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6年 U

ドキュメント内 高学年の読み書き能力 (ページ 82-86)

 この表の結果では,A文章を読ませたか, C文章を読ませたかによって,そ れぞれの項の結果に開ぎがでており,A文章を読んだ3年の結果はC文章を読 んだ4年の結果にほぼ根当するとみてよい。また,隅じ。文章を読んだ4年と

5年とでは読字数にあまり発達がみられないが,これは停留時間が5年でふえ ているためであって,5年の停留三智が0.29秒という結果には,なにか正常で

ない実験条件が介在したものと思われる。

 (3)四球運動の発達曲線

 以上の問題点は三頭にあげた,昭禰30年秋に実験した参考資料とぐらべると いっそうはっきりすると思われる。グラフによってそれらを示すとつぎのよう

になる。     ・      

少GOGGOO

天一54らδ

   21

 読書二度

(読字数を読書時間に修正〉

XX一  X     s

    A

1 2 3 4 5 6

結果がでている。

 この解釈には,さらに厳密な検討が必要である。

 2.遅読み・速読みにおける眼球運動の比較  (i)実験のあらまし

 この実験は署.の高学年の眼球運動の発達に関する実験と併行して,5年3学 期末に行なった。普通の速さで読む際の眼球運動をたしかめることができた上 で,それでは遅読み・速読みという条件をつけた押貸にはどのような限球運動 の特性がでるかを明らかにしょうとしたものである。また,実験1で問題点と

して指適したような「普通の速さで読みなさい。」という教示の条件をたしかめ ようということもあった。

・被 験 考

 実験学級児童から,24名をランダムに選び,それらの児壷を遅読みグループ

12名,速読みグループ12名にし,両グループが等質になるようにわけた。

・読ませた文章 3段落からなる文章を3枚のカーードにプリントした。

        原文はタイプ印綱,よこ組,20字詰であるQ

      (1)}颪渤瀞廠撫1熱望∴両巖…}

       まげていると,純泌磨われてい甑}

      ド濾どうしてでしめか.ここに,おもし!

      ミ       ひ

      1ろい実験があります。      1

      ㌧_..一tt−ttttt一.t一.一t一.一t..一_t一一ttttt一一_一t____.㌧....∴_ワー、 .…1

      (2)「;ワみま晃…張擬続成颪π川

       い

      1よく眠っている入をしずかにねかせます。そ }

      ミ      く

      コ

      1して,その入の耳のそばで,なにか音をたて l       i       l       ;ます。 今までねむっていた人の目がさめます}

      1が,それとともに,シーソーの板の頭の方力判

       ミ

      iSくな・て下がり・からだがズルズノレとすべ}

      し晶晶歪翌曾7 ....__t...;

       (3)…乏縦∴強憂あ鋤は∴轟気マち濾。]

      ,は瀕の方に琳。み,純ると下、,。うつるi

      lことがわかります。ですから,はやくねむる }       1       ・        L

       …ため・・・…,頭にあっま。てい舳を足に下げl

       l躍鮮麗弊 うi

・読みかた

 遅読みグループには内容を考えながら遅読みを,速読みグループには内容を

考えながら速読みを要求した。両方とも黙読である。

 なお,眼球運動の測定は(2)の段落の文章の読みだけについて行なった。

・理解テストのための問題項霞         か

 A なんについて書いてありますか。

         じつげん はなし       あし  ゆび

  イ おもしろい実験の話      ロ 足の細をまげでねると,ねむれないわけ

    あし  ゆび       あそ

  ハ 足の捲をまげてねると,ねむれるわけ  ニ シーソーの遊びかた  B 「そ㊧起φ」とはなんのためですか。

   あし  ゆび

 イ 足の揖をまげる

   あたま ほう  ち

 ハ 頭の方に1血をあつめる         しら    じっけん

C どういうことを調べた実験ですか        ふか

 イ ねむりの深さ        ち   うご  ハ からだの血の動ぎかた   (正答lA一イ,B一ロ,C一ハ)

② 実験の結果

}速読みi8・12i・9・13{

      参

(普通言売み      6.05     59.61

参考までに,

 あし  ち

ロ 足に血をあつめる      ちから 二 からだに力をいれる      オざも ロ からだの霊さ ニ シ、一ソーのゆれかた

       げ   お     セ    

         無記髄磁…麟義心

       バ  ほ     ハ   ミ    じ    ミ       0.27  1   8.11  ;   0.5g  l

      O。2713.、95  。,46…

         考

      0.29     5.58     0.53)

C交章を普通の速さで読んだ結果をあげておいた。

1

 一一一1

2. iS i

1.6 i

 r..一」

 遅読み・速読みにおける眼球運動の変化をみると,読字数では,遅読みが1

秒間に5.64字であるのにたいし,速読みでは8.12字とふえており,遅読み・遠

読みの教示どおり,読書速度に差があらわれている。また,停留数・逆行数・

不適応凝視数では,それぞれ速読みの方が少なくなっている。しかし,停留時

間には変化がでていない。理解は3点満点であるから,遅読みは80%,速読み

      76

H女の眼球蓮動※

   普通読み       遅読み

   ※H女の普通読み・遅読みにおける眼球騒動を示す。

     i綱i停醐停舗断数.1織i

丁丁τ乙1歪…「痂丁帰砺…1 一 5・①・…;

..墨議嗣.じ三絃一i.一…互色⊥_喫..ヒー砕1『・.9判

      77

は53%の正解率になる。速読みり方:が理解度が低くでている。

 したがって,遅読み・速読みにおける眼球運動のちがいは停留数と逆行数と の増灘ある・ ・kうし℃田鶴蹴遅読み漣灘の賦質のもが・・をつ

くる条件となっていないe  、

 停留時閥が示すことがらは目が一停留する際の知覚認知時間であるが,厳密

に.は

    停留時閲=知覚時闘+思考時間

と考えることができる。知覚時問は低学年までにだいたい成人の水準に達する ことができる。それにたいして,思考時聞は小学校の段階では学年をおって発 達していくが,それもきわめてゆるやかなものである。そ㊧意味で遅読み・遮 読みをさせることのできる条件は停留数の増減であり,また逆行数の増減であ

る。

 つぎに,遅読み・速読みの限球運動の結果に,普通読みの眼球運動の結果を 参考にひぎあわしてみよう。普通読みでは,停留時聞をのぞいては,どの項類 においても遅読み・速読みの中間に位している。停留瞬間だけが,きわめてわ ずかであるけれども,下読み・速読みよりも蒋間が多くかかり,1淳留の平均

時間は0.29秒となっている。

 つぎに,各被験着別に遅読み・普通読み・速読痴こおける各技能の変化をみ

るとつぎのようになる。

      遅読みと普通読み       普通読みと速読み

    (普遜読みにすぐ乳た項は○,劣った贋ほ×,変化なきものほ△)礎襲譲詫裁欝鷲認・) .

讃灘麟○○○・△△

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13 14

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逆行数⁝×OQOσK

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ドキュメント内 高学年の読み書き能力 (ページ 82-86)