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経済学部

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3. 大学活動の状況

3.2  組織活動

3.2.2.3 経済学部

3.2.2.3.1 教育課程の基本構成及び現況

経済学部は,経済学科(入学定員 90 名),経営学科(入学定員 130 名),国際経済学科(入学定 員55名),経済法学科(入学定員70名),観光政策学科(入学定員30名)及び商業教員養成課程

(入学定員10名)の5学科1課程から編制されている。平成25年5月1日現在で,教員組織構成 及び学生状況(学生数/入試状況/卒業状況/就職状況等)は以下のとおりである。専任教員総数64名 のうち,教授37名(57.8%),女性教員11名(17.2%),外国人教員7名(10.9%)であり,これらの教 員の割合が高い。

3.2.2.3.1.1  教員組織構成 

経済学部の教育は,主として,経済学部と大学院東アジア研究科の社会動態講座に属する教員が 担当している。

3.2.2.3.1.2  学生状況  学生数(平成 25年5月1日)

経済学科 307名,経営学科 431名,国際経済学科 192 名,経済法学科228名,観光政策学科 97名,商業教員養成課程37名,経済学部(1年生)389名

入学志願者・入学状況(平成 25年度)

前期日程:  募集人員 221名, 志願者数 637名, 合格者数 269名,入学者数 235名 後期日程:  募集人員 56名, 志願者数 243名, 合格者数  58名, 入学者数  45名

推薦入試:  募集人員 78名, 志願者数 148名, 合格者数  78名, 入学者数  78名 帰国生徒:  募集人員 若干名, 志願者数 1名, 合格者数  1名, 入学者数    1名 私費外国人:募集人員 若干名, 志願者数  16名, 合格者数   6名, 入学者数  1名 AO入試:  募集人員 30名, 志願者数  143名,  合格者数 30名, 入学者数  30名 合 計:  募集人員 385名, 志願者数 1188名, 合格者数 442名,入学者数 389名 卒業生数(平成25年3月31日)

経済学科 85名,経営学科 146 名,国際経済学科 55 名,経済法学科 68 名,観光政策学科 38 名,商業教員養成課程5名

就職状況(平成25年3月21日)

卒業者数397名,進学者・留学者5名,就職者344名(主な就職先の内訳:卸売・小売業18.9%,

金融・保険業17.7%,公務13.1%,製造業11.9%,他)

3.2.2.3.2 教育課程の基本的方針とその概要

経済学部においては,「教育目的 」,「教員組 織 編制」,「入学者受入 方 針(アドミッション・ポリシ ー)」,「教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)」及び「学位授与方針(ディプロマ・ポリシ ー)」に係る基本的な考え方をそれぞれ次のように定めている。

3.2.2.3.2.1  教育目的 

経済学部では,教育目標を山口大学経済学部規則第 1条の2で,「本学部は,自ら問いを見いだ し,解決の方策を探求する能力及び意欲を持ち,世界及び社会に貢献し得る実践的経済人を育成す ることを目的とする。」と定めている。

また,それぞれの学科及び課程の理念・目的は次のとおりである。

経済学科

1. 経済社会の基本的な仕組を,理論・歴史・政策の三つの視点から理解することのできる人材を育成 する。

2. 特に,学生が現在ますます切実に要求されている経済と社会の総合的あり方を基礎理論と実践的 応用理論の両分野から考察でき,それに対する的確な判断力をもつことのできる人材を育成する。

3. このことを実現するために,これまでも学部として力を入れてきたゼミナールにおける指導等の少人 数教育を一層重視,充実させる。

4. そのために,経済社会の仕組,経済の諸現象について,その理論・歴史・政策の三つの分野にお ける専門的研究を活発に進める。

5. 特に本学部教育の基礎教育部分をなすミクロ経済学,マクロ経済学,政治経済学においてはその 主たる担い手となる。

6. 対外的には,経済社会の仕組,経済の諸現象について,その理論・歴史・政策の三つの分野にお ける諸問題について,地域社会の要望に応えて公開講座などの教育活動を行う。

経営学科

1. 経営・情報・会計・流通の専門家として,社会に貢献する人材を養成する。

2. 研究上で互いに切磋琢磨し,学術と社会の発展に寄与する。

3. 専門教育を地域に開放し,産・官・学の共同研究体制を図る。

国際経済学科

1. グローバル社会に貢献しうる実践的経済人を育成する。

2. 国際経済理論及び国際協力論,東アジア経済論における学際的な研究の深化を図る。

3. 世界各国・地域と山口地域に地域間交流など社会的貢献をすすめる。

経済法学科

1. 経済的基礎知識を身に付けた法学士を養成する。

2. 複雑化,多様化,国際化した経済社会に生起するさまざまな法的・政治的諸問題をグローバルに 研究する。

3. 地域社会への法的支援を図る。

観光政策学科

1. 「観光を科学する」精神で,訪れ合い・受け容れ合う「旅の時代」に求められる経済社会のあり方を 探求し,リードする逞しく,暖かい心と技をもった人材を育成する。

2. 経済学の理論を応用して観光現象を分析し,計量的手法により,検証可能で実践的な地域の観 光政策や観光産業経営における企画立案を担える専門職業人の教育を行う。

3. 自国の文化と異文化とに通じ,生きた語学力を駆使して世界の実情を幅広く見聞し,分け隔てなく 平和と友情を築いてゆくコスモポリタン(世界市民)を輩出する。

4. ホスピタリティ(もてなし)の実践とふるさとの環境・景観の保護を両立させ,持続可能な観光を創造 し,誇れる国の光,地域の光として発展させる知恵と美意識を鍛える。

商業教員養成課程

1. 商業に関する専門的知識を養い,自己学習・課題解決・新しい発想に意欲的に取り組む商業教員 を養成する。

2. また,地域の社会参加を通して,社会的倫理観,責任感,公共心及び正義感を育成する。

3.2.2.3.2.2  教員組織編制 

経済学部は,経済学科,経営学科,国際経済学科,経済法学科,観光政策学科及び商業教員養 成課程の理念・目的に沿った教育体制を構築するための教員組織となっている。学部長のリーダーシ ップを支援するため,副学部長,評議員及び事務長で構成する4役会議を設置している。主要な委員 会として,学生委員会,入試委員会,教務委員会,東研・図書委員会,研究科運営委員会を置き,本 委員会委員長と 4 役に学科世話人で構成される企画運営委員会を毎月第2 水曜日に定例開催し,

将来計画,人事,予算その他企画に関する事項を協議している。

3.2.2.3.2.3  入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)   

経済学部の求める学生像は次のとおりである。

1. 真に人間的な平和・幸福・豊かさを探求し,公正・公平を追求する心を持った人

2. 国や地域を越えた多くの人々との出会いを大切にし,地域社会や国際社会に貢献したいと思って いる人

3. 経済学・経営学・法学を学ぶ上で必要となる幅広い基礎学力を持っている人

4. 経済社会における諸問題に関心を持ち,「地歴・公民」,「政治・経済」,「商業」分野で優れた能力 を発揮できる人

5. 入学目的を明確に持ち,自ら問いを見いだし,自分の頭で柔軟かつ論理的に考え,他人の意見を 尊重しつつ,率直に議論・対話のできるリーダーシップにあふれた個性的な人

6. 総合的な視野で現代社会の諸問題を考察し,高度専門職業人等を目指す人

3.2.2.3.2.4  教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー) 

経済学部の専門科目は,授業科目毎に「基盤」,「総論」,「各論 1」及び「各論 2」の「科目類型」を 特定し,「学系列」毎にカリキュラムを編成して,学科毎に履修要件を設けることにより,学生が体系的 に学問分野に応じた授業科目を修得できるように教育課程を編成している。 

経済学部の教育課程の特徴は,少人数によるゼミナール教育であり,1 年次に「基礎セミナー」,2 年次に「演習1」,3年次に「演習2」,4年次に「卒論演習」を配当し,各学科では,それぞれの学問分 野に必要な講義科目を提供している。 

経済学部では,5 学科 1 課程を一括入試し,学生は 2 年次から各学科に所属して,それぞれの学 科の専門科目を履修する。このため,2 年次からの専門教育に備えて,1 年次に基盤科目として,ミク ロ経済学Ⅰ(4 単位:前期),ミクロ経済学Ⅱ(2単位:前期),簿記Ⅰ(2単位:前期),法学Ⅰ(2単位:

前期),法学Ⅱ(2単位:後期)を必修とし,経済学及び法学の基礎を学ばせている。 

平成 25 年度からの共通教育科目の見直しに合わせ,グローバル化への対応のため,英語に加え 専門基礎科目として,中国語又はハングルを必修とした。また,学生の就職活動が3年の12月から始 まり,従来に比して就職活動に要する期間が長期化している。このため,専門科目に対する学習時間 を充分に確保する観点から,専門科目の総論科目を1年次後期から履修できるよう見直した。

〈資料3-2-2-3-2-4経済学部経済学科カリキュラム・フローチャート(他学科については,別添参照)〉

3.2.2.3.2.5  学位授与方針(グラデュエーション・ポリシー) 

経済学部では,学生の到達目標を以下のようにグラデュエーション・ポリシーとして定め,Web ペー ジで公開している。

A. 基盤となる諸知識を修得し,自ら問いを見出す能力を身につけている。

B. 情報を収集したり情報を活用したりする技能を身につけている。

C. 解決の方策を探求したり,あるいは自ら進むべき道を模索したりすることのできる能力を身につけて いる。

D. 探求や模索の結果得られた知見や考えを,広く人に伝え生かす能力を身につけている。

E. 社会や世界に貢献するための基盤となる,日本語で表現する能力あるいは英語等によるコミュニケ ーション能力を身につけている。

3.2.2.3.2.6  教育の国際化 

[絆プロジェクト] 

諸外国には,東日本大震災の被災地の現状が適切に伝わっていない。そのため,南アジア地域協 力連合諸国(アフガニスタン,バングラデシュ,インド,ネパール,モルディブ,パキスタン,スリランカ)か ら8名の学生を日本に招へい(平成24年10月11日〜平成25年3月4日)し,被災地訪問,復興支援の ボランティア活動,同地域の学生や住民との交流を通じて,今回の大災害の全容と日本再生・被災地 復興の過程について学び,日本再生に関する理解増進を図ることを目的として本事業を実施した。被 災地視察後には「我が国の環境・防災」「エネルギーと原子力行政」「放射能汚染の人体への影響」な ど,震災と直接関わるテーマについての講義を行った。また,我が国の近代化の歴史と山口県との関 わり,社会・経済発展の経験,政治,経済,社会,行政システム,地方自治と財政,公共政策と法体系,

産業政策,工業化,企業環境,農業政策,外交と国際関係,国際協力,医療と社会保障,教育システ ム等のテーマを設定し,研修を実施した。さらに,留学生らは日本語基礎コースも受講した。このプロジ ェクトを通じて,今後,研究科横断型の英語によるコースに発展させる可能性も高まってきた。 

[学生及び教職員の海外派遣]

学生が海外での教育・研究に参加できる機会として,「交換留学」「海外語学研修」「プロジェクト演 習Ⅱ」等の制度を設け,また,ゼミナール活動の一環として海外視察を行っている。 

さらに,教員の研究を主体としたもの,職員のSD研修や留学フェアの参加など,国際化に対応する ため,経済学部として教職員の海外派遣を積極的に進め,平成22年度:49件,平成23年度:60件,

平成 24年度:48件,平成25年度:36件(平成 26年1月29日現在)となっている。これらの活動に 対して,経済学部学術振興基金及び教育・研究活性化経費(学部長裁量経費)による支援を行って いる。 

「交換留学」は,学生の海外留学のニーズに応えるもので,学術交流協定を締結している大学に 1 年以内の期間で留学し,留学先で履修した授業科目を本学の卒業要件として単位認定している。留 学実績の多い提携大学として,オクラホマ大学(米国),セントラルフロリダ大学(米国),リジャイナ大学 (カナダ),山東大学(中国),遼寧大学(中国),仁荷大学(韓国),韓国外国語大学(韓国)等がある。 

「海外語学研修」は,夏休み等の期間に 4 週間程度,海外の提携大学での研修プログラムに参加 し,言語コミュニケーション能力の向上とともに,文化交流や異文化理解を深めることを目的としており,

出発前の事前研修を含め,修了時に4単位を認定している。 

「プロジェクト演習Ⅱ」は,観光政策学科の学生を対象としたもので,海外での研修旅行中に受講者 各自の計画による調査を実施することで,「観光」を広く深く学ぶことを目的としている。平成 24年度は 香港城市大学での特別講義や香港観光局訪問を含む研修旅行を実施した。なお,平成24年度の実 績では,ゼミナール活動による短期海外研修等組織的に集計していないものを除き,交換留学 3 名,

私費留学5名,海外語学研修29名が海外に留学している。

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