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55 しかし、その他の観光資源には乏しいため、観

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光魅力係数では全

681

港中

641

位と下位に属する が、交通利便性が、他港と比較しても極端に悪い ことで、寄港魅力度では

45

位と上位層に位置す る結果となった。

尻屋岬港では、クルーズ船の寄港実績は過去に はないが、この港の左下に位置する大湊港では、

2015

年から

2018

年の

4

年間で計

4

回のクルーズ 船を受け入れた実績がある。なお、大湊港の海上 アクセス優位性係数は全

681

港中

18

位で、観光 魅力係数は

196

位と平均以上であり、寄港魅力度 では

21

位と上位に位置する結果となった。大湊 港は、比較的交通アクセスが悪い上に、ある程度 の観光資源を有する、クルーズ船が寄港する価値 の高い場所であると考えられる。

また、東北太平洋側エリア全体として、基本的 には日本海側と同様に、沿岸部に沿って高速道路 や鉄道が敷設されているため、交通アクセスは良 い傾向にある。ただし、上述の青森県下北半島、

津軽半島、宮城県北東部の牡鹿半島といった“半

島”は、交通利便性に乏しい傾向にある(図-3-5-6)

このように、半島は三方を海に囲まれており、

平地に恵まれず、幹線交通体系から離れていると いった制約があることから、人口減少などの問題 を抱えており、厳しい状況にある。そこで、

1985

年に「半島振興法」が議員立法により制定され

“半島地域“に指定された場所に関して、公共事 業の拡充を図っているが、依然として厳しい状況 である。しかし、港を玄関口とした切り口で地域

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をすることができれば、クルーズ船による観光 客の増加が期待でき、クルーズ船客としても訪れ にくい場所へ行くことで特別感を感じることが できるであろう。

0 0.25 0.5 0.75 1

七里長浜

青森

大湊

大間

尻屋岬 八戸

久慈

宮古

釜石

大船渡

気仙沼

女川

石巻

仙台塩釜

相馬

小名浜

図-5-3-6 太平洋側の海上アクセス優位係数

わが国におけるクルーズ船の寄港に適する港の選定と誘致方策に関する研究 第5章 東日本における寄港魅力度の算出結果

③東関東(茨城県~千葉県)

東関東エリアの海上アクセス優位係数を図

に示す。さらに係数上位

傑を表に 示す。結果として、

港ともに千葉県南房総市の 漁港がランクインする結果となった。ただし、関 東エリアでは上位

傑ではあるが、本州

県全 体で捉えると、最高でも

港中

位と、関東 エリアは他と比較して、交通アクセスが良いこと が伺える。また、館山・南房総市といった千葉県 南部の地域は、観光資源が豊富で、観光魅力係数 も高いため、比較的アクセスは良好であるが、寄 港魅力度では上位に位置する。

茨城

鹿島

名洗

勝浦

興津

鴨川

館山

保田

木更津

千葉

順位 湾名

市町村名

海上 アクセス 優位係数

アクセス 起点

寄港 魅力度

順位 乙浜漁港南房総市 冨浦,& 名倉漁港南房総市 冨浦,& 野島漁港南房総市 冨浦,& 白間津漁港南房総市 冨浦,& 大川漁港南房総市 冨浦,& 七浦漁港南房総市 冨浦,& 川下漁港南房総市 冨浦,& 平磯漁港南房総市 冨浦,& 白浜西部漁港南房総市 冨浦,& 川口漁港南房総市 冨浦,& 港中の順位で、平均値は

海上 寄港

東関東の海上アクセス優位係数上位

東関東の海上アクセス優位係数

わが国におけるクルーズ船の寄港に適する港の選定と誘致方策に関する研究 第5章 東日本における寄港魅力度の算出結果

5-4.寄港魅力度の算出

(1)北海道の寄港魅力度算出結果 第4章にて説明した式(D)に基 づき算出された各港の寄港魅力度 を図、スムージングを行っ た後の寄港魅力度を図、寄 港魅力度の上位

港を表 に示す。

観光魅力係数では「函館」、海上 アクセス優位係数では「羅臼、根 室」が高い数値であったが、寄港魅 力度では「江差、松前」をはじめと した、道南の地域が上位を占める 結果となった。上位を占めた道南 における寄港魅力度の特徴として

は、観光魅力係数は

港中

位と上位であり、海上アクセス優位係数は

位で分散 しているが上位から中位の数値であった(図)。

北海道各港の寄港魅力度𝑃𝑖の算出結果(スムージング前)

寄港魅力度上位港(全港)

港名市町村 寄港 魅力度

観光魅力 係数順位

海上アクセス 優位係数順位

江差江差町

五勝手江差町

泊江差町

松前松前町

朝日松前町

館浜(松前町)

乙部(乙部町)

上の国上の国町

大沢松前町

札前松前町

北海道平均値

北海道の寄港魅力度上位港(スムージング後の数値)

北海道各港の寄港魅力度𝑃𝑖の算出結果(スムージング後)

わが国におけるクルーズ船の寄港に適する港の選定と誘致方策に関する研究 第5章 東日本における寄港魅力度の算出結果

58

なお、上位

10

傑の中で

1

位の「江差港」については、2018年

12

月時点で過去に

2

回のクルー ズ船寄港実績がある。寄港魅力度の高い江差の観光名所としては「開陽丸」「江差・いにしえ街道」

などがあり、多くは港周辺に点在している。松前町についても、港周辺に「松前城」といった観 光名所が点在している。

寄港魅力度

12

位の「浦河港」では

2018

年時点ではクルーズ船寄港実績はないが、2019年にク ルーズ船が寄港する予定である。この他、クルーズ船の優位性を活かした寄港地としては、浦河・

霧多布・知床・岩内といった地域が適していることがわかり、今後のクルーズ船誘致に向けた

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活動が期待される。

「函館港」「小樽港」など主要な港は寄港魅力度では軒並み低い順位となった。港周辺に観光資 源が多くあり、観光魅力係数では上位だが、陸上のアクセス起点からの距離が近いために、交通 アクセスの良さが低順位につながったといえる。一方で、小樽港で毎年夏場に行われる「飛んで クルーズ北海道」の「フライ&クルーズ」ように、交通利便性が良いといった特徴から、クルー ズ船発着港としての利用が期待できる。

(2)本州東日本の寄港魅力度

①日本海側(福井県~秋田県)

本州東日本の日本海側における寄港魅力度を図-5-4-4に示す。また、寄港魅力度の高くなった 地域に絞ったものを、図-5-4-5、図-5-4-6、図-5-4-7に示す。

本州日本海側エリアにおける寄港魅力度の上位港は、海上アクセス優位係数の上位とほぼ合致 した。観光魅力係数は平均以下であるが陸上からのアクセスが悪いことで、寄港魅力度も高くな ったといえる。また、上位

10

傑はすべて石川県能登半島に位置する港である(表-5-4-2)。県ご との寄港魅力度の平均値では、石川県「0.6031」と本州

12

県の平均値「0.4696」を上回るが、富 山県「0.1513」新潟県「0.1633」山形県「0.1249」といったように、石川県以外の地域は全般的 に、寄港魅力度が低い傾向にある。

また、当該エリアのおけるクルーズ船寄港実績のある港で、寄港魅力度が高かった場所は、輪 島港

100

位、金沢港

151

位という結果となった。輪島港は観光魅力係数・海上アクセス優位係数

0 0.25 0.5 0.75 1

0 6 12 18

図-5-4-3 北海道各港の観光魅力係数と海上アクセス優位係数

わが国におけるクルーズ船の寄港に適する港の選定と誘致方策に関する研究 第5章 東日本における寄港魅力度の算出結果

全体 順位

湾名 市町村名

寄港 魅力度

観光魅力 係数順位

海上 アクセス 優位係数

順位

小泊漁港珠洲市

蛸島漁港珠洲市

寺家漁港珠洲市

飯田港珠洲市

狼煙漁港珠洲市

鵜飼漁港珠洲市

狼煙漁港珠洲市

松波漁港能登町

長橋漁港珠洲市

真浦漁港珠洲市

港中の順位で、平均値は

海上 日本海側の寄港魅力度上位

高浜

敦賀

福井

金沢

輪島

七尾

伏木富山 魚津

直江津 柏崎

新潟

酒田

秋田 船川

能代

日本海側の寄港魅力度

敦賀 越前

福井 金沢 高浜

輪島 小泊 松波 宇出津

和倉

七尾

能登半島周辺の寄港魅力度

直江津

柏崎 高浜 出雲崎 寺泊 間瀬 新川 新潟

岩船

新潟周辺の寄港魅力度

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