4〜7)
ナッテンノ。(神一古男−5)
153一
問題.
よんだみ
たいに
な るこついつ
ふうに
な るよむこと
になる
○イスニ ノッチタラ アタ シガ スベッテネ ドンドン カワニ イク ヨウン ナッ
テイッ.テネダレカガタ
スケテ クレタノ。(赤一H 女5−8)○クマサンハネ アノネ ナ ンカ スワッタ ミタイニ ナッチャッタ。(赤一f女5−
9)
○ダカラ ウー サイバンヲ スル コトニ ナッタンデス。
(赤一工女5−8)
○オハナガネ ソノネ オレ チャッタ ミタイニ ナッテ テネ(小一箆女4−7)
○ソレデネ シズンジャッタ カラネ オリニ イレル コ トニ ナッテネ(神一宮男5 一〇)
○ウサギガネ コウイウ フ ウニ ナッチャツタノ。(小 一相男4−4)
13.6 「よまなくするjrよむことにする」
これは,状態,予定,しかけなどをつくりだすことをあらわすくみたて動詞である。なお「よ むことにする」には,仮定・みなしをあらわす用法があって,「よんだことにする」にもなるが,
このような用法は,幼児の例にはみられなかった。
種 類 年 長 児 年 中 児 年 少 児
よまなく
キ る
○カオヲ ミエナクシテ(自
一t女6−4)
よむよう にする
○[入口の戸を]アカナイ ヨ ○セヲ ノビル ヨウニ シ ウニ シトクノ。(自一g女5 マシタ。(神一桑女4−10)
よむこと 一11)
にする
○アノ オンナノコノ トコ マデネ イッタラ ハナタバ アゲル コトニ シタンダッ テ。(自一d女5−11)
へ
一154一
13.7 「よむとする」「よんだとする」
「よむとする」「よんだとする」は,仮定・みなしのくみたて動詞である。過去の仮定をあらわす ためには,fよむとする」はっかえないが,そうでないばあいは,どちらをつかっても意味はほとん どちがわない。これがっかわれると,主文の述語,または,つぎの文で,それの帰結をあらわす ことになる。
この形は,年長児,年中児によってつかわれている。ただし,帰結の表現が完全にあらわれて いないものもあった。
種 類 年 長 児 年 中 児 年 少 児
よむとす
○ココニ ホイクエン アル ○シンデレラノ オウチガ
㎝
ト スルデショウ。 ソイデ ココニ アルト スルデシ サ コッチニモサ コレ マ ヨ。ココニ ダイドコロト ンナカサ コヤ ミタイノ 一スルデショ。シンデレラノ アルデショウ。(自一b男5 フタリノ オネエサンモ(
一9) )レンノ。ナンニモネ ゴハ
○サイション トコハネェ ンネ ソウジモネ シンデレ ネ ソノ ヒトガ ニンゲン ラバッカリ ヤラセテ ジブ ニンゲンヤラネ ウーン ネ ンネ シナイノ。(小一窪女 オバサンガ イルト スルデ 4−8)
ショ。ソノ オ センセイニ ○ココニ ウサギガ イルト バケタリ スンノ。(赤一b男 スルト, ソレデ オリテネ
6−5) カメガ マエニ ナッテ(小
一海男4−3>
○ソノ ミンナガ ネテルト シテネ,ソイデ ソノコハネ モウ ヤメタノ。(赤一な女6 一2)
よんだと
する ○モクヨウビニ カエッタト シタラ イチバン サイショ ニ イチヲ ツケテ,ヒョッ コリ ヒョウタンジマダナア。
(赤一s男6−6)
○セミ ッカマエタト シタ ラサ コンチュウシチャウン
『
ダ,ボク。(三一m男5−10)
f3.8 rよもうとする」
「よもうとする」は動作の実現をめざすことをあらわすくみたて動詞である。これは,意志的な 動作の実現をもくろむことをあらわす嗣法が基本的であるが,条件形で,あるいは「時」「瞬聞」な
どの時間の形式名詞といっしょにっかわれて,動作が実現する寸前であることをあらわす用法が 一155一
あり,この両者は連続的につながっている。
幼児資料には,この両方の用法があったが,後者の用法も意志的な動作にかぎられ,(「発車の ベルがなろうとした時」のような例はなかった。また,前者の屠法にも,f学者になろうとして勉 強した」のようなとおい将来をあらわすものはなかった。つまり,幼児の使用例は,この両方の 接近したところに両がわからあつまっており,そのことから,両用法はまだ分化していないとい えるかもしれない。ここに問題例としてあげたようなあやまりは,その分化をおこす過程のくる
しみをものがたっているのかもしれない。
種 類 年 長 児 年 中 児 年 少 児
意志実現 ○クマガ ネズミ トロウト ○ソレデ クサヲ タベヨウ のもくろ
○[おおかみは]オオキナ ク
̀ アイテネ ソイデ タベ シテ ポンポント ブツカッ ト シテ( )ヲ モッテ 整
㎜
?ウト シタンダケドネ レンガノ オウチハネ フ レ 塔Kノ オウチヲネ フート tコウトモ ビクトモ シナ「
タノ。(小一三女4−8>
寃¥レデ ヤネノ ウエマデ Cッテネ タベヨウト シタ
キマシタ。(神一場男3−10)
寃Jメサンモ ノロウト シ }シタケド オッコッチャウ ッテネ タベランナイカラネ, マシタ。(小一佐男4−3)
インダッチ。(赤一J女5−8 0コンドネ ニセモノノ テ ツジン ツクッテ トリカエ ヨウト シタノ。(赤一d男
(小一成男4−3)
○サリーハ トメヨウト シ
○キユウニ タカラ シタンジャ 男4−2)
トマロウト シ
6−4)
○「ボクハ ハリーダヨ」ト オシエヨウト シテネ ウー ト ウー ダンスヤネ ウタ ヤネ………チュウガエリ。
(自一t男6−2)
意志的な ○ミズマコウト シタラ
タンダケドネ サリーハネ ソノ マホウヲ シラナイノ。
(/」)・一目」中女5−0)
○ミズヤロウト シタラ
ドテーンテ( ) ナイカ。(赤一d
○テッポウ ラ シュグ
ウトウト シタ 動作の実
現の寸前
カレチャッタノ。(自一κ男6
−1)
○オジイサンガ ヤマカラ 開脚ッテ キテネ ワPウト シタラネ ウント アカンボ ウガ ウマレタノ。(二一〇 男6−3)
○ソイデネ オリヨウト シ タラネ ヒrrコ ハツミノ サンダル モッテッチャウノ。
(自一w女6−5)
問題例O寺口キクナッタラクル マカオウトシテタンダケ
シオレタノ。(赤一w男5−3)
○オジイサンガ カエッテ キテネ キロウト シタラ ヒトリデニ ワレテ モモタ Wウガ デテ キタノ。(赤
一e女4−9)
ド カッテ モラッテ スピ ード ダスト オマワリサン ニ オコラレチャウカラ……
(赤一9男5−10)
カクレチャウモ ン。(神一高男4−4)
○ヤマニ ノボッテ イコウト シタラ ワルーイ トuルガ イテネ ソシテ 「ダレダM
(トオル)ガタガタシンノハ」
ッテ イウノ。(神一佐女3−
7)
○なにしてる絵? ウン ウン トネ オハナニ ミズ アゲ ヨウト シテンノ。(神一場男
3 一10)
一156一
第14章 形容詞派生のコピュラとくみあわさるもの
14.1寸歩の使用した形式
動詞の条件形,ゆずり形,中止形などの分詞(participle)
は,形容詞派生のコピュラとくみあわさって,当為,願望 などのモーダルな意味をあらわすことができる。これは,
ムード語形の延長ということもできよう。
これに類するものは,ここにあげるもののほか,たとえ ば「するといい」fしたらいい」のように,まだほかにもあ
るが,ここには,それらをあげなかった。
また,ここにあげるいろいろな形式は,それぞれ,もっ といろんな罵法をもっているが,ここでは,幼児の使用例 にみられたものだけをあげることにした。
これらの幼児の例から,幼児は,このタイプの当為,願 望形式の基本的なものを身につけていることがわかる。
14.2 「いい」とくみあわさるもの
「いい」とくみあわさるものには,つぎのようなものが あった。なお, 「連体形」の章であげた,形式名詞「ほう」
をつかう形式を,ここでもあげておいた。
年年年 長中少
よめばいい ○○○
よめばよかった ○○
よんでいい ○○○
よんでもいい ○○
よんだっていい ○ ○
よむほうがいい ○
よんだほうがいい ○
よむといけない ○
よまないといけない ○○
よんだらいけない ○ よんじゃいけない
○00
よまなくちゃいけない
0
よまないとだめ ○○
よんだらだめ ○○
よんじゃだめ
○00
よまなくちゃだめ ○ よまなきゃだめ
○
よまなければならない
○
よまないとならない ○ よまなくちゃならない ○
よんでもへいき ○
よみたくてしょうがない ○
種 類 年 長 児 年 中 児 年 少 児
よめばい
「ねがい
○アカノ リボン モラッテ Cットウ ナレバ イイト Iモッタ。(赤一c男5−6)
寃Kンバッテ ヤレバ イイ
しかた
ナアト オモウ。(自一b男 U−0)
寃Rッチ マッスグ イケバ ○「ドウヤッテ モテバ イ ○ナンチュ イエバ イィノ イイノ。(赤一〇男6−2) ンダ」ッテ ユッタラネ 「シ}
?(神一三男4−0>
ッポニ イワエツケレバ イ
○イヌガ スグ オコル ト Lハネ チャント テデ シ
bポヲ イッカイ ブテバ
塔Aスヨ諺ッテ イイノ。 (赤一K男5−11)
ユッタラネ,
uナルポドネ」ッテ ユッタノ l。(神一松女4−8)
一157一
よめばよ かった
く い
よんでい
し、
ゆるし
よんでも いい ゆるし
よんだっ ていい 可 能
よむほう がいい
えらび
よんだほ うがいい えらび
14.3
○ソイデ 「ワカリャ イイン ダヨ,ワカりやー」(自一e男6
−1)
○アノ トキ イチオクマン エンヲ アゲレバ ヨカッタ ナー。(三一【n女6−5)
○キタイ ヒトハ キテ イ インダヨ。(自一q女6−1)
○「コレ イジッテモ ィイ
?」ト イウト 「ダメ」ッ 亨イウノ.(自一。女6−1)
○ソイデ1ロクデタラマ
タ オナジヨウニ フタツ ダシテモ イイシ フ ロク ススメテモ イイ。 (赤一1 女5−8)
○ミッチャン シンデモ イ イノカ?(自一x女5−6)
○アッチカラ キタッテ イ イシ コッチカラ コウ コ ウ コウ キタッテ イイシ。
(赤一b男6−5)
○ヤッパリ シトト アソブ ホウガ イイ。 (赤一π}男5
−10)
○ヤッタ ホウガ イイ。
(赤一。男6−3)
○クレバ ヨカッタ。(小一三 女4−9>
○オッキイ オッキイ ジテ ンシャ ツカッテ イイ ユ メ。(ノ」、一成男4−3)
○アノ ピコウキ モッテッ テ イイ?(小一永男4−4)
○イッショニ イッテモ イ イデスカ。(.赤一e女4−9)
Oゴハン ナルマデ アソン
デイテモィイノ。(自一
r女4−8)
○ウチニ キ・テモ イイデス ヨ。 (小一野女4−9)
「いけない」とくみあわさるもの
fいけない1とくみあわさるものには,つぎのような例があった。
○信号青になったらすすむの ね。アオイノ アオイノ ヤ
ッタラ ウゴイテ イイノ。
(自一d男3−10>
○バスデ ノッチ イクトネ
(イチジュウ〉 コンナニ キタッテ イ インダモン。
〈神一宮男3−8>
種 年 畏 児
年 中 児 年 少 児
よむとい
J 慮ッない ○エジプトッテネ オ オナ
一
カノト ナカニ ノド カワタ{ 一イケナイカラ, オナカ
ノ ナカニ ミズガ アッテ
一158一