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教育学研究科

ドキュメント内 16 Web ICT Web (ページ 137-142)

3. 大学活動の状況

3.2  組織活動

3.2.2.10 教育学研究科

3.2.2.9.5.2  創造的活動の実績  1. 異文化交流研究

異文化交流研究は,平成9年に学部内組織として創設された異文化交流研究施設を基盤とする。

異文化交流の実施と異文化の研究という二つの目的を掲げ,交流部門と研究部門の二部門から成る。

交流部門では定期的に学外から講師を招いた講演会を開催し,研究部門では異文化間交流の実 施・奨励,調査研究をサポートし,学術雑誌「異文化研究」,広報紙「異文化交流研究施設ニューズレ ター」を毎年公刊している。

2. 東アジア研究

東アジア研究も人文学部の特色に数えることができる。人文学部所属の教員の一部は,東アジア研 究科に併任され,博士課程での教育にも寄与している。日本のみならず,中国・台湾において修了生 が活躍していることは,特筆に値する。研究の一例として,「比較史観点からみた日本と東アジア諸国 における都城制と都城に関する総括的研究」等が行われている。

3. やまぐち学

やまぐち学は人文学部が推進し,学部横断的に遂行している重点研究であり,山口県域の歴史的・

文化的な固有性と普遍性を学問的に解明することを理念・目的とする。平成 16 年からは「やまぐち学 構築プロジェクト」,平成 21 年からは「やまぐち学推進プロジェクト」として研究推進体に認定されてい る。機関誌『やまぐち学の構築』の公刊,「やまぐち学シンポジウム」の開催により,地域に研究の公開,

還元を行っている。

4. 現代的課題解決型研究

現代社会が抱える諸課題の解決に向けた研究として,人文学部社会学講座に所属する教員を中 心とし,学部横断的に遂行している研究として「東日本大震災における避難者のリスク意識と社会的ネ ットワークに関する比較研究」を挙げることができる。平成24年から研究推進体に認定され,シンポジウ ム「東日本大震災3年目の課題 山口で考える広域避難と被災者支援のあり方 」を開催した。

3.2.2.9.5.3  創造的活動の点検・改善 

平成 21 年度から創造的活動に係る点検・改善等の事項を実施するために研究部を置き,その管 轄下に研究推進室を設置している。研究推進室では,教員が行う個人研究及び共同研究の質の向 上を図るため,外部資金獲得支援,学部推進の重点研究支援,若手教員の研究支援,博士の学位 取得希望者への支援,在外研修・内地留学希望者への支援等を行っている。

3.2.2.10.1.1  教員組織構成 

  教育学研究科の教育は,主として教育学部に所属する教員が担当している。

3.2.2.10.1.2  学生状況  学生数

学校教育専攻28名,教科教育専攻62名

入学志願者・入学状況(平成 25年度4月期入学者)

専攻別

募集人員 志願者数 合格者数 入学者数

学校教育専攻 13 16 16 14

教科教育専攻 28 39 37 35

合      計 41 55 53 49

入試区分別

募集人員 志願者数 合格者数 入学者数

一般入試 41 41 40 36

外国人留学生入試 若干名 14 13 13

合      計 41+若干名 55 53 49

修了生数(平成25年3月31日)

学校教育専攻12名,教科教育学専攻26名,合計38名 就職状況

修了生38名,進学者・留学者3名,就職者29名(内訳:教育・学習支援業62.1%,公務13.8%,

情報通信業・運輸業・郵便業13.8%,製造業3.4%,その他 6.9%)

3.2.2.10.2 教育課程の基本方針とその概要

教育学研究科においては,「教育目的」,「教員組織編制」,「入学者受入方針(アドミッション・ポリ シー)」,「教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)」及び「学位授与方針(ディプロマ・ポリシ ー)」に係る基本的な考え方をそれぞれ次のように定めている。

3.2.2.10.2.1  教育目的 

教育学研究科では,教育研究上の目的を山口大学大学院教育学研究科規則第 1 条の 2 で次の ように定めている。

(1)学校及び地域における教育課題に応じて,高い資質を有する学校教員及び地域社会の教育文 化に貢献できる人材を育成する。

(2)学校及び地域社会研究拠点として,関連諸科学と連携した統合的な教育文化の発展に貢献する。

(3)学術・教育・文化の交流拠点として,教育資源を広く地域に向けて開放し,地域社会の発展に寄 与する。

3.2.2.10.2.2  教員組織編制 

教育学研究科においては,研究科に関する事項を掌理する研究科長を置くと同時に,学位論文の 審査,試験及び学事管理その他研究科の運営に関する重要事項を審議するため,研究科委員会を 置いている。さらに,学生の研究及び論文指導のために指導大学教員(指導教員)を置いている。教 育学研究科委員会において,次の事項を審議,決定している。

(1)大学教職員の人事に関すること。

(2)学生の入学,転入学,再入学,休学,復学,退学,転学及び留学に関すること。

(3)教育課程に関すること。

(4)課程修了の認定に関すること。

(5)学位に関すること。

(6)学生の除籍および賞罰に関すること。

(7)試験に関すること。

(8)学生の厚生指導に関すること。

(9)その他教育学研究科に関する重要事項

3.2.2.10.2.3  入学者受入方針(アドミッション・ポリシー) 

教育学研究科の求める学生像は次のとおりである。

  「教育に関する社会的要請に応えるためには,学校教育現場,家庭,地域社会などとの緊密な連 携のもとで,教育問題に関する幅広い情報を的確に受け止めなくてはなりません。

そして,複雑な要因で構成される諸問題を多面的に分析・考察し,抽出された知見を学位(修 士)論文にまとめ,実践の場に応用・展開させていくという総合的な力が求められます。地道な根 気を必要とする研究の道程をいとわず,自己研鑽への意欲をもつ人材を本研究科は求めていま す。」

3.2.2.10.2.4  教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー) 

学部教育の改革方向との接続を図る中で,教育学研究科の理念・目的は以下のように設定されて いる。

1. 教員並びに広義の教育者の養成拠点として地域社会の教育機能充実に寄与する。

2. 教育文化の研究拠点として諸科学の連携と発展に貢献する。

3. 学術・教育・文化の交流拠点として教育資源を地域の人々に積極的に開放する。

この指針のもとに追求すべき教育目的において,教育課程の編成及び実施方針に関する基本的な 考え方は「『人間』と『教育』への理解を深め,課題解決能力をもった教員並びに広義の教育者の養成 を促進する」と示されている。さらに,この目的を達成するために次のような具体的な目標が定められて いる。

・学校現場との連携のもとに,地域に根ざした教員の養成と研修に資するカリキュラムの点検と開発を 促進する。

・実体験や臨床経験を重視し,教育に関する理論を構築するとともに,実践的能力を育成する。

・現代教育の諸課題に積極的に取り組む能力・資質を形成する適切な教育課程を編成する。

上記に基づき,カリキュラム・マップが専攻ごとに設けられている。

3.2.2.10.2.5  学位授与方針(グラデュエーション・ポリシー) 

  教育学研究科では,学生の到達目標を以下のようにグラデュエーション・ポリシーとして定め,Webペ ージで公開している。

1. わが国の教育および学校教育の諸問題について,現代の研究動向を踏まえ,総合的に検討する ことができる。

2. 教育および教育支援に関する実践活動を通じて高度な実践手法を体得し,現場での実践に応用 できる。

3. 教育および関連する諸問題に関する課題研究を遂行し,その成果を口頭発表および論文として表 現できる。

また専攻,専修ごとのグラデュエーション・ポリシーを定め,公開している。

3.2.2.10.2.6  教育の国際化 

1. 「国際的な教育環境の構築」に関して

約100名の教員のうち,英語だけで授業を行う能力を持った教員が10%配置されている。また30%

の教員は英語での論文執筆の実績を持っている。毎年,秋に留学生・学生・教員の交流イベント(親 睦会)を開催している。

2. 「外国人学生の受入れ」に関して

毎年,10 名程度の留学生を受け入れている(平成 25 年 5 月現在のデータで,研究生 1名・大学 院生 18 名)。留学生に対しては,指導教員やチューターの配置による修学支援,外国人学生宿舎へ の優先的配置,留学生メーリングリスト <[email protected]> による情報提供 などを行っている。また,大学が中心となって修学支援も行っている。

3. 「国内学生の海外派遣」に関して

留学関係の情報をWeb上でも掲載している。また,個別の留学相談に応じている。

3.2.2.10.3 教育の特色ある取組 1. 現職教員に対する履修特例

現職教員である大学院生については,一年間は在籍校に勤務しながら授業及び研究指導を受ける ことができるよう,通常の授業時間以外に授業・指導を行えることとしている。

2. 教育学部の授業聴講

大学院生が希望する場合は,指導教員の指導のもと,教育学部の授業を受講できることとしている

(在学期間を通じて24単位が上限)。

3. 臨床心理士の受験資格

学校臨床心理学専修では,大学院生の希望に応じ,臨床心理士の受験資格を取得することも可能 になっている。

4. 「学校教育総合研究」の開設

わが国の学校教育の諸問題について,現代の動向を踏まえて検討する「学校教育総合研究」の授 業を開設している。

3.2.2.10.4 点検・改善体制と教育課程の現状と課題

1.  大学院生や教職員からの意見聴取による,教育の質の改善を図るための実施体制

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