E一(1)資料の内容
だれが捨うの
1学期も半ばを過ぎ、6年生としての役割も少しずつこなせるようになって
きた。今年は、最高学年として希望にもえてスタートした新学期だったが、みんなの中に気のゆるみも少し出てきていることは確かだ。
「このまま、なんとなく6年生が終わっていくのは心残りだ。」という気持ち
が、ぼくの中にはあった。おそらくみんなも同じような思いではないだろう
か。4月にクラスのみんなで最高学年として、いい学校にするためにがんばろうとちかったことが思い出される。
そんなある日、学級の話し合いの時間に「校庭のボールを拾おう」という
議題が提案された。提案したのは、学級代表の植山君だ。「ぼくは、近ごろ、とても気になることがあります。それは校庭に落ちてい るボーールです。代表委員会でも、毎年使いっぱなしのボールのことについ
ては、ずいぶん話し合ったし、実際にボール拾いもしました。だけど、ち よっとたつとすぐにまた校庭は、使いっぱなしのボールでいっぱいになり
ます。」
確かに植山君の言うとおりだ。ふだんあまり気にとめない、気にしなければ 気づかないことだけど、さすが、学級代表だけのことはある。植山君の提案
を、クラスのみんなはうなずきながら聞いていた。
「最高学年として、ぼくたちの学校が、こんなだらしないままでよいのでし
ようか。」
植山君のしんけんな提案に、はくしゅを送る人も出てきた。「最高学年」とい
う言葉がそれなりの意味をもって、ぼく達一人ひとりの心にずしりとひびい
ていた。
「だから、ぼくたちのクラスで、これから校庭のボール拾いを続けていこう
ということを提案したいと思います。ぼくたちの手で、もっといい学校に
変えていきましょう。」もちろん、植山君の提案は大きなはくしゅでむかえられた。
「いいことは、すぐにやろうよ。」
という声まで聞かれた。
その時だった。はっきりとした声が教室のかたすみから聞こえた。
「わたしは、反対です。」
そのとたん、教室じゅうが静まり返った。その声はもう一人の学級代表の木
島さんだった。木島さんは、落ち着いた声で話し始めた。
「わたしは反対です。植山君が言ったとおり、今までに代表委員会でもずい
ぶんボール拾いはしてきました。だけど、少しもよくならないじゃないで
すか。拾ってあげる人がいるから、それにあまえて、いつまでたっても、使ったボールを平気で落としていってしまう人がなくならないんだと思い
ます。」
「それじゃあ、木島さんは、ボールを拾わない方がいいと言うんですか。」
「ボールを拾えば、校庭はきれいになります。だけど、見た目ばかりきれい
にしても、わたしたちが拾わなくなったら、また、もとどおりにもどって しまいます。それが本当にいい学校と言えるのでしょうか。わたしは、ボ
ールを拾うことに反対します。」真っ向からぶつかり合う二つの意見に、教室じゅうがそうぜんとなってし
まった。
「だれが拾うの」かがやけみらい 改作
一187一
E一(2)道徳学習ノート①
6/25
6年3組( )班 (
)みんなはどう判断すべきでしょう。
・ボールを拾う (植山君の意見)
・ボールを拾わない
(木島さんの意見)賛成の理由、反対の理由
《 学習のふりかえり 》
【班での話し合い】
①意見は言えましたか。 はい
②うまく話し合えましたか. はい
わけ(いいえの人)
いいえ(
いいえ(
)
)
【学級での話し合い】
①発言できましたか。 はい
②しっかり聞けましたか。 はい
③話し合いのルールは守れていましたか。はい
④次の話し合いで、めざしたいことは何ですか。
いいえ(
いいえ(
いいえ(
いよいよ、皆さんとの学習も次回で最後ですね。
わけ
ゆ〆嘉轟
)
)
)
6年3組のみんなには感謝しています。長い間協力してくれてありがとう1 最後はみんなのカを出しきって、活発な話し含いにしてくださいll
一188一
E一(2)道徳学習ノート②
6/29
6年3組 ()班 ( どう判断すべきでしょう。
・ボールを拾わない
〉
・ボールを拾う
みんなで考えて、一番納得した理由をまとめよう。
友達の意見を聞いて考えが変わったことや、深まったことを書こう。
《 学習のふりかえり》
【学級での話し合い】 わけ(いいえの人)
①発言できましたか。 はい いいえ(
②しっかり聞けましたか。 はい いいえ(
③話し合いのルールは守れていましたか.はい いいえ(
④自分の話し合いの霞標は達成できましたか。 はい いいえ(
⑤クラスの話し舎いのレベルは上がってきたと思いますか、
はい〔
いいえ(
)
)
3鐙のみなさん、これからも畠分たちのカで学習を驚めて(ださい。
みなさんのこれからの醸腰を、楽しみにしています。
趣.
懇ド轟)
)
)
)
一玉89一
E一(3)道徳判断カード