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メーター

ドキュメント内 WaveLab Studio 6 日本語マニュアル (ページ 70-80)

はじめに

WaveLab Studio では、レベル、パン、フェーズ、スペクトルなど、さ まざまな種類のメーターが提供されています。これらのメーターには、

再生時に使用するものが含まれます。ここでは、さまざまなメーターの 使用方法を説明します。

" 再生信号をモニター(Monitor playback)"

再生 中のオーディオ の内容がメータ ーに表示されま す。メータ ーには マスター セクションを 通した後の内容が表示されます。つまり、オー ディオにはマスター エフェクト、マスター フェード、およびディザリ ング処理が適用されています。

オー ディオ ウィ ンドウ、モンタ ージュ、オーデ ィオ CD プログラム、

ファイルダイアログでの試聴など、場面を問わず、あらゆる種類のオー ディオ再生の内容をモニターできます。

メーター

WaveLab Studio には、独立したウィンドウを持つ 7 つのメーターがあ ります。メーターを選択するには、" 検査(Analysis)" メニューから選 択するか、対応するボタンをメーター ツール バーでクリックします。

⇒ 開いているすべてのメーター ウィンドウを閉じるには、上の図の右 側にある " メーター(Meters)" ボタンをクリックします。

ほかのウィンドウと同様に、メ ーター ウィンドウのサイズを変更した り、折りたたんだりできます。

以下のリストで、各メーターの概要を示します。

ここでは、利用可能なメーターについて説明します。

レベル メーター(Level Meter)

レベル メーター

" レベル メーター(Level Meter)" の上の部分には、レベル メーター が表示されま す。ここでは、ピーク レベルおよび平均音量(RMS)が 表示されます。

ピーク レベル メーターでは、各チャンネルのピーク レベルがグラ フィックと数値で表示されます。

デフォルトでは、低いレベルは緑色、-6dB から -2dB の 間のレベル は黄色、-2dB を超えるレベルは赤色で表示されます。必要に応じて、

色と範囲の境 界を変更できま す(72 ペ ージの『レベル / パン メー ターの設定』参照)。

VU(ボリュームユニット)メーターでは、各チャンネルの平均音量

(RMS)が表示されます。

このメーターでは、ユーザーが定義する時間に基づ いて音量のばら つきが平坦にならされて表示されます。

再生またはオーディオ入力をモニターしている場合は、VU メーター に表示される RMS 値を 追いかける ように表示さ れる縦の線が グラ フ内に表示されます。これらの 線は、左側の線では、一定時 間内の 最小 RMS 値の平均が 示され、右側の線では最大 RMS の平均が示さ れます。最大値と最小値の差異が、左側の線の左に表示されます。こ れにより、取り扱っているオーディオのダイナミック レンジの概要 をつかめます。

リアル タイムで オーデ ィオを モニタ ーして いる場 合、ピーク値 と RMS 値がメーター グラフの右側に数値で表示されます。

最大ピーク値の右横のカッコで囲まれた数字で は、発生したクリッ ピング の数が 示されま す。望まし いクリ ッピング の数は 1 か 2 で す。この数字が 2 より大きい場合、マスター レベルを下げて音が歪 んでしまうのを回避する必要があります。

VU メーター ピーク レベル メーター

メーター プリセット(73ページ参照)。 リセット ボタン

最小値 最大値

差異

パン メーター

ス テレオ フ ァイル をモニタ ーする 場合は、ウィ ンドウの 下側に パン メータ ーが表示されます。このメ ーターでは、左右チャンネ ル間のレ ベルの差異が表示されます。

上のパン メーターでは、チャンネル間のピーク レベルの差異がグラ フィックと数値で表示されます。

パン メーターは、左または右のより大きいチャンネルのほうへ中央 から延びます。このメーターで は、左右それぞれで異な る色が使用 されます。色の設定方法については、72 ページの『レベル / パン メー ターの設定』をご参照ください。

下のパン メーターでは、チャンネル間の RMS レベルの差異がグラ フィックと数値で表示されます。

これにより、トラックが適正なバランスでス テレオ録音されている か判断できます。

リアルタイムでオーディオをモニターし ている場合、チャンネル間 のピーク値と RMS 値の差異がメ ーター グラフの左側と 右側に数値 で表示されます。

メーターのリセット

メーターの表示をリセット するには、ひし形のリセット アイコンをク リックす るか、"オプション(Options)" メニ ューから " 表 示をリセッ ト(Reset)" を選択します。これにより、最大ピーク値、最大 RMS 値、

およびシグナル クリップ の数を含む、すべてのメーターと数値が即時 にリセットされます。

リセット アイコン

レベル / パン メーターの設定

メーターの動きや、スケール、色などを自由に設定 できます。また、5 つまでのメーター セット をプリセットとして保存しておいて、後から 瞬時に呼び出すことも可能です。以下の手順により、この機能を使用し ます。

1. ウィンドウ内の " オプション(Options)" メニューで " 詳細設定

(Settings)" を選択するか、対応するアイコンをクリックします。

" レベル / パ ンメーターの設定(Level/Pan Meter Settings)" ダイア ログが表示されます。

2. 必要に応じて、設定を調整します。

" 適用(Apply)" ボタンをクリックすると、ダイアログを閉じること なく調整結果を確か められます。このダイアログでは、以下 の設定 を行えます。

設定 説明

"全体の表示色

(Global colors)"

ウィンド ウの背景 の色、メータ ーの目盛、

メーターのグリッド線の色を、対応する色 が付いた四角形の領域をクリックして変更 できます。

"対象レベル範囲

(Global range)"

ここで、表示される最大レベルと最低レベ ルを指定できます。たとえば、すべ てのレ ベルが表示されるプリセットと限られた範 囲で詳細なレベルが表示されるプリセット を用意して、切り替えて使用できます。

"ピークレベルメーター

(Peak meter)" - "動作

(Ballistics)"

ピーク レベル メーターのリリー ス タイム

(ピークに到達してから落ちるまでの時間)

とピーク ホールド タイム(ピーク後にピー クの値が表示されている時間)を設定でき ます。

"ピークレベルメーター

(Peak meter)" - "表示色 とレベル範囲(Zones)"

ピーク レベル メーターの低レベル域、中レ ベル域、高レ ベル域の 色を指定 できます。

中レベル域と高レベル域で " 下限(from)"

の値を変更して、それぞれの帯域に含まれ るレベルを定義できます。

"VU メーター(VU-Meter)" - "表示(Show)"

このチェックボックスにより、VU メーター の表示/非表示を切り替えられます。

3. 設定内容をプリセットとして保存するに は、ダイアログの一番下に あるプルダウン リストから、" 名前を付けて保存(Save as)" を選択 して、表示されるダイアログでプリセット名を付けて保存します。

4. " プリセット ボタンに割り当てる(Assign to preset button)" サブ メニューで任意の番号を割り当てると、メーター ウィンドウで対応 するボタンをクリックして、設定内容を素早 く呼び出せるようにな ります。

5. 完了したら "OK" ボタンをクリックしてウィンドウを閉じます。

" キャン セル(Cancel)" ボ タンを クリッ クする と、たとえ " 適用

(Apply)" ボタンを押 して変更をメーターに 適用している場合でも、

設定内容は破棄されます。

メーター プリセットの選択

" レベル / パン メーターの設定(Level/Pan meter Settings)" ダイアロ グで、プリセット ボタンに設定を割り当てている場合は、対応する 1〜

5 の番号が付いたアイコンをクリックするか、" オプション(Options)"

メニュ ーでプリセットを選択し て、表示設定を素早く切り 替えられま す。

位相スコープ(Phase Scope)

" 位相スコープ(Phase Scope)" は、ステレオのオーディオをモ ニターする場合のみ使用できます。

位相スコープは、次 の方法で 2 つのチャンネル間の位相と振 幅関係を 示します。

垂直線は、両チャンネルが同一の完全なモノラル シグナルを示しま す。

水平線は、左チャンネルと右チャンネルが逆の位相 で一致している ことを示します。

円形に近い形を描いている場合は、バランスのとれたステレオ シグ ナルであることを示 します。形が 左に偏っている場合、左チ ャンネ ルにエネルギーが偏っていることを示し、右はそ の逆です。この極 端な例は、一方がミュートされている場合で、この場合、位相スコー プはもう一方に 45 度傾いた直線になります。

2 つのまったく同じサイン波を左右のチャンネルに少しずらして配 置すると、位相は円形で表示されます。

一般的に、糸状のものがたくさんあるほど、シグナル には低音が多 く含まれ、表示がスプレー状になるほど、シグナルの 周波数は高く なります。

" 位相スコープ(Phase scope)" の一番下には、位相の相関関係を異な る方法で示すメーターが表示されます。

緑の線では位相の相関関係が示され、2 つの赤い線で最大値と最小値 がそれぞれ示されます。これらの線の色は変更できます。

モノラルの信号の場合は、完全に位相が一致してい ることになるの で、緑の線は一番右側の +1 の位置に表示されます。

左右のチャンネルに同じ波形があり、片方の位相が 反転されている 場合、緑の線は -1 の位置の左へ消えていきます。

一般的なミックスでは、この値が 0 から +1 の間に収まっているほ うが良いでしょう。

位相スコープのメイン部分とは違い、この部分は " 選択範囲の平均値を 表示(Analyse Selection)" が選択されているときも使用可能です。

"VU メーター(VU meter)" - "動作

(Ballistics)"

ここのオプションにより、VU メーターの音 に対する反応方法を定義できます。

" 解像度(Resolution)" は、VU メーターで 表示される平均値を算出する際に使用され るサンプルの長さ です。この値 が小さくな るほど、VU メーターはピーク メーターの 動きに 近くなり ます。" 実行 値検出解 像度

(Range inertia)"は、最大RMS値と最小RMS 値の平均を示す線が VU メー ターの表示に 反応するまでの時間が決定されます。

"VU メーター(VU meter)"−Color

このボタ ンをクリッ クすると、VU レ ベル メー ターに 使用 する カラー を選 択でき ま す。

"パンニング メーター

(Panning Meter)"

ここでは、パン メーターの表示 / 非表示の 切り替え、パン メーター グラフで使用され る色の変更、パンのレベル範囲の調整を行 えます。

設定 説明

ドキュメント内 WaveLab Studio 6 日本語マニュアル (ページ 70-80)