この機能は、" 処理(Process)" メニューで " サンプリング レートの変 更 ...(Convert sample rate...)" を 選択して呼び出せます。これにより、
オーディオの サンプリング レートを変更で きます。ほかのオ ーディオ 機器で使用 したいファイルが、その機 器が対応していないサン プリン グ レートで録音されてるような場合に便利です。サンプリング レート は、" 名前を付けて保存(Save as)" を実行する際に変更する こともで きます(53 ページの『" 保存時のファイル属性の変更(Save as)"』参照)。 この機能を実行する際は、次の点にご注意ください。
• 低いサンプリング レートから高いサンプリング レートに、オーディ オファイルを変換し ても、音質が良くなること はありません。つま り、一度失われ てしまっ た(または、もとも と録音され ていない)
高周波帯域の音を、サンプリング レートの変換で復元できません。
• 低いサンプリング レートに変換すると、高周波帯域の情報は失われ ます。デジタル オーディオでは、サンプリング レートの半分までの 周波数しか録音 / 再生で きません。したがって、低いサンプ リング レートに変 更してか ら再び高い サンプリ ング レート に変更す るの ではなく、" 元に戻す(Undo)"機能を使用してください。
サンプリング レート変更の実行
1. " 処理( Pro ces s )" メ ニュ ーで " サ ンプ リン グ レー トの 変更 ...
(Convert sample rate...)" を選択します。
サンプリング レート ダイアログが開きます。
2. プルダウン メニューからサンプリング レートを選択して、"OK" ボ タンをクリックします。
他のオーディオ 属性を変更した い場合(ビット解像 度、ステレオ / モノ設定など)、以下のいずれかの方法で行います。
パラメーター 説明
高域シェルフ - ゲイン
(High Shelf - Gain)
高域 シェルビ ング フィ ルターの増 減量を 設定します(dB 単位)。
高域シェルフ - 周波数
(High Shelf - Frequency)
高域 シェルビ ング フィ ルターの周 波数を 設 定しま す。設定 値以上 の周 波数レ ベル が、ゲイン設定にしたがって増減します。
中域 - ゲイン
(Mid Shelf - Gain)
中域 EQの増減量を設定します(dB単位)。
中域 - 周波数
(Mid Shelf - Frequency)
中域 EQのセンター周波数を設定します。設 定値周辺の周波数レベルが、ゲイン設定に したがって増減します。
中域 - Q
(Mid - Q)
中域の幅を設定します。中域EQのセンター 周 波数に 対する 周波数 幅を設 定する もの です。値 を高くす ると、「狭い」中 域とな ります。
低域シェルフ - ゲイン
(Low Shelf - Gain)
低 域シェ ルビン グフィ ルター の増減 量を 設定します。(dB単位)
低域シェルフ - 周波数
(Low Shelf - Frequency)
低 域シェ ルビン グフィ ルター の周波 数を 設 定しま す。設定 値以下 の周 波数レ ベル が、ゲイン設定にしたがって増減します。
• " 編集(Edit)" メニューから " オーディオ属性(Audio Properties)" ダ イアログを開き、必要な設定を行います(57 ページの『ファイル属 性の変更』参照)。
• "ファイル(File)"メニューで " 名前を付けて保存(Save as)"を選択し ます。表示され るダイアロ グの下部にあ るボタンを クリックして、
"オーディオ ファイル フォーマット(Audio File Format)" ダイアロ グを開き設定を行います(53 ページの『" 保存時のファイル属性の 変更(Save as)"』参照)。
サンプリング レートの変更は常にファイル全体に適用されます。
選択範囲を作成しても、この機能を実行する際に使用されること はありません。
reNOVAtor について
この オーディオ レストレー ション プラ グインをご 使用のシス テムに インストールすると、" ツール(Tool)" メニューからこれを選択できま す。
このメニュー オプションは、オーディオ ウィンドウで範囲選択をして いる場合に利用できます(両チャンネル / 片チャンネルともに可能)。
メニュー から "reNOVAtor" を選択するとこのプラグイ ンが開き、現在 のオーディオ範囲が編集さ れます。このプラグイン ウィンドウはノン モーダル方式で、プラグインを閉じずに WaveLab Studio をそのまま操 作できます。
詳細について は、http://www.algorithmix.com/en/renovator.htmをご 覧ください。
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マスターセクション
はじめに
マスターセクションは、WaveLab Studio のリアルタイムサウンド処理 の心臓部であり、オーディオ信号が WaveLab Studio から出力される前 に通 る最終部分で す。ここ で、マスターレベ ルの調整、エフェ クトや ディザリングの適用などを行います。
マスターセクションでの設定内容は、以下の場面で反映されます。
⇒ オーディオウィンドウでオーディオファイルを再生するとき
⇒ モンタージュを再生するとき
マスターセクションのエフェクトは、クリップエフェクトとは違い、
モンタージュ上のすべてのクリップ、または トラックに適用されま す。
⇒ オーディオウィンドウまたはモンタージュ でレンダリングを実行す るとき
レンダリング機能を使用すると、マスターセクションからの出力が、
ハードディ スク上にフ ァイルとして 書き出され ます。これにより、
マスター セクショ ンでの処理 をオーディ オに適用 して書き出 した り、モンタージュ上でのミックスをファイル に書き出したりできま す。詳細は108 ページの『レンダリング』と203 ページの『ミック スダウン - レンダリング機能について』で説明します。