5. 参考資料
5.1. BtoB 電子商取引の利用実態
5.1.2. BtoB 企業アンケート回答結果〜BtoB 調達〜
(2) 回答企業の規模
従業員規模は300人以上の企業が全体の77%を占め、中小企業は少ない。
資本金は10億円から49億円の企業が最も多く25%を占めている。また1億円未満と 500億円以上が少ない。
1億円未満 4%
1億〜4億円 20%
5億〜9億円 16%
10億〜49億円 25%
50億〜99億円 8%
00億〜499億円 20%
500億円以上 5%
無回答 2%
100人未満 6%
100〜299人 17%
300〜999人 38%
1000人以上 39%
無回答 0%
図 5-13 従業員規模 図 5-14 資本金
N=302
N=302
(3) 2002 年売上高・調達額
売上高は100億円以上の企業が全体の74%を占める。また、調達額は100億円から499 億円の企業が26%を占めている。
100億〜499億円 35%
500億円以上 35%
無回答 10%
5億〜9億円 0%
10億〜49億円 9%
1億〜4億円 0%
50億〜99億円 11%
1億円未満 0%
100億〜499億円 25%
500億円以上 22%
無回答 35%
1億円未満 0%
50億〜99億円 9%
1億〜4億円 0%
10億〜49億円 8%
5億〜9億円 1%
図 5-15 2002年売上高 図 5-16 2002年法人向け調達額
N=302 N=302
(4) EC で提供している機能
「発注指示・契約手続」を66.9%の企業が活用している。
契約締結や決済、代金支払いについては活用している企業が少なく、実際の交渉や決済 はリアルチャネルで行われていることが多いと思われる。また、詳細仕様の検討や図面情 報等の交換も活用している企業が少ない。
43.1 37.7
20 25.4
12.3 35.4
25.4
18.5 16.9
3.8 3.8 29.2
66.9
9.2 30
22.3 16.2
3.1 3.1 0
10 20 30 40 50 60 70 80
商品・サービス情報の収集 商品・サービスカタログ検索 在庫検索 調達品目、仕様の指示 供給業者の登録申請 見積依頼 見積比較 価格、数量等の交渉、商談 社内決済等のワークフロー 取引開始に関する基本的な契約締結 詳細仕様の検討、決定 発注予約 発注指示・契約手続 詳細情報、図面情報等の交換 納期紹介 商品の配送に関する情報のやりとり その他 品代決済に関する通知、代金支払い 無回答
(%)
N=130
図 5-17 現在活用している機能
(5) EC 普及の阻害要因
31.5%の企業が商習慣を阻害要因として挙げており、複雑な取引ルールに対応できない としている企業も21.9%と多い。ついで多いのが、認証・与信・決済やセキュリティ技術 の整備が不十分というセキュリティに関する項目である。
PC配備やITリテラシ、接続環境を阻害要因としてあげている企業は少なく、企業の IT化は進んでいることを示している。一方で標準化を阻害要因としてあげている企業も 依然として多い
9.6 9.6 11.9
6.3 9.3
24.8
17.9 22.5
17.5 18.9 21.5
1.3 21.9
11.9 31.5
10.3 5
7.9 6.6
0 5 10 15 20 25 30 35
PC配備状況が不十分 インターネット接続環境が不十分 ITリテラシが不十分 通信コストが高い 通信容量、速度が不十分 認証・与信・決済基盤が不十分 システム構築・維持管理費用が高い セキュリティ技術が未熟であり、不安 データフォーマットの標準化が不十分 アプリケーション、インフラ等のプラット フォームの標準化が不十分 調達する製品・サービスの標準化が不十 分 従来型EDIの償却が済んでいない インターネットによる調達では複雑な取引 ルールに対応できない インターネットによる調達では直接商談(電 話、FAX)に比べて時間がかかる 商慣習からの制約がある インターネットによる調達では、入手できる 情報が少ない 主要な取引先が利用しない その他 無回答
(%)
N=302
図 5-18 阻害要因
(6) EC に期待する事柄
EC調達に期待する事柄は業務効率化が突出して高く56.6%の企業が挙げている。つい で多いのは購入単価の引き下げやコスト削減に関する項目である。
また、調達品の販路拡大や情報収集への期待も多い。
25.8 18.2
37.4
8.3
27.8 31.1
22.5 20.5
9.6 12.9 56.6
18.9
27.8 31.1 23.5
4.6 15.2
0.7 8.3
4.3 0
10 20 30 40 50 60
国内の新規顧客企業の開拓 海外の新規顧客企業の開拓 相見積りの拡大による購入単価引下げ 調達品の品質性能向上 調達品の選択肢拡大 調達品の情報収集 調達先企業の情報収集 逆オークション、共同購入等新たな調達手 段による購入単価引下げ 余剰品、在庫品の廉価な調達 稀少品、緊急需要への対応 資材、調達担当業務の効率化 社内バックオフィス業務(購買担当)との連 携強化による効率化 通信・郵送コストの削減 ペーパーコストの削減 納入リードタイムの削減 開発リードタイムの短縮 需要変動に対応した適性在庫の実現 その他 特になし 無回答
(%)
N=302
図 5-19 期待する事柄
(7) ブロードバンド普及による影響
ブロードバンドにより音声・映像情報を活用できるようになることで47.7%の企業が商 品説明能力が向上するとしており、34.1%の企業がサポートの充実に活用できるとしてい る。しかし、音声・映像などを利用した対面取引に期待している企業は23.5%と他の理由 に比べて少ない。
N=302
23.5
47.7 27.8
34.1 4.6
13.2
0 10 20 30 40 50 60 音声・映像等を利用した対面取引により安心感が
得られる
音声・映像等により商品説明能力が向上 音声・映像等を利用することで、サイトの使い勝
手が向上
音声・映像等を利用したサポートの充実 その他 無回答
(%)
図 5-20 ブロードバンドの影響
(8) eマーケットプレイスに期待する事柄
eマーケットプレイスに期待する事柄はEC調達への期待と同様に業務効率化を挙げた 企業が最も多く、57.1%であった。
販路の拡大や共同購入による購入単価引き下げのを理由とした企業がEC調達よりも増 加している。
33.3
21.4 50
9.5
35.7 38.1 33.3
38.1
19 14.3
57.1
26.2 26.2 28.6 23.8
7.1 16.7
9.5
0 10 20 30 40 50 60
国内の新規顧客企業の開拓 海外の新規顧客企業の開拓 相見積りの拡大による購入単価引下げ 調達品の品質性能向上 調達品の選択肢拡大 調達品の情報収集 調達先企業の情報収集 逆オークション、共同購入等新たな調達手 段による購入単価引下げ 余剰品、在庫品の廉価な調達 稀少品、緊急需要への対応 資材、調達担当業務の効率化 社内バックオフィス業務(購買担当)との連 携強化による効率化 通信・郵送コストの削減 ペーパーコストの削減 納入リードタイムの削減 開発リードタイムの短縮 需要変動に対応した適性在庫の実現 その他 特になし 無回答
(%)
N=42
図 5-21 eマーケットプレイスに期待する事柄
(9) eマーケットプレイス利用上の課題/利用しない理由
利用しない理由としては取引先の固定化や主要な取引先が利用しないことを理由に挙 げている企業が多く、従来の商取引にeマーケットプレイスがとけ込めていないことがわ かる。
eマーケットプレイスに関する情報・知識が不十分としている企業も29.8%と多い。
31.1 36.8
22.5
1 15.6
29.8
10.3 20.5
14.6
7.3 17.2
0 5 10 15 20 25 30 35 40
主要な取引先がe−マーケットプレイス を利用していない 取引先が比較的固定されており、e− マーケットプレイスを利用する意味が薄 い 業界内で利用されていない 競争のため調達価格が高くなる(可能 性がある) 取引先の信用度に不安がある e−マーケットプレイスに関する情報・ 知識が不十分 決済機能に不安がある、あるいは、決 済機能がない セキュリティ上不安がある 既存の社内のバックオフィスシステム (在庫管理システム等)と統合、連携が 難しい、できない その他 無回答
(%)
N=302
図 5-22 eマーケットプレイス利用上の課題/利用しない理由