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おわりに

ドキュメント内 多国籍企業の所有権構造と参入戦略 (ページ 97-110)

第 5 章 企業の参入戦略と交渉力

5.6 おわりに

88

生産性の高い企業は,企業間競争を激化させ,自己の中間財価格を上昇させるが,交 渉力の高さが,中間財価格の上昇を緩和するため,ϕが小さい場合,アウトソーシングを 選択することが有利な状況が存在する.一方,生産性の低い企業は,企業間競争によっ て,供給量を下げるため,アウトソーシングを選択すれば,中間財価格が低下するが,

結果的に部品サプライヤーの投資の減少が限界費用を増加させるのである.この限界費 用の増加は,ϕが小さい場合,FDI の投資費用の増加を上回る.したがって,アウトソ ーシングの選択よりも,ϕが小さい場合,FDI を選択する方が有利な状況が存在するの である.

89

[4] Grossman, Gene, and Elhanan Helpman (2005). “Outsourcing in a Global Economy.” Review of Economic Studies, 72, 135–159.

[5] Grossman, Sanford, and Oliver Hart (1986). “The Costs and Benefits of Ownership: a Theory of Vertical and Lateral Integration.” Journal of Political Economy, 94, 691–719.

[6] Hart, Oliver, and John H. Moore (1990). “Property Rights and the Nature of the Firm.” Journal of Political Economy, 98, 1119–1158.

[7] Leahy, D. and C. Montagna (2007). “ ‘Make-or-Buy’ in International Oligopoly and the Role of Competitive Pressure ”, GEP Research Paper

[8] Leahy, D. and C. Montagna (2009). “Outsourcing vs FDI in Oligopoly Equilibrium”, Spatial Economic Analysis, 4:2, 149-166.

[9] Leahy, D. and C. Montagna (2010). “Strategic investment and international outsourcing in unionized oligopoly. (Dundee Discussion Papers in Economics; No.

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[10] McLaren, John (2000). “Globalization and Vertical Structure.” American Economic Review, 90, 1239–1254.

[11]

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[12] Nickerson, JA. And R. Vanden Bergh (1999). “Economizing in a Context of Strategizing: Governance Mode Choice in Cournot Competition”, Journal of Economic Behavior and Organization, 40, 1-15.

[13] Y. Chen, J. Ishikawa, and Z. Yu (2004). “Trade liberalization and strategic outsourcing”, Journal of International Economics, Vo.63 419– 436

90

付録

A) 5.3 節の捕捉

投資・産出比率θ𝐼𝐼の導出

𝑑𝑐𝑖𝐼

𝑑𝑧𝑖= −1, 𝑑𝑐𝑗

𝐼

𝑑𝑧𝑖= 0より,

∴ θ𝐼𝐼=𝑑𝛾𝑖 𝑑𝑧𝑖

= 𝑑 𝑑𝑧𝑖

(𝑎 − 2𝑐𝑖𝐼+ 𝑐𝑗𝐼

3 ) =2

3

したがって,相手企業が FDI を選択するとき,自企業の FDI の投資は,相手企業の 限界費用に影響を及ぼさないが,自企業の供給量を増加させる.

投資・産出比率θ𝐼𝑂の導出

(5.10)式:𝑑𝑐𝑗𝑂

𝑑𝑧𝑖 =𝑑𝑞𝑑𝑧𝑗

𝑖 =3(1−𝛽2(1+𝛽𝑗)

𝑗) 𝑑𝛾𝑗

𝑑𝑧𝑖より,

ここで,

𝑑𝛾𝑗

𝑑𝑧𝑖

=1

3(−2𝑑𝑐𝑗𝑂 𝑑𝑧𝑖

+𝑑𝑐𝑖𝐼 𝑑𝑧𝑖

) = −1 − 𝛽𝑗

1 + 𝛽𝑗

𝑑𝛾𝑗

𝑑𝑧𝑖

−1

3 ∴𝑑𝛾𝑗

𝑑𝑧𝑖

= −𝛽𝑗+ 1 6 < 0 故に,

𝑑𝑐𝑗𝑂 𝑑𝑧𝑖 =𝑑𝑞𝑗

𝑑𝑧𝑖 = −1 − 𝛽𝑗 4 < 0

したがって,相手企業が O を選択するとき,自企業の FDI の投資は,自企業のみな らず,相手企業の限界費用をも減少させる.ここで(5.7)式と

𝑑𝑐𝑖𝐼 𝑑𝑧𝑖 = −1 を用いると,

∴ θ𝐼𝑂 = 𝑑 𝑑𝑧𝑖

(𝑎 − 2𝑐𝑖𝐼+ 𝑐𝑗𝑂

3 ) =1

3(2 −1 − 𝛽𝑗

4 ) =7 + 𝛽𝑗

12

投資・産出比率θ𝑂𝐼の導出

𝑑𝑐𝑖𝑂 𝑑𝑧𝑖

=𝑑𝑞𝑖 𝑑𝑧𝑖

− 1

(5.10)式より,

𝑑𝑞𝑖 𝑑𝑧𝑖

=3(1 − 𝛽𝑖) 2(1 + 𝛽𝑖)

𝑑𝛾𝑖 𝑑𝑧𝑖

∴ 𝑑𝑐𝑖𝑂 𝑑𝑧𝑖

=3(1 − 𝛽𝑖) 2(1 + 𝛽𝑖)

𝑑𝛾𝑖 𝑑𝑧𝑖

− 1

上の式を用いると,𝑑𝑐𝑗

𝐼

𝑑𝑧𝑖 = 0より

91 𝑑𝛾𝑖

𝑑𝑧𝑖= 𝑑

𝑑𝑧𝑖(𝑎 − 2𝑐𝑖𝑂+ 𝑐𝑗𝐼

3 ) = −2

3(3(1 − 𝛽𝑖) 2(1 + 𝛽𝑖)

𝑑𝛾𝑖

𝑑𝑧𝑖− 1)

∴ 𝑑𝛾𝑖

𝑑𝑧𝑖 =1 + 𝛽𝑖

3 > 0 ∴ 𝑑𝑐𝑖𝑂

𝑑𝑧𝑖 = −1 + 𝛽𝑖

2 < 0

したがって,自企業の投資の増加は,限界費用を低下させ,生産量を増加させる.交 渉力の増加はこれらの効果を促進する.ここで(5.14)式を用いると,

∴ θ𝑂𝐼 =3(1 − 𝛽𝑖) 2(1 + 𝛽𝑖)

𝑑𝛾𝑖

𝑑𝑧𝑖 =3(1 − 𝛽𝑖)

2(1 + 𝛽𝑖)×𝛽𝑖+ 1

3 =1 − 𝛽𝑖 2

投資・産出比率(投資1 単位あたりの生産量)は増加する.𝛽𝑖の増加はこの効果を抑制 する.

投資・産出比率θ𝑂𝑂の導出 𝑑𝛾𝑖

𝑑𝑧𝑖

= 𝑑 𝑑𝑧𝑖

(𝑎 − 2𝑐𝑖𝑂+ 𝑐𝑗𝑂

3 ) =1

3[−2 (3(1 − 𝛽𝑖) 2(1 + 𝛽𝑖)

𝑑𝛾𝑖 𝑑𝑧𝑖

− 1) +3(1 − 𝛽𝑗) 2(1 + 𝛽𝑗)

𝑑𝛾𝑗

𝑑𝑧𝑖

] 上の式を整理すると,

𝑑𝛾𝑖

𝑑𝑧𝑖 =1 + 𝛽𝑖

3 +1 + 𝛽𝑖

4 ×1 − 𝛽𝑗 1 + 𝛽𝑗

𝑑𝛾𝑗

𝑑𝑧𝑖 ⋯ (∗) 𝑑𝛾𝑗

𝑑𝑧𝑖

= 𝑑 𝑑𝑧𝑖

(𝑎 − 2𝑐𝑗𝑂+ 𝑐𝑖𝑂

3 ) =1

3[−2 (3(1 − 𝛽𝑗) 2(1 + 𝛽𝑗)

𝑑𝛾𝑗 𝑑𝑧𝑖

) +3(1 − 𝛽𝑖) 2(1 + 𝛽𝑖)

𝑑𝛾𝑖 𝑑𝑧𝑖

− 1]

上の式を整理すると,

𝑑𝛾𝑗

𝑑𝑧𝑖= −1 + 𝛽𝑗

6 +1 + 𝛽𝑗

4 ×1 − 𝛽𝑖 1 + 𝛽𝑖

𝑑𝛾𝑖

𝑑𝑧𝑖 ⋯ (∗∗)

(*)式と(**)式より,

(

1 −1 + 𝛽𝑖

4

1 − 𝛽𝑗 1 + 𝛽𝑗 1 + 𝛽𝑗

4

1 − 𝛽𝑖

1 + 𝛽𝑖 −1

)( 𝑑𝛾𝑖

𝑑𝑧𝑖 𝑑𝛾𝑗

𝑑𝑧𝑖)

= ( 1 + 𝛽𝑖

3 1 + 𝛽𝑗

6 )

これを解くと,

𝑑𝛾𝑖 𝑑𝑧𝑖 =2

3∙ (1 + 𝛽𝑖)(7 + 𝛽𝑗)

16 − (1 − 𝛽𝑖)(1 − 𝛽𝑗)> 0, 𝑑𝛾𝑗 𝑑𝑧𝑖= −4

3∙ (1 + 𝛽𝑖)(1 + 𝛽𝑗)

16 − (1 − 𝛽𝑖)(1 − 𝛽𝑗)< 0

∴ 𝑑𝑐𝑖𝑂 𝑑𝑧𝑖

= − 8(1 + 𝛽𝑖)

16 − (1 − 𝛽𝑖)(1 − 𝛽𝑗)< 0, 𝑑𝑐𝑗𝑂 𝑑𝑧𝑖

= − 2(1 + 𝛽𝑖)(1 − 𝛽𝑗) 16 − (1 − 𝛽𝑖)(1 − 𝛽𝑗)< 0 したがって,両企業が,Oを選択するとき,自企業の投資の増加は自企業のみならず,

ライバル企業の限界費用を低下させる.

∴ θ𝑂𝑂=3(1 − 𝛽𝑖) 2(1 + 𝛽𝑖)×2

3∙ (1 + 𝛽𝑖)(7 + 𝛽𝑗)

16 − (1 − 𝛽𝑖)(1 − 𝛽𝑗)= (1 − 𝛽𝑖)(7 + 𝛽𝑗) 16 − (1 − 𝛽𝑖)(1 − 𝛽𝑗)

92 生産量と利潤

(5.2a),(5.2b)を用いると,(5.6)式の最適化の一階条件は,

𝑎 − 2𝛾𝑖− 𝛾𝑗− 𝑐𝑖h= 0 (i). h = 𝐼の場合:

𝑎 − 2𝛾𝑖− 𝛾𝑗− (𝑟 + 𝑒̅ − θ𝐼𝑘𝛾𝑖+ 𝑡) = 0

∴ 𝐴𝐼− 2𝛾𝑖− 𝛾𝑗+ η𝐼𝑘𝛾𝑖= 0 ここで,

𝐴𝐼 = 𝑎 − 𝑒̅ − 𝑟 − 𝑡, η𝐼𝑘 = θ𝐼𝑘 =𝑑𝛾𝑖 𝑑𝑧𝑖 である.

(ii). h = 𝑂の場合:

𝑎 − 2𝛾𝑖− 𝛾𝑗− (𝑟𝑚+3(1 − 𝛽𝑖)

2(1 + 𝛽𝑖)𝛾𝑖+ 𝑒̅ −3(1 − 𝛽𝑖) 2(1 + 𝛽𝑖)

𝑑𝛾𝑖

𝑑𝑧𝑖𝛾𝑖+ 𝑡) = 0

∴ 𝐴𝑂− 2𝛾𝑖− 𝛾𝑗+ η𝑂𝑘𝛾𝑖= 0 ここで,

𝐴𝑂= 𝑎 − 𝑒̅ − 𝑟𝑚− 𝑡, η𝑂𝑘= θ𝑂𝑘−3(1 − 𝛽𝑖)

2(1 + 𝛽𝑖), θ𝑂𝑘=3(1 − 𝛽𝑖) 2(1 + 𝛽𝑖)

𝑑𝛾𝑖

𝑑𝑧𝑖 とする.故に,(5.6)式,企業iの最適化の一階条件は,

Ah− 2γi− γj+ ηhkγi= 0 where h ∈ {I, O} ⋯ (A5.1) 一方,ライバル企業jの最適化の一階条件は,

Ak− 2γj− γi+ ηkhγj= 0 where k ∈ {I, O} ⋯ (A5.2)

(A6.1),(A6.2)の𝛾𝑖に関する連立方程式の解は,

𝛾𝑖ℎ𝑘= (2 − ηkh)Ah− Ak

3 − 2(ηhk+ ηkh) + ηhkηkh ⋯ (A5.3)

𝑟 = 𝑟𝑚のケース

𝐹 = 0かつ,全ての企業(部品サプライヤー含む)で生産性が対称的なケースを考察す る.ここで,𝑟 = 𝑟𝑚, F = 0を仮定し,𝐴𝐼 = 𝐴𝑂= Aとすると,(A5.3)式は,

𝛾𝑖𝐼𝑘 = (1 − η𝑘𝐼)𝐴

3 − 2(η𝐼𝑘+ η𝑘𝐼) + η𝐼𝑘η𝑘𝐼 ⋯ (A5.3′)

∴ √𝜋𝑖𝐼𝑘= 𝛾𝑖𝐼𝑘√1 − (𝜃𝐼𝑘)2= √1 − (𝜃𝐼𝑘)2(1 − η𝑘𝐼) 3 − 2(η𝐼𝑘+ η𝑘𝐼) + η𝐼𝑘η𝑘𝐼𝐴

∴ √𝜋𝑖𝑂𝑘= 𝛾𝑖𝑂𝑘= 1 − η𝑘𝑂

3 − 2(η𝑂𝑘+ η𝑘𝑂) + η𝑂𝑘η𝑘𝑂𝐴 θ𝑂𝐼 =1−𝛽𝑖

2 , θ𝑂𝑂= (1−𝛽𝑖)(7+𝛽𝑗)

16−(1−𝛽𝑖)(1−𝛽𝑗)より,

93 η𝑂𝐼=1 − 𝛽𝑖

2 −3(1 − 𝛽𝑖) 2(1 + 𝛽𝑖) η𝑂𝑂= (1 − 𝛽𝑖)(7 + 𝛽𝑗)

16 − (1 − 𝛽𝑖)(1 − 𝛽𝑗)−3(1 − 𝛽𝑖) 2(1 + 𝛽𝑖)

(i). k = Iの場合:

η𝐼𝐼= θ𝐼𝐼=23, η𝐼𝑂 = θ𝐼𝑂=7+𝛽12𝑗より,

√𝜋𝑖𝐼𝐼=√1 − (𝜂𝐼𝐼)2𝐴 3 − η𝐼𝐼 =

√1 −4 9 3 −2

3

𝐴 =√5

7 𝐴 ≒ 0.32𝐴

√𝜋𝑖𝑂𝐼= (5 − 𝛽𝑖)𝐴 22 − 2𝛽𝑖+(𝛽𝑖− 1)(𝛽𝑖− 2)

2(1 + 𝛽𝑖) (17 − 𝛽𝑖)

⋯ (A5.4)

ここで,η𝑂𝐼=1−𝛽2𝑖3(1−𝛽2(1+𝛽𝑖)

𝑖)= −(𝛽𝑖2(1+𝛽−1)(𝛽𝑖−2)

𝑖) は,𝛽𝑖の増加関数である.

(A5.4)式(=生産量𝛾𝑖𝑂𝐼)は,𝛽𝑖の増加関数である.一方,投資水準𝑧𝑖𝑂𝐼 = θ𝑂𝐼𝛾𝑖𝑂𝐼と 中間財価格𝑞𝑖𝑂𝐼は,𝛽𝑖の減少関数であることが分かる.故に,

5

39𝐴 ≈ 0.12A < √𝜋𝑖𝑂𝐼<1

5𝐴 = 0.2A

図A5.1

∴ √𝜋𝑖𝐼𝐼> √𝜋𝑖𝑂𝐼 ⟺ 𝜋𝑖𝐼𝐼> 𝜋𝑖𝑂𝐼

𝛽i

0 1 1

5𝐴 = 0.2A

√5

7 𝐴 ≈ 0.32A √𝜋𝑖𝐼𝐼

√𝜋𝑖𝑂𝐼

5

59A ≈ 0.12A

√𝜋i𝐼𝐼, √𝜋i𝑂𝐼

94 (ii). k = 𝑂の場合:

√𝜋𝑖𝐼𝑂 = √1 − (𝜂𝐼𝑂)2(1 − η𝑂𝐼) 3 − 2(η𝐼𝑂+ η𝑂𝐼) + η𝐼𝑂η𝑂𝐼𝐴

∴ √𝜋𝑖𝐼𝑂=

√144 − (7 + 𝛽𝑗)2[1 +(𝛽𝑗− 1)(𝛽𝑗− 2) 2(1 + 𝛽𝑗) ] 𝐴 22 − 2𝛽𝑗+(𝛽𝑗− 1)(𝛽𝑗− 2)

2(1 + 𝛽𝑗) (17 − 𝛽𝑗)

⋯ (A5.5)

ここで,√𝜋𝑖𝐼𝑂は,η𝑂𝐼 =1−𝛽2 𝑖3(1−𝛽2(1+𝛽𝑖)

𝑖)= −(𝛽𝑗2(1+𝛽−1)(𝛽𝑗−2)

𝑗) の減少関数である.

したがって,η𝑂𝐼は,𝛽𝑗の増加関数であるので,(A5.5)式は 𝛽𝑗の減少関数である.一 方,投資水準𝑧𝑖𝐼𝑂= θ𝐼𝑂𝛾𝑖𝐼𝑂は,𝛽𝑗の増加関数であることが分かる.故に,

√5

5 A ≈ 0.44A < √𝜋𝑖𝐼𝑂 <2√95𝐴

39 ≈ 0.50𝐴

図A5.2

同様に,

√𝜋𝑖𝑂𝑂= 𝐴

3 − η𝑂𝑂= 𝐴

3 − (1 − 𝛽𝑖)(7 + 𝛽𝑗)

16 − (1 − 𝛽𝑖)(1 − 𝛽𝑗)+3(1 − 𝛽𝑖) 2(1 + 𝛽𝑖)

⋯ (A5.6)

ここで,η𝑂𝑂=16−(1−𝛽(1−𝛽𝑖)(7+𝛽𝑗)

𝑖)(1−𝛽𝑗)3(1−𝛽2(1+𝛽𝑖)

𝑖)は, 𝛽𝑖と𝛽𝑗の増加関数である.

したがって,(A5.6)は, 𝛽𝑖と𝛽𝑗の増加関数である.一方,投資水準𝑧𝑖𝑂𝑂= θ𝑂𝑂𝛾𝑖𝑂𝑂と 中間財価格𝑞𝑖𝑂𝑂は,𝛽𝑖の減少関数であるが,それらは𝛽𝑗の増加関数であることが分かる.

故に,

𝛽j 0 1

2√95𝐴

39 ≈ 0.50𝐴

√5

5 A ≈ 0.44A

√𝜋i𝐼𝑂

5

95 2(𝛽j+ 15)

7𝛽j+ 121𝐴 < √𝜋𝑖𝑂𝑂<1 3𝐴

図A5.3

∴ √𝜋𝑖𝐼𝑂 > √𝜋𝑖𝑂𝑂⟺ 𝜋𝑖𝐼𝑂 > 𝜋𝑖𝑂𝑂 が成立する.(証明終わり)

B) 5.4節の捕捉

無差別曲線:𝜋𝑖𝑂𝐼 = 𝜋𝑖𝐼𝐼の分析

𝜋𝑖𝑂𝐼 = 𝜋𝑖𝐼𝐼

⟺ 𝐹 = { 5

49− [ 5 − 𝛽𝑖

22 − 2𝛽𝑖− (1 − 𝛽𝑖

2 −3(1 − 𝛽𝑖)

2(1 + 𝛽𝑖)) (17 − 𝛽𝑖) ]

2

}

(𝑎 − 𝑒̅ − 𝑟 − 𝑡)2

𝜋𝑖𝑂𝐼は,𝛽𝑖の増加関数であるので,上式の右辺は,𝛽𝑖の減少関数である.

25

1521𝐴2≈ 0.016𝐴2< 𝜋𝑖𝑂𝐼 < 1

25𝐴2= 0.04𝐴2 故に,無差別曲線:𝜋𝑖𝑂𝐼 = 𝜋𝑖𝐼𝐼は,次のようになる.

0.062(𝑎 − 𝑒̅ − 𝑟 − 𝑡)2< 𝐹 < 0.086(𝑎 − 𝑒̅ − 𝑟 − 𝑡)2 ⋯ (A5.7)

無差別曲線:𝜋𝑖𝑂𝑂= 𝜋𝑖𝐼𝑂の分析

𝜋𝑖𝑂𝑂= 𝜋𝑖𝐼𝑂

𝛽i, 𝛽j

0 1 30

121A ≈ 0.24A

√𝜋𝑖𝑂𝑂の領域 1

4A = 0.25A 1

3A ≈ 0.33𝐴

√𝜋i𝑂𝑂

2(𝛽j + 15) 7𝛽j+ 121𝐴

96

⟺ 𝐹 = {

(144 − (7 + 𝛽𝑗)2) [1 − (1 − 𝛽𝑗

2 −3(1 − 𝛽𝑗) 2(1 + 𝛽𝑗))]

2

[22 − 2𝛽𝑗− (1 − 𝛽𝑗

2 −3(1 − 𝛽𝑗)

2(1 + 𝛽𝑗)) (17 − 𝛽𝑗)]

2

− 1

[3 − (1 − 𝛽𝑖)(7 + 𝛽𝑗)

16 − (1 − 𝛽𝑖)(1 − 𝛽𝑗)+3(1 − 𝛽𝑖) 2(1 + 𝛽𝑖)]

2

}

(𝑎 − 𝑒̅ − 𝑟 − 𝑡)2

ここで, 𝜋𝑖𝑂𝑂は,𝛽𝑖の増加関数であるので,上式の右辺は,𝛽𝑖の減少関数である.

Π𝑖𝐼𝑂

(144 − (7 + 𝛽𝑗)2) [1 − (1 − 𝛽𝑗

2 −3(1 − 𝛽𝑗) 2(1 + 𝛽𝑗))]

2

[22 − 2𝛽𝑗(1 − 𝛽𝑗

2 −3(1 − 𝛽𝑗)

2(1 + 𝛽𝑗)) − (17 − 𝛽𝑗)]

2

と置くと,

1

5𝐴2≈ 0.2𝐴2< Π𝑖𝐼𝑂<380𝐴2

1521 ≈ 0.25𝐴2 (2(𝛽j + 15)

7𝛽j+ 121)

2

𝐴2< 𝜋𝑖𝑂𝑂<1 9𝐴2 故に,無差別曲線:𝜋𝑖𝑂𝑂= 𝜋𝑖𝐼𝑂は,次のようになる.

0.08(𝑎 − 𝑒̅ − 𝑟 − 𝑡)2< 𝐹 < [380

1521− (2(𝛽j + 15) 7𝛽j+ 121)

2

] (𝑎 − 𝑒̅ − 𝑟 − 𝑡)2 ⋯ (𝐴5.8) 上の不等式の上限値は,𝛽𝑗の減少関数である.

380 1521− 1

16≈ 0.18 < 380

1521− (2(𝛽j + 15) 7𝛽j+ 121)

2

< 380

1521− 900

14641≈ 0.19

故に,簡便化のために𝑎 − 𝑒̅ − 𝑟 = 1として,無差別曲線のグラフを描くと,図5.1のよう になる.

C) 5.5 節:生産性が非対称なケース

(i). 上流と下流の両企業の生産性が非対称なケース ρ ≡ r − r𝑚とすると,

𝜋𝑖𝐼𝐼= 5 (AO− 𝜌 7 )

2

− 𝐹

∴ 𝜋𝑖𝐼𝑂= [

(1 −1 − 𝛽𝑗

2 +3(1 − 𝛽𝑗)

2(1 + 𝛽𝑗)) (AO− 𝜌) − 𝜌 22 − 2𝛽𝑗− (1 − 𝛽𝑗

2 −3(1 − 𝛽𝑗)

2(1 + 𝛽𝑗)) (17 − 𝛽𝑗) ]

2

(144 − (7 + 𝛽𝑗)2) − 𝐹

97 𝜋𝑖𝑂𝐼 = [ (1 − ηIO)AO+ 𝜌

3 − 2(ηOI+ ηIO) + ηOIηIO]

2

= [ (5 − 𝛽𝑖)AO+ 12𝜌 22 − 2𝛽𝑖− (1 − 𝛽𝑖

2 −3(1 − 𝛽𝑖)

2(1 + 𝛽𝑖)) (17 − 𝛽𝑖) ]

2

𝜋𝑖𝑂𝑂= [ (1 − ηOO)AO 3 − 4ηOO+ (ηOO)2]

2

= [

AO 3 − (1 − 𝛽𝑖)(7 + 𝛽𝑗)

16 − (1 − 𝛽𝑖)(1 − 𝛽𝑗)+3(1 − 𝛽𝑖) 2(1 + 𝛽𝑖)]

2

無差別曲線:𝜋𝑖𝑂𝐼 = 𝜋𝑖𝐼𝐼の分析

𝐹 = 5 (AO− 𝜌 7 )

2

− [ (5 − 𝛽𝑖)AO+ 12𝜌 22 − 2𝛽𝑖− (1 − 𝛽𝑖

2 −3(1 − 𝛽𝑖)

2(1 + 𝛽𝑖)) (17 − 𝛽𝑖) ]

2

⋯ (A5.9)

𝑑2 𝑑𝜌2

{

5 (AO− 𝜌

7 )

2

− [ (5 − 𝛽𝑖)AO+ 12𝜌 22 − 2𝛽𝑖− (1 − 𝛽𝑖

2 −3(1 − 𝛽𝑖)

2(1 + 𝛽𝑖)) (17 − 𝛽𝑖) ]

2

}

⋯ (A5.10)

(A5.10)式をゼロにする,𝛽𝑖の解は,𝛽𝑖≈ 0.03である.𝜋𝑖𝑂𝐼は,𝛽𝑖の増加関数なので,上 式の右辺は,𝛽𝑖の減少関数である.故に,1 > 𝛽𝑖> 0.03で,上に凸,0 < 𝛽𝑖< 0.03で,下 に凸のグラフになる.

(5𝐴𝑂 39 +4𝜌

13)

2

< 𝜋𝑖𝑂𝐼< (𝐴𝑂+ 3𝜌

5 )

2

故に,無差別曲線:𝜋𝑖𝑂𝐼 = 𝜋𝑖𝐼𝐼のFの範囲は,次のようになる.

5 (AO− 𝜌 7 )

2

− (𝐴𝑂+ 3𝜌

5 )

2

< 𝐹 < 5 (AO− 𝜌 7 )

2

− (5𝐴𝑂 39 +4𝜌

13)

2

不等式の下限値は,𝜌に関して上に凸の放物線であり,不等式の上限値は,𝜌に関して 下に凸の放物線である.ここで供給量:𝛾𝑖h𝑘> 0に注意すると,上式の上限値も下限値も 𝜌の減少関数である.故に,無差別曲線の範囲を示すグラフは以下のようになる.

98 図A5.4

企業 i の交渉力が大きくなると,IIの均衡領域は縮小し,OOの均衡領域が拡大する.

OIとIIが無差別になる均衡領域も交渉力の増加に伴って縮小する.

無差別曲線:𝜋𝑖𝑂𝑂= 𝜋𝑖𝐼𝑂の分析

Π𝑖𝐼𝑂 = [

(1−1−𝛽𝑗2 +3(1−𝛽𝑗)

2(1+𝛽𝑗))(AO−𝜌)−𝜌 22−2𝛽𝑗−(1−𝛽𝑗2 3(1−𝛽𝑗)

2(1+𝛽𝑗))(17−𝛽𝑗)

]

2

(144 − (7 + 𝛽𝑗)2)と表現すると,

𝐹 = Π𝑖𝐼𝑂− [

AO 3 − (1 − 𝛽𝑖)(7 + 𝛽𝑗)

16 − (1 − 𝛽𝑖)(1 − 𝛽𝑗)+3(1 − 𝛽𝑖) 2(1 + 𝛽𝑖)]

2

𝑑2 𝑑𝜌2

{ Π𝑖𝐼𝑂

[

AO 3 − (1 − 𝛽𝑖)(7 + 𝛽𝑗)

16 − (1 − 𝛽𝑖)(1 − 𝛽𝑗)+3(1 − 𝛽𝑖) 2(1 + 𝛽𝑖)]

2

}

⋯ (𝐴5.11)

(A5.11)式をゼロにする,𝛽𝑗の解は,𝛽𝑗 = 5である.この解は,𝛽𝑖の値に依らない.故 に,無差別曲線:𝜋𝑖𝑂𝑂= 𝜋𝑖𝐼𝑂は,ρに関して下に凸の曲線である.𝛽𝑗の値が小さくなるにつ れて,この曲線のグラフは外側に膨らみ,上に凸の形状に近づく.

ここで,𝜋𝑖𝑂𝑂= (3−ηAO𝑂𝑂)

2

は, η𝑂𝑂の増加関数であり,η𝑂𝑂は,𝛽𝑖の増加関数なので,𝜋𝑖𝑂𝑂 は,𝛽𝑖の増加関数である.(𝛽𝑖= 0で最小,𝛽𝑖= 1で最大)

(2(𝛽j+ 15)𝐴𝑂 7𝛽j+ 121 )

2

< 𝜋𝑖𝑂𝑂< (𝐴𝑂 3)

2

Π𝑖𝐼𝑂は,𝛽𝑗の減少関数なので,

ρ F

𝜋𝑖𝐼𝐼の領域 0 𝜋𝑖𝑂𝐼の領域 𝜋𝑖𝑂𝐼 = 𝜋𝑖𝐼𝐼の領域

𝜋𝑖𝑂𝐼 = 𝜋𝑖𝐼𝐼 (𝛽𝑖 = 1) 𝜋𝑖𝑂𝐼 = 𝜋𝑖𝐼𝐼 (𝛽𝑖 = 0)

99 5 (𝐴𝑂− 2𝜌

5 )

2

< Π𝑖𝐼𝑂< 95 (2𝐴𝑂− 3𝜌 39 )

2

Π𝑖𝐼𝑂− (𝐴𝑂 3)

2

< 𝐹 < Π𝑖𝐼𝑂− (2(𝛽j+ 15)𝐴𝑂 7𝛽j+ 121 )

2

ここで,

30𝐴𝑂

121 <2(𝛽j+ 15)𝐴𝑂 7𝛽j+ 121 <𝐴𝑂

4

故に,Fの上限は𝛽𝑖 = 0, 𝛽𝑗= 1のとき,下限は𝛽𝑖= 1,𝛽𝑗= 0のときである.したがって,

無差別曲線の範囲は以下のようになる.

95 (2𝐴𝑂− 3𝜌 39 )

2

− (𝐴𝑂 3)

2

< 𝐹 < 5 (𝐴𝑂− 2𝜌

5 )

2

− (30𝐴𝑂 121)

2

不等式の下限値と不等式の上限値は,𝜌に関して下に凸の放物線である.ここで供給 量:𝛾𝑖h𝑘> 0に注意すると,(5.19)式の上限値も下限値も𝜌の減少関数である.故に,無 差別曲線の範囲を示すグラフ以下のようになる.

図A6.5

(ii). North の 2 企業の生産性が非対称なケース 𝜌 = 0 ⟺ 𝑟 = 𝑟𝑚と仮定すると,(A5.3)より,

𝛾𝑖= (2 − ηkh)Ah− Ak 3 − 2(ηhk+ ηkh) + ηhkηkh

𝐴h= 𝑎 − 𝑒̅1− 𝑟 − 𝑡 𝐴𝑘= 𝑎 − 𝑒̅2− 𝑟 − 𝑡 ここで,ϕ ≡ 𝑒̅2− 𝑒̅1とすると,

𝛾𝑖 = (1 − ηkh)Ah+ 𝜙

3 − 2(ηhk+ ηkh) + ηhkηkh, 𝛾𝑗= (1 − ηhk)Ak− ϕ 3 − 2(ηhk+ ηkh) + ηhkηkh

ρ F

0 𝜋𝑖𝐼𝐼の領域

𝜋𝑖𝑂𝐼の領域 𝜋𝑖𝑂𝐼= 𝜋𝑖𝐼𝐼の領域

𝜋𝑖𝐼𝑂= 𝜋𝑖OO(𝛽𝑖= 0, 𝛽𝑗 = 1)

𝜋𝑖𝐼𝑂 = 𝜋𝑖OO(𝛽𝑖= 1, 𝛽𝑗 = 0)

100

𝜋𝑖𝐼𝑘= (1 − (𝜃𝐼𝑘)2) [ (1 − η𝑘𝐼)AI+ 𝜙 3 − 2(η𝐼𝑘+ η𝑘𝐼) + η𝐼𝑘η𝑘𝐼]

2

− 𝐹

𝜋𝑖𝑂𝑘= [ (1 − ηkO)AO+ 𝜙 3 − 2(η𝑂𝑘+ η𝑘𝑂) + η𝑂𝑘η𝑘𝑂]

2

故に,

𝜋𝑖𝐼𝐼= 5 (Ak+ 4𝜙

7 )

2

− 𝐹

𝜋𝑖𝐼𝑂= [

(1 −1 − 𝛽𝑗

2 +3(1 − 𝛽𝑗)

2(1 + 𝛽𝑗)) (Ak+ 𝜙) + 𝜙 22 − 2𝛽𝑗− (1 − 𝛽𝑗

2 −3(1 − 𝛽𝑗)

2(1 + 𝛽𝑗)) (17 − 𝛽𝑗) ]

2

(144 − (7 + 𝛽𝑗)2) − 𝐹

𝜋𝑖𝑂𝐼 = [ (5 − 𝛽𝑖)(Ak+ 𝜙) + 12𝜙 22 − 2𝛽𝑖− (1 − 𝛽𝑖

2 −3(1 − 𝛽𝑖)

2(1 + 𝛽𝑖)) (17 − 𝛽𝑖) ]

2

𝜋𝑖𝑂𝑂= [Ak+ 𝜙

3 − η𝑂𝑂+ 𝜙

(3 − η𝑂𝑂)(1 − ηOO)]

2

, 𝑤ℎ𝑒𝑟𝑒 η𝑂𝑂= (1 − 𝛽𝑖)(7 + 𝛽𝑗)

16 − (1 − 𝛽𝑖)(1 − 𝛽𝑗)−3(1 − 𝛽𝑖) 2(1 + 𝛽𝑖)

無差別曲線:𝜋𝑖𝑂𝐼 = 𝜋𝑖𝐼𝐼の分析

𝜋𝑖𝑂𝐼= 𝜋𝑖𝐼𝐼⟺ 𝐹 = 5 (Ak+ 4𝜙

7 )

2

− [ (5 − 𝛽𝑖)(Ak+ 𝜙) + 12𝜙 22 − 2𝛽𝑖− (1 − 𝛽𝑖

2 −3(1 − 𝛽𝑖)

2(1 + 𝛽𝑖)) (17 − 𝛽𝑖) ]

2

無差別曲線:𝜋𝑖𝑂𝐼 = 𝜋𝑖𝐼𝐼のFの範囲は,

(5Ak+ 17𝜙

39 )

2

< 𝜋𝑖𝑂𝐼< (Ak+ 4𝜙

5 )

2

無差別曲線:𝜋𝑖𝑂𝑂= 𝜋𝑖𝐼𝑂の分析

𝐹 = [

(1 −1 − 𝛽𝑗

2 +3(1 − 𝛽𝑗)

2(1 + 𝛽𝑗)) (Ak+ 𝜙) + 𝜙 22 − 2𝛽𝑗− (1 − 𝛽𝑗

2 −3(1 − 𝛽𝑗)

2(1 + 𝛽𝑗)) (17 − 𝛽𝑗) ]

2

(144 − (7 + 𝛽𝑗)2)

− [Ak+ 𝜙

3 − η𝑂𝑂+ 𝜙

(3 − η𝑂𝑂)(1 − ηOO)]

2

𝑤ℎ𝑒𝑟𝑒 η𝑂𝑂= (1 − 𝛽𝑖)(7 + 𝛽𝑗)

16 − (1 − 𝛽𝑖)(1 − 𝛽𝑗)−3(1 − 𝛽𝑖) 2(1 + 𝛽𝑖) 故に,無差別曲線:𝜋𝑖𝑂𝑂= 𝜋𝑖𝐼𝑂のFの範囲は,次のようになる.

∴ 95 (2Ak+ 3𝜙 39 )

2

− (Ak+ 2𝜙

3 )

2

< 𝐹 < 5 (Ak+ 2𝜙

5 )

2

− (30Ak+ 𝜙

121 +900𝜙 7381)

2

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ドキュメント内 多国籍企業の所有権構造と参入戦略 (ページ 97-110)