• 検索結果がありません。

スペクトラム ディスプレイ モードの選択

ドキュメント内 WaveLab Studio 6 日本語マニュアル (ページ 114-118)

検出解像度

(Resolution)

周波数解析(FFT)のサイズを設定します。

この解析では、1 ブロックあたりのオーディオ サ ンプル を使用 して スペク トラム の計算 を行 いま す。値は解析に 使用する サンプル数 を示します。

値が高くすると、より多くの周波数を分析できま すが、時間については不正確になります(逆に低 くした場合は周波数よりも時間を優先)。メニュー にはFFTサイズと時間/周波数の解像度が示されま す。

オプション 説明

11

自動一括処理

はじめに

自動一括処理は、マスター セ クションにおけるレンダリング機能の拡 張機能です(108 ページの『レンダリング』参照)。大きな違いは、自 動一括処 理では数多くのファイル に対してそれぞれ個別の 処理を一度 に適用できるという点です。また、自動一括処理には、レンダリング機 能にはない、次のような機能も備えられています。

任意の数のプロセス(プラグイン)を適用できます。

マスター セクションでは使用できないエフェクトを使用できます

(123 ページの『オフライン プロセッサについて』参照)。

現在開かれていないファイルにも処理が 行われ、処理されたファイ ルはディスクに直接保存されます。

ファイルの形式と名前を変更できます。

多くの ファイルを処理する場合 は特に、自動一括処理を使 うとレンダ リング よりもはるかに効率的 に処理を適用できます。こ れは、平行し て複数の ファイルを処理するよりも、一度に 1 つずつ のファイルを処 理したほうが、コンピュータにとっては効率的であるためです。また、

複数の ファイルに対する処理を 一度に設定できるため、設 定や操作に 費やす時間を大幅に減らせます。WaveLab Studio の自動一括処理機能 は非常に高速に動作します。

ただし、マスター セクショ ンのレンダリング機能では使用できて、自 動一 括処理では 使用できない 機能もいく つかあります。" 長さ を保持

(No tail)"、" ミュートされた 範囲 / クリップを除く(Skip Mute...)" の 各オプ ションは、" レ ンダリング(Render)" ダイアログで のみ利用可 能です。

⇒ WaveLab Studio には、自動一括エンコード機能も用意されていま す。ファイルのフォーマットを一括して別の フォーマットに変更で きます。

この方法については、132 ページの『基本手順』の項で説明します。

WaveLab Studio の自動一括処理を使用するメリット - 例

WaveLab Studio 自動一括処理機能は、可能な限り効率的に実行される よう に設計されてい ます。以下 にこの機能の動 作の仕方の例を 挙げま す。まだ自動一括処理を使用したことがない場合、詳細をすぐに把握で きない かもしれませんが、次に記載 されている内容を読め ばこの機能 の効率性をご理解いただけると思います。

次のようなエフェクト チェーンにより 3 分間のファイルが処理される 場合を仮定します。

DC リムーバー → ディノイザー → ノーマライザー → コンプレッサー

→ ノーマラーザー → MPEG 圧縮

これらのエフェクトの内、DC リムーバーとノーマライザーはマルチ パ ス エ フェクトです。マルチ パス エフェ クトでは、信号は 2 回 以上エ フェクト内を通過します。DC リムーバーとノーマライザーの場合は 2 回で、最初 に信号が分析され、次に分 析結果に基づいて実際 に処理さ れます。

この例の場合は、WaveLab Studio 内部で次のように信号が処理されま す。

最初 のパスでは、オ ーディオが ファイルか ら読み取 られ、DC リ ムー バーの分析部分を通過します。この段階では、ほかのプロセッサが信号 を読み取る 必要がないため単にス キップされ、ディスクには何 も書き 込まれません。このパスでは、削除される必要のある DC オフセットの 量のみが算出されます。DC リムーバーでは、ファイル全体を読み取る 必要がない ため、分析の開始数秒後に プロセスは最初からやり 直され ます。

パス 2 では、DC リムーバーは信号処理をしますが、信号をディスクに 保存することはないので、プロセスは高速です。また、信号は分析のた めに最初の ノーマライザーを通過 して、必要な最適化量が算出 されま す。ほかのプロセッサはスキップされます。

ファイルの DC リムーバー

パス 1: = ディスク = RAM

転送 分析

読み込み

ファイルの

DC リムーバー パス 2:

ノーマライザー

転送 処理 分析

読み込み

= ディスク = RAM

ファイル DC リムーバー パス 3:

ノーマライ ディノイ

コンプレッ ノーマライ

転送 処理

分析

処理 処理

処理

の読み込み ザー ザー

サー ザー

= ディスク = RAM

パス 3 では、信 号は DC リムー バー、最初のノーマライ ザー、ディノ イザー、およびコンプレッサーで処理され、2 番目のノーマライザーで 分析されます。この場合も先の場合と同様に、ディスクには何も保存さ れませ ん。このパスの目的はいくつ かの処理を実行して最 終的に必要 な最適化量を算出することです。

パス 4 では、すでに処理に必要なすべての情報が算出されているので、

単一のパ スで実際の処理とディス クへの書き込みをすべて 実行できま す。

この ような WaveLab Studio 独自の エフェクト処 理アルゴリズ ムによ り、それぞ れの処理を適用するたび に毎回ディスクにアク セスするよ りも はるかに早く処 理が行われま す。また、一 時ファイルは作 成され ず、すべての処理はすべて内部の 32 ビット浮動小数点処理で行われる ため、エラーの発生率が少なくなります。これにより、処理速度を高め るだけでなく、音質の向上も実現しています。

ドキュメント内 WaveLab Studio 6 日本語マニュアル (ページ 114-118)