「弾幕」は下記の通り別 扱いする。

• 範囲内のキャラクターに対する「弾幕」の効果によるダイスプール減少及びダメージは、「[破魔結界]の 達成値の十の位」だけ小さくなる。

ドキュメント内 i (ページ 85-88)