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池内勇太郎

ドキュメント内 Date of Submission January 16, (ページ 56-62)

第 4 章 課題解決のプロセスの詳細 9

4.3 担当課題解決過程の詳細

4.3.7 池内勇太郎

HORS OPE

るという案があり、その操作を乗客が行うことが出来れば楽しいのではないか、という発想 をもとに行われた。また、この案において、表示された画面を保存する機能があるが、これ らは別の班が制作したものが既にあり、今回は割愛した。

11 発表用モックアップ制作8月から10月のプロトタイピングによる結果を受け、近距離移 動用の乗り物から中遠距離での移動へと変更、また導入する地域を函館西部地域から函館郊 外地域へと変更した。これに伴い、用途が異なるため発表物の名称をLinksに変更した。そ の後、再びグループ再編を行い、最終発表に向けたモックアップ製作を開始した。まず私た

ちは、Linksの配車アルゴリズムの作成を行った。経路探索アルゴリズムを基盤にし、運行

する経路にかかるポイントを算出する。ここで言うポイントは、運行する経路の総距離に加 え、路面状況を含めた天候面全般、渋滞状況、道幅や車線数など、運行する際に障害となり うる要素にそれぞれ、車線幅3mならば100mにつき7点、積雪10cmなら100mにつき20 点といった具合に点数を割り振っておき、それらを足し合わせてポイントを算出する。上記 の例の区間が1km続く場合は、(20+7)*10=270である。なお、このときのポイントは、

より障害となりうる要素に高いポイントが割り振られるようにする。このようにしてルート ごとに算出された中で、最も値の小さな区間をLinksが選択して走行する。また、これに加

え、Linksの特徴である相乗りを実現するため、走行中に呼び出しを受けた場合の対応も考

えていった。例として、Aの呼び出しを受けた際にLinksの現在地からの距離がAよりも 近い場所に居るBに呼び出された場合に、Aまでの所要時間が予約から20分を超えない範 囲であればBを先に迎えに行き、その後Aへ向かい、2人を乗せて目的地へ向かうという 形をとる。これら2項目を基本にした詳細パターンを構築していった。その後、USBケー ブルを用いてコンピュータ上から操作できる車両ロボットを用意し、それを使用し配車アル ゴリズムの実演を行うため、Arduinoを用いてプログラミングを行った。具体的には、基本 となる前方への移動、左右旋回の動作を用意し、ユーザの指示後に経過時間による基本動作 の変更によって想定したルートを走らせられるようにした。これらの元となるプログラムの 作成は、ほぼ私個人で行った。元々の予定では携帯やスマートフォンのような端末からの操 作に連動して走行させることを考えていたが、端末側の進行具合との兼ね合いもあり、実際 に連動させて運行させるまでに至ることは出来なかった。また同じく、利用者の呼び出しを 示すようなランプの点灯、滅灯を行うことも考えていたが、それらの操作端末から乗車位置 までの配線が、車両ロボットに支障するなどの不具合もあり、最終的に断念した。11月末に は函館市役所への外部発表を行った。

12 最終発表準備最終発表に向けた準備を行った。モックアップの走行を安定させたほか、経 由地それぞれに該当するマーカーを用意した。また、最終発表で使用するスライドの文面修 正や、掲載する図の作成なども行った。

(※文責:秋本森太郎)

4.36 作成イラスト

川方面、西部地区方面に藤盛、川口、平原とともにフィールドワークを行った。まず始めに 函館駅に集合した、その際函館の駅前を見て回り駅前広場にある案内板が非常にわかりにく いことがわかった。その理由としては表に函館駅前広場のバス停の配置図、そして裏にバス 停の番号、向かう方面が記されており、バス停の位置とそのバス停の向かう場所を同時に知 ることができず、わざわざ裏に回らなければならないため、不便ではないのかと思った。

4.37 案内板表

その後市電を利用し、湯ノ川駅に向かいました。湯ノ川駅に到着後、函館空港方面に向かい 歩き、湯ノ川地区の公共交通はどうなっているのかを調べた。その後函館空港行きの函館バ

4.38 案内板裏

スに乗り、函館空港に向かい、その際空港までの道がとても悪かったため、バスが非常に揺 れたりしたため、内部が非常に揺れ、身体に負担があり、郊外に向かう道をどうにか整地で きないのかと思った。私は函館空港には一度も行ったことがなかったため、どのくらいの人 が函館に訪れるのかを理解するのにとてもいい機会だった。ゴールデンウィーク中に行った ため空港には多くの人がおり、とても賑わっていた。そこで私たちのフィールドワークを終 了した。

ゴールデンウィーク明け始めのプロジェクトの講義で各自のフィールドワークの結果を発表 した。そして函館バス・市電・新しい乗り物にグループが分かれ、私は市電グループに入っ た。そこで市電をどのようにすればより活性化できるかを議論した。議論した結果延伸案が 出され、それを発表した結果、安易な案だと評価された。安易と言われた理由として、なぜ 延伸するのかその理由が詳しく説明してなかったためとわかった。その反省点などを考え、

二回目の発表ではより具体的に、またなぜその場所に延伸するのかを説明した上で提案し た。

6 市電・バスの提案,OSSセミナーの受講市電・バスグループとなり二つの解決策を模索した。

提案として、給食バス、メモバスが出た。OSSセミナーでは今後使うかもしれないサーバを 使ったシステム構築(python、HTML、Javascriptなど)について学んだ。OSSセミナー は第8回まで行われ、第1回にはインターネット接続設定とサーバ運用管理を行い、第2回 にはWebサーバとメールサーバ、第3回にはサーバにおけるログ管理とセキュリティ、第 4回には開発ツールとドキュメント作成支援。第5回にはバージョン管理ツールとバグ追跡 システム、第6回にはPHPの特徴と埋め込みプログラミング、第7回にはPythonの特徴 と連想配列、第8回にはWebサービスとマッシュアップを行った。

第1回のではインターネット接続に必要なグローバルIPアドレス、サブネットマスク、デ フォルトゲートウェイ、上位DNSサーバ、ドメイン名を学び、それらの数字の意味を知っ た。実際にコンピュータを起動しネットワーク関係のコマンドを実際に使用した。

第2回ではwww(ワールドワイドウェブ)、HTTPの概念、メールのしくみ、メールサー バのしくみ、現在最も利用されているApacheソフトウェアについて学んだ。実際にそのソ フトウェアを使用し、サーバを立てるのに必要な様々な形式のファイルを作成した。

第3回ではログ管理、セキュリティについて学んだ。実際にApacheのログの収集、ログ管 理ツールの導入、ファイアウォールの構築を行った。

第4回ではオープンソースの開発ツール、ドキュメント作成ツールについて学んだ。実際

に、JUnitによりテストケース実行、Javadocドキュメントの生成を行った。

第5回ではバージョン管理システムの特徴、主なツールの利用方法、バグ追跡システムにつ いて学んだ。Subversionの設定をし、プログラムを作成し、そのプログラムをSubversion にコミットを行い実際に使用した。

第6回では PHPの特徴と埋め込みプログラミングについて学び、PHPのスクリプトを HTMLに組み込み実際にWebブラウザで動くか確認できるようにし、簡単なプログラムを 作成した。

第7回ではPythonについて学び、演習としてPythonの開発環境構築を行った上でHTML を取得するスクリプト、また特定の部分を保存するスクリプトを書いた。

第8回ではWebサービスとマッシュアップについて学び、演習としてXMLデータの構造 を理解するため、元から作成された文書の誤っている箇所の訂正、JavaScriptによるDOM 操作、WebAPIによるRESATJSONPによるデータ取得を行った。しかしOSSセミナー で学んだことは、後期ではHTMLの作成にしか使用することができなかった。だが個人の 経験として得るものは大きかった。

また、私は市電・バスグループに配属され二つの解決策を模索した。全体でコンセプトが

「メモリアル」に決定し、私たちにとってメモリアルとは何かをグループでマインドマップ を活用し考察した。その結果、様々な意見が出たが共通して出たワードが「給食」・「写真」

が強く印象に残ってることが分かり、給食・写真を市電・バスにうまく組み込めないか考え その結果、提案として、市電内で給食を食べれる市電「給食市電」、バス内で利用者が写真・

情報を共通でき、窓を見ると過去の風景が映る「メモバス」の案が出た。

7 モックアップ(イラスト・模型)の制作

 中間発表に向けて、より私たちが伝えたいことをわかりやすくするべく、モックアップを 作成した。モックアップにはCGやイメージビデオ、プログラムなどが挙げられたが厚紙 による私たちが考えている市電・バスを作成することとなった。作業を早めにはじめるべ く、メンバーにどのような日程で行うか、何が必要か、設計図はどう作成するかなどの相談 を率先的に行った。市電は厚紙を使い模型を作り、内部は給食市電をもし作った際の内装に した。バスは紙に大まかなイラストを描き、その内部はメモバスにおける内装を描き、それ をAdobe Illustratorを使い清書を行った。この作業はIllustratorの使い方を学びながら同 時に行ったこともあり、また思った通りに清書をすることができず、多少時間がかかってし まった。

8 後期への提案・プロトタイプの提案

8月は夏休みだったこともあり、メンバーのそれぞれには予定があったため、全員で集まる ことはできなかった。そのため、共有メールなどを利用し、各自で連絡を取りあった。後期 ではどういう方式により進めていくのかの議題が上がった。理由としては前期に行ったプロ

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