ホート 4 ) 対照治療、用量、
23 GS-US-292-0101 試験
試験デザイン 本試験は、健康な男女の被験者を対象に2種類のEVG/COBI/FTC/GS-7340 STR 製剤(GS-7340 25 mg又は40 mgを含有する)のEVG/COBI/FTC/TDF STR及
びGS-7340 25 mg単剤に対する相対的バイオアベイラビリティを評価するた
めにデザインされた第1相、単施設、オープンラベル、ランダム化、複数コホー ト、クロスオーバー、反復投与試験であった。EVG、COBI、FTC、TFV及び GS-7340のPKを評価した。
被験者は2つのコホートのうち1つに割り付けられ、各コホート内で4種類の 投与順(I、II、III又はIV)のいずれか1つにランダム割付けされた。Day 1
からDay 54に、割り付けられた投与順に従い、被験者に治験薬(投与A、B、
C、D、E又はF)を投与した。コホート1及び2のそれぞれ4つの治験薬は 12日間投与され、投与期間の間に2日間のウォッシュアウト期間を設定した。
被験者はDay 57に治験実施医療機関を退院し、治験薬最終投与の14日後に追
跡調査を実施した。
コホート1では以下の投与を行った。
• 投与A:STR製剤1(150 mg EVG/150 mg COBI/200 mg FTC/25 mg GS-7340 を含有)
• 投与B:STR製剤1(150 mg EVG/150 mg COBI/200 mg FTC/40 mg GS-7340 を含有)
• 投与C:STR(150 mg EVG/150 mg COBI/200 mg FTC/300 mg TDFを含有)
• 投与D:GS-7340 25 mg錠
コホート1の被験者は以下の4つの投与順の1つにランダム割付けされた。
Days 1–12 Days 15–26 Days 29–40 Days 43–54
Sequence I A B C D
Sequence II B D A C
Sequence III C A D B
Sequence IV D C B A
コホート2では以下の投与を行った。
• 投与E:STR製剤2(150 mg EVG/150 mg COBI/200 mg FTC/25 mg GS-7340 を含有)
• 投与F:STR製剤2(150 mg EVG/150 mg COBI/200 mg FTC/40 mg GS-7340 を含有)
• 投与C:STR(150 mg EVG/150 mg COBI/200 mg FTC/300 mg TDFを含有)
• 投与D:GS-7340 25 mg錠
コホート2の被験者は以下の4つの投与順の1つにランダム割付けされた。
Days 1–12 Days 15–26 Days 29–40 Days 43–54
Sequence I E F C D
Sequence II F D E C
Sequence III C E D F
Sequence IV D C F E
診断及び主な選 択基準
体格指数(BMI)が19~30 kg/m2、腎機能が正常で、重大な病歴がなく、全身 状態が良好な18~45歳の健康な男性及び(妊婦又は授乳婦以外の)女性を適 格例とした。これらはスクリーニング時に治験担当医師が判断した。
被験者数(計画時 及び解析時)
計画時:計40例(コホート1に20例、コホート2に20例)を登録し、各コ ホート評価可能例16例の確保を目標とした。
解析時:
• EVG PK:37例(コホート1:19例、コホート2:18例)
• COBI PK:37例(コホート1:19例、コホート2:18例)
• FTC PK:37例(コホート1:19例、コホート2:18例)
• TFV PK:37例(コホート1:19例、コホート2:18例)
• GS-7340 PK:37例(コホート1:19例、コホート2:18例)
• 安全性:40例(コホート1:20例、コホート2:20例)
投与A:19(コホート1のみ)
投与B:19(コホート1のみ)
投与C:39(コホート1:20例、コホート2:19例)
投与D:37(コホート1:19例、コホート2:18例)
投与E:18(コホート2のみ)
投与F:18(コホート2のみ)
被験薬、用量、用 法及びロット番 号
STR製剤1(150 mg EVG/150 mg COBI/200 mg FTC/25 mg GS-7340含有)を朝 食後に1日1回経口投与(投与A)
ロット番号:
STR製剤1(150 mg EVG/150 mg COBI/200 mg FTC/40 mg GS-7340含有)を朝 食後に1日1回経口投与(投与B)
ロット番号:
STR製剤2(150 mg EVG/150 mg COBI/200 mg FTC/25 mg GS-7340含有)を朝 食後に1日1回経口投与(投与E)
ロット番号:
STR製剤2(150 mg EVG/150 mg COBI/200 mg FTC/40 mg GS-7340含有)を朝 食後に1日1回経口投与(投与F)
ロット番号:
対照治療、用量、
用法及びロット 番号
STR(150 mg EVG/150 mg COBI/200 mg FTC/300 mg TDF含有)を朝食後に1 日1回経口投与(投与C)
ロット番号:
GS-7340 25 mg錠を朝食後に1日1回経口投与(投与D) ロット番号:
投与期間 本試験は54日間の投与期間(2日間のウォッシュアウト期間を挟んだ各12日 間投与)から構成された。追跡調査は治験薬最終投与の14日後に実施された。
治験期間は計68日であった。
評価基準 薬物動態:EVG、COBI、FTC、TFV及びGS-7340について以下のPKパラメー タを算出した。
AUCtau、Cmax、Ctau、AUClast(GS-7340のみ)、Clast、T1/2、Tmax、Tlast、λz、CL/F 及びVz/F
安全性:有害事象、定期的な臨床検査、推算糸球体ろ過率(eGFR)、精密及び 症状に基づく身体的検査、バイタルサイン、心電図並びに併用薬を試験期間中 モニタリングした。
解析方法 薬物動態:各分析対象物質(EVG、COBI、FTC、TFV及びGS-7340)のPKパ ラメータ(EVG、COBI、FTC及びTFVのAUCtau、Cmax及びCtau、GS-7340の AUClast及びCmax)を自然対数変換し、混合効果モデルを用いた分散分析に基 づき解析した。EVG、COBI、FTC、TFV及びGS-7340の血漿中濃度及びPK パラメータは一覧表を作成し、各コホートの投与群別に要約した。
本試験では以下を投与した。
• 投与A:STR製剤1(150 mg EVG/150 mg COBI/200 mg FTC/25 mg GS-7340 含有)
• 投与B:STR製剤1(150 mg EVG/150 mg COBI/200 mg FTC/40 mg GS-7340 含有)
• 投与C:STR(150 mg EVG/150 mg COBI/200 mg FTC/300 mg TDF含有)
• 投与D:GS-7340 25 mg錠
• 投与E:STR製剤2(150 mg EVG/150 mg COBI/200 mg FTC/25 mg GS-7340 含有)
• 投与F:STR製剤2(150 mg EVG/150 mg COBI/200 mg FTC/40 mg GS-7340 含有)
次の投与の組み合わせで各PKパラメータの幾何平均比の90%信頼区間を算出 した。
• 分析対象物質EVG、COBI、FTC及びTFVは、投与A/E及び投与B/F vs. 投 与C
• 分析対象物質GS-7340及びTFVは、投与A/E及び投与B/F vs. 投与D
• 分析対象物質GS-7340及びTFVは、投与B/F vs. 投与A/E
症例数は各コホートの評価可能例が16例であれば、投与A/E(被験製剤)と
GS-7340単剤投与の比較で、分析対象GS-7340の曝露量が同等であることを示
す検出力は95%以上となる。曝露量の同等性は70%~143%の範囲に含まれる か評価した。
安全性:安全性解析対象集団には、1回以上の治験薬投与を受けた全被験者を 含めた。試験中に回収したすべての安全性データを安全性解析対象集団に含め た。本試験で解析した安全性データには、有害事象、臨床検査データ、バイタ ルサイン、心電図データ、併用薬及び身体的検査データを含めた。コホート1 及び2の同じ投与法(すなわち投与C及びD)を安全性解析では統合した。
試験中に回収したすべての安全性データは登録した全被験者について一覧表 を作成した。有害事象、臨床検査データ、バイタルサイン及び心電図について は記述統計を用いて要約した。すべての有害事象はICH国際医薬用語集
(MedDRA)Version 14.0を用いて読み替えた。
実施医療機関 単施設(米国)
試験実施期間 20 年 月 日(最初の被験者のスクリーニング日)
20 年 月 日(最後の被験者の最終観察日)
結果の要約
被験者の内訳及び被験者背景:
登録した40例中36例(90%)がすべての計画された治験薬投与を受け、治験を完了した。内訳 はコホート1の20例中19例(95%)、コホート2の20例中17例(85%)であった。治験薬投与 を完了しなかった4例中3例(コホート1の1例及びコホート2の2例)は治験実施計画からの 逸脱例、1例(コホート2)は有害事象による治験薬投与中止例であった。
コホート1では、10例(50%)が男性、平均年齢は37歳(範囲:25~45歳)であった。被験者 の17例(85%)は白人で3例(15%)は黒人であり、全例がヒスパニック/ラテンアメリカ系で あった。スクリーニング時の体重、身長及びBMIの平均値はそれぞれ80.1 kg、170.5 cm及び
27.5 kg/m2であった。ベースラインのCockcroft-Gault式によるeGFRは137.6 mL/min(範囲:102.5
~170.0 mL/min)で、Modification of Diet in Renal Disease(MDRD)式によるeGFRは 109.2 mL/min/1.73 m2(範囲:79.6~146.0 mL/min/1.73 m2)であった。
コホート2では、10例(50%)が男性、平均年齢は36歳(範囲:26~45歳)であった。被験者 の17例(85%)は白人で3例(15%)は黒人であり、19例(95%)がヒスパニック系/ラテンア メリカ系であった。スクリーニング時の体重、身長及びBMIの平均値はそれぞれ71.1 kg、165.0 cm 及び26.0 kg/m2であった。ベースラインのCockcroft-Gault式によるeGFRは120.9 mL/min(範囲:
84.3~154.6 mL/min)で、MDRD式によるeGFRは108.9 mL/min/1.73 m2(範囲:71.3~ 169.2 mL/min/1.73 m2)であった。
薬物動態の結果:
GS-7340、TFV、EVG、COBI及びFTCのPKパラメータを次表に示す。曝露量パラメータの比較 は、強力な抗ウイルス活性をもたらす目的曝露量が得られる{20420}、GS-7340 25 mgを含む投与 について示した。
GS-7340 PK Parameter
Mean (%CV)
GLSM
Ratio (%) 90% CI Test
Treatment Reference Treatment Cohort 1