ウィンドウの各部分について メイン ビュー
下側のメイン ビューで、範囲選択、ツールの適用、ドラッグ & ドロッ プなどの実際の編集作業を行います。
• このウィンドウには、タイム ルーラーとレベル ルーラーがありま す。ルーラーの表示 / 非表示の切り替えは、ルーラーで右クリックし て表示されるコンテキスト メニューを使用します。また、ルーラー の表示単位 の設定も 行えます。設 定方法につ いては、26 ペー ジの
『時間およびレベルの表示形式』をご参照ください。
オーバー ビュー
オーバ ー ビューは、主に長 いファイルのナ ビゲートに使 用します。2 つのエリアで異なるズーム率を使用でき ます。オーバー ビューは波形 全体を表示しますが、メイン ビューは短 い区間を表示します。これら のビューは同期して表示されます(34 ページの『ビューの同期』参照)。
表示モードについて
メイン ビューとオーバー ビューは共に、オーディオを 2 つの表示モー ドから選択して表示できます。
• 波形ディスプレイ 標準の波形表示です。
• スペクトラム ディスプレイ
オーディオを「スペクトログラム」で表示し、タイム ライン上の各 エリアで周波数スペクトルのレベ ル強度を示します(113 ページの
『スペクトラム ディスプレイ』参照)。 オーバー ビュー
ズーム レバー メイン ビュー
表示モード ポップアップ
各セクションの横方向ズーム コントロールの左側にあるポップアップ で、表示方法を選択します。
ビューの同期
メイ ン ビュー とオーバー ビューを別 個の表示モ ードにする と、オー ディオを 2 つの表示方法で同時に確認できます。オーディオ ファイル の同じ部分を 2 つのビューで表示し、またカーソル位置も同期します。
• これ を 行う に は、 表示 モ ード ポッ プア ッ プ メ ニュ ーの " 上下 ビュ ー の 表示 を 同 期(Synchronize top and bottom views)" を有 効にします(メイン ビューとオーバー ビューの両方にあります)。
これが有 効になっ ている場合 は、横方向ズ ーム コン トロール(35 ページの『ズーム』参照)は、メイン ビューで利用可能です。
⇒ 以降は、標準の波形表示モードでの編集方法について説明します。
スペク トラム ディス プレイ につい ては 別の章 で説明 します(113 ページの『スペクトラム ディスプレイ』参照)。
ステータス バー
ステー タス バーは、" ユーザー設定(P referen ces)" の " 表 示(Environ-ment)" タ ブで表示しない ように設定できま す。ステー タスバーには、
下記の情報が表示されます。
• 波形カーソルとマウス カーソル位置の表示は、ルーラーとダイアロ グ ボックスで使用しているものと同じ時間表示形式を使用します。
• レベル位置は常に "dB" 単位で示します。
• " 選択範囲の長さ(Selection length)" では、選択範囲が設定されてい ない場合はファイル全体の長さを表示します。設定 されている場合 はその範囲の長さがカッコ内に示されます。
• スペクトラム ディスプレイ モードが選択されている場合は、レベル の代わりに周波数が示されます。
ウィンドウの操作方法
WaveLab Studio では、Windows で の標準的な操 作方法を使って ウィ ンドウのサイズ変更、移動、最大化、最小化を行います。詳細について は、Windows のヘルプまたは取扱説明書をご覧ください。
ウィンドウ幅の最大化
" 表示(View)" メニューの " ウィンドウ幅を最大化(Maximize width)"
を選択 すると、アクテ ィブなウィ ンドウが WaveLab Studio のア プリ ケーション ウィンドウ内での最大幅まで広がります。
分割線
メイン ビューとオーバー ビューの間の分割線をドラッグして、ウィン ドウ内のペーンの 表示比率を変更できます。詳細については、21 ペー ジの『ペーン』をご参照ください。
マウス カーソル位置 マウス カーソル 位置のレベル
表示倍率 ファイル全体 /選択範囲の長さ
ファイル フォーマット情報
(50ページ参照)
波形 カーソル位置
表示倍率の設定
ズーム
水平倍率
• 水平倍率を縮小していくと、ファイル全体が ウィンドウ内に表示さ れます。
• 水平倍率を最大にすると、1 つのサンプルが数ピクセルを占めるよう に表示されます。これにより、サン プル単位での正確な 編集を行え ます。
垂直倍率
• ズームアウトすると、最大レベルがウィンド ウの高さと一致して表 示されます。これは、左側のルーラーで確認できます。
• 徐々に拡大すると、それに応じて全体の高さ のうちで表示される部 分が少 なくな りま す。表 示する 部分を 調節す るに は、左側の ルー ラーで 表示され ている 部分を 確認しな がら右 側の垂直 スクロ ール バーを使用します。
この機能を使うと、ピーク ポイントなどを詳細に確認できます。
ズームレバーの使用
メイ ン ビューと オーバー ビューは どちらも、水平 方向、垂直方 向の ズーム レバ ーを備えています。これらのレバーを使って、表 示倍率を 変更できます。
• つまみは、任意の位置にドラッグできます。
• ズーム レバー上の任意の位置をクリックすると、つまみがそこに移 動します。
• 両端の三角のマークをクリックすると、1 段階ずつ拡大率を変更で きます。
どちらの場合でも、ステータ スバーでの拡大率は連続的に更新され ます。
虫めがねツールの使用
虫めがねツ ールを使うと、波形の任意 の部分を選択してウィン ドウ全 体に表示できます。
虫めがねツールが選択された状態
虫めがねツールの選択
虫めがねツールは編集ツール バーから 選択できますが、他にも選択方 法が 2 つあります。
• [Ctrl] キーを押しながらポインタ をメイン ビューに移動する と自動 的に虫めがねツールに変わります。
[Ctrl] キーを離すと、元々使用していたツールに戻ります。
• ポインタをオーバー ビューに移動すると、自動的に虫めがねツール に変わります。
メイン ビューでの虫めがねツールの使用
1. ポインタを波形上に置いてマウス ボタンを押したままにします。
2. 左または右にドラッグしてボックスを作った後、マウス ボタンを離 します。
ボックスで囲まれた領域が、メイン ビュー全体に表示されます。
完全 にズーム ア ウ トし て 波形 全 体を表示
ズーム インして 各サン プル ポイ ン ト を 表 示 し、
詳細 編 集を 行え ます。
波形のピーク部 分の 詳細表示
水 平方向および垂 直方向の ズーム レバー
オーバー ビューでの虫めがねツールの使用
オーバー ビューで虫めがねツールを使用する方法は、メイン ビューの 場合と同 様です。ただし、オ ーバー ビューで虫めがねツ ールを使って も、拡大表示されるのはメイン ビューのみです。
この機能を利用すると、メイ ン ビューの拡大表示操作が、ファイル全 体を表示したオーバー ビュー上で行えます。
マウスを使用したズーム操作
マウスを使用して、表示倍率を連続して変更できます。
1. マウス ポインタをメイン ビューのルーラーに合わせます。
2. マウスをドラッグしたまま上下に動かします。
表示倍率が連続的に変化します。
ドラッグによる表示倍率の変更
• カー ソ ルを 中 心 位置 に 固定 し た まま 拡 大 また は 縮小 す る には、
[Shift] キーを押しながらドラッグします。
• [Ctrl] キーを押しながらドラッグすると、最大レベルの値に合わせて 垂直方向の表示倍率が自動的に設定されます。
• [Alt] キーを押しながらドラッグすると、表示画面をスクロールでき ます。
これ らコマ ンドは、ルー ラー上で 水平方 向にソン グ ポジ ションを ド ラッグ移動 する機能と併用でき ます。これにより、ファイル内 の目的 の場所を見つけて拡大する作業を素早く行えます。
マウスによ るズーム操作は慣れるま で少し時間がかかるかも しれませ んが、一度慣れてしまえば非常に効率的な編集作業が行えます。
ズーム時のマウスの感度設定
ズーム時 のマウスの感度 は、" ユーザ ー設定(Preferences)" の " 表示
(Environment)" タブにある " ドラッグズームの感度(Sensitivity when zooming with the mouse in the time rulers)" で設定します。この値が 大きいほど、マ ウスの動く幅に対して 表示倍率が変化する幅が 小さく なりま す。慣れな いうちは大きめ の数値を設定す ることをお勧め しま す。
このようにしてボックスを作ると...
... ボッ クスで 囲まれた 領域が ウィン ド ウ全体に表示されます。
ホイール マウスの使用
スクロール ホイールが付 いたマウスを使用している場合、ホイールを 使って表示倍率を変更できます。
• [Ctrl] キーを押しながらホイールを回すと、水平方向の表示倍率を変 更できます。
• [Ctrl] キーと [Shift] キーを押しながらホイールを回すと、垂直方向の 表示倍率を変更できます。
" ズーム(Zoom)" メニューの使用
" ズーム(Zoom)" サブ メニューにアクセスするには、次の 2 つの方法 があります。
• " 表示(View)" メニューから " ズーム(Zoom)" を選択する。
• ステータス バーで表示倍率が表示されている部分をクリックする。
このメニューの内容は以下のとおりです。
キーボードを使用した表示倍率の変更
コンピュータのキーボードを利用して、アク ティブ ウィンドウをすば やくズームできます。[ ↑ ]/[ ↓ ] を押すと横方向にズームイン / アウト します。[Shift]+ 矢印キーの場合は縦方向のズームイン / アウトを行い ます。
ズームに関するキー コマンドが他にもあります。『キーコマンド』の章 に全リストがあります。
ファイル全体の自動表示
以下の方法でファイル全体を自動表示できます。
1. " ユーザー設定(Preferences)" の " 編集(Wave edit)"タブで " 全体 表示部の表示倍率を自動調節(Auto zoom for overviews)" を有効に します。
2. ウィンドウのサイズを変更します。
波形全体が表示されるように、オーバー ビューの表示倍率が自動的 に調節されます。その後、オーバー ビ ューの表示を拡大すると、自 動ズーム機能は無効になり、再びウィンドウ サイズを変更すると有 効になります。
ファイルの表示部分の確認
オーバー ビューでは、ファイルのどの部分がメイン ビューに表示され ているかを示す線が波形の下に表示されます。" 上下ビューの表示を同 期(Synchronize top and bottom views)"が無効になっている場合は、
範囲インジケーターのみが表示されます。
メイン ビューのスクロール バーをドラッグすると、この線も一緒に動 きます。これによりメイン ビ ューを大きく拡大表示して いても、オー バー ビューで現在の位置を容易に確認できます。
この メイン ビューの 表示領 域を示す 線は、デフォ ルトで はオーバ ー ビューの下 の部分に表示されて いますが、上にも表示でき ます。この 設定方法については、259 ページの『スタイル設定 − オーディオ ウィ ンドウ』をご参照ください。
オプション 内容
"前の表示倍率に戻す
(Restore last zoom)"
このメ ニューを 使って 前回設定 した表 示倍率 に戻します。
"波形全体を表示
(Overview)"
ファイ ル全体が 見わた せるよう に表示 倍率が 設定されます。
"1 対1に拡大
(Zoom in 1:1)"
1 ピクセル(画面上の 1 つの点)が 1 つのサン プルに対応するように、表示が拡大されます。
"最大倍率で表示
(Microscope)"
最大倍率で表示します。1 つのサンプルが複数 のピクセルで表示されます。
"選択範囲を拡大表示
(Zoom selection)"
現在選択されている領域(40 ページの『カー ソル位置の設定』参照)がウィンドウにちょう ど収まるように、表示倍率を設定します。
"倍率の指定..
(Custom...)"
この項目を選択す るとダイアログが表示 され、
希望する表示倍率を入力できます。
"垂直方向の表示最適 化(Optimize vertical zoom)"
ピーク ポイントが見やすいように、垂直方向の 表示倍率を設定します。ファイル全体のピーク ポイントではなくて、現在ウィンドウ表示され ている領域 のピーク ポ イントに合わ せて最適 化されます。
メイン ビューをスクロールした際も、表示領域を示す線により波形 のどの部分がメインビューに表示されているのか確認できます。