第 6 章 日系企業の進出状況
2. 地域別の動向
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図表 6-4 対インド直接投資(資産)残高の推移(年末)11
(出所)日本銀行より作成
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タ、コマツ、ファナック、三洋電機、日清食品、自動車部品メーカーなど 228 拠点が立地 し、チェンナイには味の素、パナソニック、島津製作所、自動車部品メーカーなど 283 社 が展開している。最近では、他州に比べて電力や港湾等のインフラが整備されており、中 東やアフリカへの輸出拠点としても立地がよいグジャラート州に注目が集まっている。具 体的には、マルチ・スズキが自動車の、TOTO が衛生陶器の製造拠点を設立する動きが出 ている。
インドでは一から自力で土地収用することが難しいため、現地で工場を設立する際は工 業団地への入居が一般的となっている。中でも、近年は日系企業専用の工業団地への人気 が高まっており、2006年に開発されたインドで初の日系企業専用の工業団地である、ラジ ャスタン州のニムラナ工業団地は 9 割が入居済みの状況である。現在はグジャラート州で マンダル日系企業専用工業団地、ニムラナ工業団地と同様の州であるラジャスタン州でギ ロット日系企業専用工業団地が開発中となっており、日系企業の注目を集めている。但し、
開発主体が州の産業公社の工業団地はインフラ整備が入居者任せであり、整備された貸工 場も皆無というのが実態であるため、入居しても操業するまでにかなりの手間がかかると いうのが現状である。
また、民間企業が開発している工業団地としては、タミル・ナドゥ州のアセンダス、み ずほ銀行、日揮で共同開発中の「環境複合都市プロジェクト(チェンナイ総合工業団地)」
や双日、マザーソンが共同開発中の「双日マザーソン工業団地」も日系企業の注目を集め ている12。
12 チェンナイ総合工業団地や双日マザーソン工業団地の詳細については、第31章を参照。
56 図表 6-5 地域別の日系企業拠点数の状況
番号 地域名(拠点数) 概要
① デリー(167) 家電・機械などメーカーの販売会社、商社、駐在員事務所等
② ノイダ(52) ホンダ(四輪)、ヤマハ、自動車部品等
③ グルガオン、マネサール(250) スズキ、ホンダ(二輪)、自動車部品、商社、家電等
④ ラジャスタン州(52) ダイキン、ユニ・チャーム、自動車部品等
⑤ グジャラート州(54) 日立エアコン、自動車部品等
⑥ ムンバイ(186) 郵船、山武、ぺんてる、東洋エンジニアリング、商社、金融、海運等
⑦ プネ(76) シャープ、ケーヒン、矢崎総業等の自動車部品
⑧ バンガロール近郊(228) トヨタ、コマツ、ファナック、日清食品、シチズン、自動車部品等
⑨ チェンナイ近郊(344) 日産、味の素、東芝、アロカ、コマツ、コベルコ、機械商社等
⑩ アンドラ・プラデシュ州(88) エーザイ、コベルコ、商社、家電等
⑪ 西ベンガル州(75) 三菱化学、クボタ、日立建機、鉄鋼、商社等
(出所)在インド日本国大使館(2012年11月)より作成
①
③②
④
⑤
⑥
⑦
⑧ ⑨
⑩
⑪
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