モノラル / ステレオ
WaveLab Studio では、左右片方のチャンネルまたは両方のチャンネル ですべての編集操作を行えます。
オーディオ データのコピー
次の手順に より、同じファイル内また は別のファイル間で選択 範囲を コピーできます。
元の選択範囲に含まれるマーカーも一緒にコピーされます。マー カーの詳細については、134 ページの『マーカーの使用方法』を ご参照ください。
ドラッグによるコピー
1. ゼロクロッシングにスナップする場合は、" オプション(Options)"
メニューで " 振幅ゼロ地点にスナップ(Snap to zero-crossing)" を 有効にします。
このオプションを有効にすると、選択範囲の開始地 点および終了地 点、ドロップ位置が、常にゼロクロッシングに合うようになります。
詳細については、42 ページの『ゼロ クロッシングへのスナップ』を ご参照ください。
2. コピーする範囲を選択します。
3. ポインタを選択範囲に合わせ、マウスの左ボタンを 押したままにし ます。
4. ファイル内または別のファイルにドラッグします。
貼り付け可能な領域にカーソルがあるときは、ポイ ンタが単一また は二重の 波形に変化 します。選択範 囲が挿入さ れる正確 な位置は、
ステータス バーに表示されます。
コピー先の選択範囲には、ドロップしないでください。コピー先 の選択範囲にドロップすると、クロスフェードが行われます(87 ページの『クロスフェード ...(Crossfade...)』参照)。 通常 の選択を 行い、ポイ ンタを
選択 範囲の上 部に移 動(必要な 場合は [Shift] キーを押す)。
下方 にド ラッ グし、
マウ ス ボ タン を 離 します。
5. マウスのボタンを離します。
ドロッ プした 位置 に選択 範囲が 挿入さ れます。挿 入位 置にあ った オーディオ部分は挿入された選択範囲の後ろに移動します。
境界にスナップの使用
" オプ ション(Options)" メニ ューの " 境界 にスナ ップ(Magnetize bounds)" を有効にしてドラッグすると、ドラッグ カーソルが以下の位 置に引き寄せられます。
• 貼り付け先ウィンドウのカーソル位置
• 波形の開始および終了地点
• マーカー(134 ページの『マーカーの使用方法』参照)
ステレオ / モノラル ファイル間でのコピー
ステ レオま たはモ ノラル のオー ディオ をファ イル間 でドラ ッグす る と、次のような結果になります。
サンプリング レートの競合
オーディオをウィンドウ間でコピーまたは移動した場合、2 つのファイ ルのサンプリング レートが同じでない ときは、コピーまたは移動した 部分が不正なピッチで再生されます。このような場合、警告メッセージ が表示 されます。ある種のエフェ クトとして行わ れることもあり ます が、異なるサンプリング レートを混在させるのは望ましくありません。
この問題を回避するには、2 つの方法があります。
• 編集を行う前に、選択元ファイルのサンプリング レートを変換し て、2 つのファイルのサンプリング レ ートを同一にする。必要な場 合、後でこの変換を取り消すこともできます。
• 編集を行う前に、ドラッグ先のファイルのサンプリング レートを変 換して、2 つのファイルのサンプリング レートを同一にする。
サンプリン グ レート の変換を繰 り返すと 音質の劣化 につなが るこ とがあるので、必要最低限の変換回数で済むように 作業することを お勧めします。詳細については、95 ページの『サンプリング レート の変更 ...(Convert sample rate...)』をご参照ください。
コピーと貼り付けによる方法
1. コピーする範囲を選択します。2. " 編集(Edit)" メニューの " コピー(Copy)" を選択するか、[Ctrl] + [C] を押します。また、標準コマンド バーのコピー アイコンをクリッ クするか、このアイコンに選択範囲をドラッグして コピーすること もできます。
3. 同じファイル または別のフ ァイルにオー ディオを挿入 する場合は、
コピー先にカーソルを置きます。
マウスポインタを選択範囲に置きます。
ドラッグ&ドロップを行います。
ドラッグされた選択範囲がマウスボタンを離した位置に挿入されます。
コピー する部分
ドラッグ先 内容
ステレオ ステレオ ドラッグ したオーディオは、常に両 チャン ネルに挿入されます。
ステレオ モノラル 左チャンネルだけが挿入されます。
モノラル ステレオ 実行結果 は、ドラッグ先ウィンドウ の垂直 位置 によって決 まります。これは、カ ーソ ルの形状(41ページの『ステレオ ファイル での 選択』)で把握で きます。選択範 囲は チャンネ ルの一方だけに挿入さ れるか、同 じデータが両チャンネルに挿入されます。
4. オーディオの一部を置き換えようとする 場合は、その部分を選択し ます。
この場合、カーソルの位置は無関係です。
5. " 編集(Edit)" メニューで " 貼り付け(Paste)" を選択するか、[Ctrl]
+ [V] を押します。
貼り付け先で範囲を選択していない場合、コ ピーしたデータは指定 した位置に挿入され、選択している場合は選 択範囲のデータと入れ 替わります。
ステレオ / モノラル ファイル間でのコピー
ステレオまたはモノラルのオーディオ データを貼り付けると、貼り付 け先のファイルにより次のような結果になります。
オーディオの移動
次の操作を行うと、ファイル内のオーディオの順序を変更できます。
ドラッグによる移動
ドラッグに よるコピーと同様に操作し ます(45 ペ ージの『ステレオ / モノラル ファイル 間でのコピー』参照)。唯 一の違いは、[Alt] キーと [Ctrl] キーを押しながらド ラッグすることです。これに より選択範囲が 元の位置で削除され、ドラッグした位置に挿入されます。
切り取りと貼り付けによる方法
コピーと貼り付けによる方法と同様に操作します(45 ページの『コピー と貼り付けによる方法』参照)。ただし、" 切り取り(Cut)" を選択する と、選択範囲のオーディオ データが取り 除かれ、その後に続いていた オーディオデータが前に移動します。
2 つのファイル間で行った移動を完全に取り消すには、まず移動 先のファイルで " 貼り付け(Paste)" に対して " 元に戻す(Undo)"
を実行し、次に移動元 のファイルで " 切り取り(Cut)" に対して
" 元に戻す(Undo)" を実行します。
コピー範囲を選択し "編集(Edit)"メニューの " コピー(Copy)"を 選択します。
挿入する位置をクリックします。
"編集(Edit)" メニューの "貼り付け(Paste)" を選択すると、コピーし た部分がカーソルのある位置に挿入されます。
コピーする 選択範囲
貼り付け先 内容
ステレオ ステレオ カーソルが 貼り付け先ファイルの両 チャン ネ ルに わた っ てい る場 合は、デ ー タが 両 チャンネルに挿入されます。
ステレオ ステレオ カーソルが 一方のチャンネルだけに ある場 合は、そのチ ャンネルだけに貼り付 けられ ます。左チャ ンネルにカー ソルがある 場合 は左チャ ンネルのデータが、右チャ ンネル に カー ソル があ る場 合は 右チ ャン ネル の データが貼り付けられます。
ステレオ モノラル 左チャンネルだけが貼り付けられます。
モノラル ステレオ カーソル が片方のチャンネルに あるか、両 方に またが ってい るかによ り異な ります。
カ ーソ ルが 片方 のチ ャン ネル にあ る場 合 は、カーソル があるほうのチャンネ ルに貼 り付けら れます。両チャンネルにま たがっ ている場合 は同じデータが両チャン ネルに 貼り付けられます。
ナッジによる移動
編集ツール バーの " 左ナッジ ツール(nudge left tool)" あるいは " 右 ナッジ ツール(nudge right tool)"を使うと、オーディオをファイル内 で少しずつ移動できます。
1. 範囲を選択します。
2. ナッジ ツールを使用して、移動する方向に選択範囲をクリックする とオーディオが 1 ピクセルずつ移動します。
1 つのピクセルが表現す るサンプル数は、表示倍率によ って異なり ます。たとえば、ステータス バーに "x1:256" と表示されている場 合、選択範囲は 256 サンプルずつ移動します。
⇒ ナッジ ツールでのオーディオ データの移動は上書きしながら行わ れます。
たとえば、選択範囲を少し右に移動する場 合、選択範囲よりも右側 の内容は上書きされ、選択範囲よりも左側に は無音部分が作られま す。ドラッグ移動とは違う操作となります。
⇒ 何度もナッジ ツールで移動してから " 元に戻す(Undo)" を実行す ると、それまで行ったすべての移動操作は一 度で取り消され元の状 態に戻ります。
繰り返しコピー
オーデ ィオのある部分を何度も 繰り返してコピーした い場合、次の手 順を実行してください。
1. コピーする部分を範囲選択して、" 編集(Edit)" メニューから " 切り 取り(Cut)" また は " コピ ー(Copy)" を選 択しま す。挿入位 置に カーソルを設定します。
2. " 編集(Edit)" メニューの " 特殊な貼り付け(Paste special)" サブ メニューから " 複数コピー ...(Multiple copies...)" を選択します。
3. 表示されるダイアログで、コピーする回数 を入力します。入力でき る数値は最大で 1000 です。
その他の貼り付け方法
" 特殊な貼り付け(Paste special)" サブ メニューには、ほかにもいくつ かの項目があります。
" 上書き(Overwrite)"
" 上書き(Overwrite)" を選択すると、貼り付けら れた選択部分を挿入 して既 存のデータを後ろにずら すのではなく、貼り付け先 のデータを 上書きします。実際に上書きされる長さは、貼り付け先のファイルに選 択範囲がある場合とない場合で異なります。
• 貼り付け先のファイルに選択範囲がない場合、貼り 付けされたデー タと同じ長さが上書きされます。
貼り付け先のファイルに選択範囲がある場合、貼り 付けされたデー タで選択範囲が置き換えられます。
" ファイルの後に(Append)"
このオプシ ョンを選択すると、選択範 囲をファイルの末尾に貼 り付け ます。カーソル をファイルの末尾に置 いて通常の貼り付けを行 っても 同様の結果が得られます。
" ファイルの前に(Prepend)"
このオプシ ョンを選択すると、選択範 囲がファイルの開始地点 に追加 されます。
" ミックス(Mix...)"
このオプシ ョンを選択すると、コピー または切り取ったオーデ ィオと 貼り付け先 のオーディオを混ぜ合 わせることができます。貼り 付け先 に選 択範 囲があ る場合 はその 開始位 置か ら、選択範 囲がな い場合 は カーソル位置からミックスします。
• " 特殊な貼り付け(Paste Special)" で " ミックス(Mix...)" を選択す ると表示されるダイアログで、クリップボード上の オーディオと貼 り付け先のオーディオのゲインをそれぞれ調節できます。
この数値が 0dB の場合、オーディオのレベルは影響を受けません。
• 選択領域の長さに関わらず、常にクリップボード上 のすべてのデー タがミックスされます。
選択範囲に貼り付けを行っても、カーソル位置から 貼り付けを行っ ても同様の処理が行われます。
選択範囲の削除
" 削除(Delete)"
オーディオの選択範囲を削除するには、次の方法があります。
• " 編集(Edit)" メニューで " 削除(Delete)" を選択する。
• 基本機能バーで、ゴミ箱の形をした " 削除(Delete)" アイコンをク リックする。
• [Backspace] キーまたは [Delete] キーを押す。
• 範囲を選択して基本機能バーの " 削除(Delete)" アイコンまでド ラッグする。
" 選択範囲以外を削除(Trim)"
選択範囲以外のオーディオを取り除くには、" 編集(Edit)" メニューで
" 選択範囲外を削除(Trim)" を選択するか、[Ctrl] + [Backspace] を押し ます。
ナッジ アイコン