マウス ゾーンについて(オーディオ トラックのみ)
モンタージュでのクリップの再配置は、通常ドラッグにより行います。
ただし、ク リップ内のどこをクリ ックしたかによって、ドラ ッグの結 果 は変わ ります。 ク リップ 内での マウス のクリ ック 位置を、マ ウス ゾーンと呼びます。
マウス ゾーンは次のような基本機能を備えています。
⇒ ポインタをマウス ゾーンに移動すると、そのマウス ゾーンで可能な オプションがインフォメーション バーに表示されます。
修飾キーを押すと、追加機能を実行できるのかどう かもここに表示 されます(145 ページの『インフォメーション バーに表示される記 号』参照)。
全自動スナップ(" スナップの対象 (Magnetic bounds)")
全自動スナ ップを利用すると、クリッ プが引き寄せられる位置 を指定 できます。クリ ップをモンタージュ 内の重要な位置に移動 したり、ほ かのクリップに隣接して配置する際に便利な機能です。
こ れは 編 集(Edit):オ プシ ョ ン(Options) の ス ナッ プ の対 象
(Magnetic bounds) サブ メニューを使用して行います。
マウス ゾーン 説明
クリップ上端 ドラッグしてクリップをコピー(163ページの『ク リップの複製』参照)
クリップ上端 クリップ上部
クリップ下部 クリップ下端
クリップ 右側辺上部
クリップ 左側辺下部 クリップ 左側辺上部
クリップ 右側辺下部
クリップ上部 範囲を選択(161ページの『選択範囲』参照)
クリップ下部 および クリップ下端
クリ ップの選択。ドラッグによるクリップの移動
(159 ページの『クリップの選択』、162 ページの
『クリップの移動』参照)
クリップ側辺下部 / 側辺上部
端 をドラッグし てクリップの サイズを変更(164 ページの『クリップ サイズの変更』参照)
マウス ゾーン 説明
スナップの有効化
使用するスナップの対象を設定したら、" 編集(Edit)" ビューの " 境界 に スナッ プ(Enable snapping)" アイコ ンをク リッ クする か、コン ピュータのキーボードで [N] キーを押して、全自動スナップを有効にし ます。
全自動スナップを有効にすると、クリップの移動やサイズ変更の際に、
クリップの 端やキューポイントが設 定されているスナップの 対象地点 に近づくと以下の事柄が起こります。
• クリップがスナップの対象地点にスナップします。
• クリップがスナップしているものがラベルとして表示されます。
スナップの 対象を無効にするには、再 び同じアイコンをクリッ クする か、[N] キーを押します。
クリップの選択
コピーや削 除などを行うためにク リップを選択するには、クリ ップの 下部領域(クリップの選択 / 移動がアサイン されたマウス ゾーン)を クリックしてください。
選択したクリップは違った色で表示されます。この色は変更できます
(262 ページの『カスタム カラーの定義』参照)。
• [Ctrl] キーを押しながらクリックすると、複数のクリップを選択でき ます。
Windows 用のプログラムで、複数のオブジェクトを選択する一般的 な方法です。
• [Shift] キーを押しながらクリックすると、同一トラック上で連続す る複数のクリップを選択できます。
これも、同様に Windows アプリケーションでは一般的な方法です。
オプション 説明
"モンタージュの開始地点
(Start of Audio Montage)"
モンタージュの開始地点
"クリップのキューポイント
(Clip's cue-point )"
ク リップ のコン テキス ト メ ニュー を使 用して設定す るクリップ内の特定の位置
(167 ページの『キ ューポイントの使用』
参照)。
"クリップの開始地点
(Clip's head)"
クリップの開始地点
"クリップの終了地点
(Clip's tail)"
クリップの終了地点
"時間の単位(Time units)" ルーラー上の時間単位。タイム グリッド が有効な場合、グリッド線と一致します。
この単位の 細かさは、水平方向の拡大比 率に より決まります。ルーラー とグリッ ドの詳細については、145ページの『ルー ラー』をご参照ください。
"モンタージュ マーカー
(Audio Montage markers)"
モ ンター ジュ ウ ィンド ウ内 のマー カー
(195 ペ ージの『モンタ ージュ での マー カーの使用』参照)
"オーディオファイル内 マーカー
(Markers in audio sources)"
元 のオー ディオ ファイ ルに 含まれ てい るマーカー(195ページの『モンタージュ でのマーカーの使用』参照)
"選択範囲の両端
(Selection range's left/right edges)"
モンタージュ 内で選択した範囲の開始地 点と終了地点
"カーソル(Cursor)" モンタージュ内のカーソル位置
• [Ctrl] キーと [Shift] キーを押しながらドラッグして範囲を指定する と、複数のトラック上の複数クリップを選択できます。
選択枠に一部でも接しているクリップはすべて選択されます。
[Ctrl] + [Shift] キーを押すとカーソルの形が変化して、範囲を指定して クリップを選択できることが示されます。
選択メニューの使用
" 編集(Edit): 選択(Select)" メニューには、クリップの選択に関する 機能が用意されています。
オプション 説明
"すべてのクリップを選択
(Select all clips)"
モン ター ジュ内 のすべ てのク リッ プを 選択します。
"選択トラックのクリップを 選択(Select clips of selected track)"
選択 され ている トラッ ク上の すべ ての クリップを選択します。選択されている トラ ックはトラ ック コン トロール 領域 の色が変わります。
選択範囲内のクリップを すべて選択(全トラック)
(Select all clips included in the selection (in all tracks))
すべてのトラックを対象に、選択範囲に 含ま れる すべて のクリ ップを 選択 しま す。
"カーソル左のクリップを すべて選択(選択トラック)
(Select all clips at left of cursor (selected track))"
選択したトラック上で、カーソルより左 側に 終了 地点が あるす べての クリ ップ を選択します。
"カーソル左のクリップを すべて選択(全トラック)
(Select all clips at left of cursor (all tracks))"
すべてのトラック上で、カーソルより左 側に 終了地 点があ るす べての クリッ プ を選択します。
"カーソル右のクリップを すべて選択(選択トラック)
(Select all clips at right of cursor (selected track))"
選択したトラック上で、カーソルより右 側に 開始地 点があ るす べての クリッ プ を選択します。
"カーソル右のクリップを すべて選択(全トラック)
(Select all clips at right of cursor (all tracks))"
すべてのトラック上で、カーソルより右 側に 開始地 点があ るす べての クリッ プ を選択します。
"選択を反転
(Inverse selection)"
現在 選択さ れてい るす べての クリッ プ を選択解除して、モンタージュ内のそれ 以外のクリップをすべて選択します。
"クリップの選択を解除
(Deselect clips)"
現在 選択さ れてい るク リップ を選択 解 除します。
"すべての選択クリップを ロック/ロック解除
(Lock/Unlock all selected clips)"
選 択 され て い る す べ ての ク リ ッ プ を ロックします。または、既にロックされ ている場合は、ロックを解除します。ク リップのロック / ロック解除に関する詳 細については、167 ページの『クリップ のロック解除』をご参照ください。
"すべての選択クリップを ミュート/ミュート解除
(Mute/Unmute all selected clips)"
選 択 され て い る す べ ての ク リ ッ プ を ミュートします。または、既にミュート されている場合は、ミュートを解除しま す(154ページの『クリップのミュート』
参照)。
オプション 説明
選択されたクリップとフォーカスされたクリップ
「選択された」クリッ プと、「フォー カスされた」クリップは 区別され ます。
• 選択されたクリップとは、これまでに説明し たいずれかの手順を使 用して選択したクリップのことです。
同時に複数のクリップを選択できます。
• フォーカスされたクリップとは、最後 に選択(またはクリック、編 集)したクリップのことです。
フォーカスされるのは一度 に 1 つ のクリップだけです。デフォルト の設定では、フォーカスされたクリップは名 前ラベルが強調表示さ れて区別されます。
右側の選択されたクリップをクリックすると、それがフォーカスされ たクリップに変化します。
選択範囲
選択範囲とは、トラック上で 選択された領域のことです。選択範囲は、
完全にク リップ内に入っている場 合も一部がクリップ内に 含まれる場 合もあ ります。また、トラック内の何 もない部分に作成する ことも可 能です。選択範囲を使用すると以下の事柄を行えます。
• 選択範囲を使用してクリップを編集できます。これには、切り取り、
削除、またはトリミングなどの編集作 業が含まれます(165 ページ の『トリミングによるサイズ変更』参照)。
• 選択範囲を別のトラックにドラッグして、新 規のクリップを作成で きます。
• 選択範囲を WaveLab Studio ウィンドウの空の領域にドラッグする と、元のオーディオ ファイルを開くことができます。この際ウィン ドウには選択範囲が表示されます。
• 選択した範囲のみを再生できます。この際選 択範囲分の長さのモン タージュを聴 くことも、クリップ のみを聴くこと もできます(155 ページの『クリップ / 選択範囲の個別再生』参照)。
• トランスポート バーの " 再生終了位置 /ループモード(Playback end position/loop mode)" ボタンをクリックし て、" 選 択範囲をループ に設定(Loop selection)" を有 効にした状態で、ループを 有効にし て再生すると、選択範囲をループ再生できます。
次の手順により、選択範囲を作成できます。
• トラック上の何もない領域に選択範囲を作成す るには、オーディオ ウィンドウでオーディオを選択する際と同様にクリ ックしてドラッ グします。
• 同じ方法を使ってクリップ内でも選択範囲を作成できますが、まず、
マウス ポインタをクリップの上部の領域(選択範囲機能がアサイン されたマウス ゾーン)に置く必要があります。
ポインタが選択領域マウス ゾーン内にあると、ポインタが "I" の形に なります。
• マウスをドラッグして選択範囲を作成すると、範 囲の開始地点、終 了地点、および長さがインフォメーション バーに表示されます。
• 同じマウス ゾーンでダブルクリックすると、クリップ全体または最 も近いマーカー間が自動的に選択範囲になります。
マーカー間が指定された場合、トリプルクリック(3 回続けてクリッ ク)すると選択範囲はク リップ全体に広がりま す。ダブルク リック してからマウスボタンを押したままにしてドラ ッグすると、選択範 囲を左または右に拡張できます。
• 選択範囲の端をドラッグすると選択範囲の幅を変更できます。
• [ESC] キーを押すと、直前に作成した選択範囲を呼び出せます。
• 範囲の選択を解除するには、モンタージュ内の任意 の位置をクリッ クします。