りamenO,ameN,aW lnU 雨(243図)ame.ami,aalni,amii等
上,下 右上左下,右下
上 丁TJ 左右上上上
雨(244図,245図)ame.ami,aami等左 246図
分類 語形 方向
軋軋軋軋ひ糺σ勧
補助記号 雨ダ
雨ジャ 雨や 雨ナ 雨ナノダ 雨ノ
247図 248図 249図
AMEDA
AMEZJA,AMEZJARO
AMEJA,AMIJAN,AMIEAMENA AMENANDA AMENO
AME(榿・赤・茶)
ク (水・緑・紺)
AMI瞠・赤・茶)
〃 (水・緑・紺)
高いそうだ一その1一 高いそうだ一その2一 高いそうだ一その3一
上上
左
上右左右上下上左下右 帆糺勧軋ひ軋σ勧u勧
〔語形の採用と統合〕
形容詞「高い」が表す内容を伝聞表現として伝える際 にどのような語形が現れるかを見ようとした項目であ る。調査にあたっては,次のような質問文でたずねた。
「あの人の話では,東京はずいぶん物価が高いそうだ」
と言うとき,「高いそうだ」のところをどのように言い
ますか。
採否の方針は「伝聞表現の概要と記号化」八で述べた ので,参照のこと。まず,語形の採用に関して,以下で は不採用とした回答を中心として説明する。
GAJ全体の採用条件にあわないことで不採用とした のは,次の回答である。
6540.79 [taka勾。:da] 〈?〉
次の場合は,
5615.20 [takaigeda]
ク [takagede]([takaigeda]を訂正して言う。)
takaigedaは不採用とした。なお, takagedeは,終助詞融 合形としての扱いは行わない(「伝聞表現の概要と記号
化」B.参照)。
採用条件に合わない参考話者による以下の回答は採用 しなかった。
5463,73 [takaiΦu:da]
ク [take:t∫o]
ク [take:t∫owa]
一方,以下の回答は,参考話者の扱いで採用した。
5670.47[tagettesou](再調査による。忠地まつの氏 の回答)
6629.13[takε=so:da](丸熊二氏の回答)
7331.32 [takkat∫iJo?]
終助詞の付かない同形が併用回答にあることにより,
以下の回答は不採用とした。
3773.12 [tagε:dztα:na:]
4714.60 [tagε=so:〜dado]
5590.74 [takεe=so:nade:]
6495.07[タカイゲナゾ]
6498.50 [taka輻。:dεしjo=]
6583.30 [takaira∫ima:]
ク [takaiso類ana:]
8313.72 [takegenaga]
伝聞表現全体の方針に従い,推量表現が用いられてい る以下の回答は,不採用とした。
1743,81 [takaindene:ga]
1868.21 [takaindene:beka]
4694.72 [ta:kεtenekka]
5549.32 [takatηad3anatka]
6584.38 [takait∫ulJanaika]
7347.54[タケーチュージャネーカ]
このうち,6584.38,7347.54は問いかけの表現かもしれ ない。不採用にはかわりないが,末尾の「ではないか」
を除くなら伝聞表現としての形式は参考になる。
なお,次の語形も推量表現が入りこんでいる可能性は
あるが,
724935 [takkarogotaru]
ゴトアル類への接続の形とみてこのまま採用した。関連 語形が《174》にも見られる。
次の場合は,
5463.73[takaidagena]〈takaiはtake:とも言う。〉
〃 [takaid3agena] 〈〃〉
〃 [takaito] 〈ク〉
ク [takaid3ato] 〈 〉
注記に合わせた語形が回答されていない可能性があるの で,takaiをtake:に置き換えた形は採用していない。
以下の語形は複合的(ソー+ラシー,ソー+ゲ,ヨ ー+フー)な形式が現れたものと見て採用している。
1739.28 [takaiso:ra∫i:]
1868.21 [takaiso=rasi:zo]
〃 [takejo:naΦul=dazo]
6575.43 [takaisojagena]
なお,1868.21では末尾のzoは終助詞として扱ってい
る。
この1868.21の扱いは,以下のような回答をヨーダ,
フーダ,ソーダ,ゲナ,ラシー+終助詞として扱ったこ との延長線上にある。いずれも終助詞として扱った形
(また類似の形)が引用形式に基づく伝聞形式として扱 われることがあることに注意したい。
186821 [taka導。:dazo] 一→ 〈takaサooda−zo>
3722.42 [taga弓joNtadzIIId壁a] → 〈taga句oNta−zudea>
4638.01 [takε:Φu:dadzε] → <takεεhuuda−zε>
4652.79 [takε:so:d句。] → 〈takεεsooda=jo>
6485.49[タカイゲナゾー]→〈takaigena.zoo>
6623.54 [take:ra∫i癖。] → 〈takeerasiijo>
ク [take:so:d司。] → <takeesooda二jo>
6720.23 [takaiso:dalo] → 〈takaisoodajo>
なお,4638.01は[takε:dzε]と併用であり,この併用語 形の場合はdzεを引用形式に基づく伝聞表現の形式とし て扱っている。《174》でも同地点において同様な手続 きで語形を扱っている。
断定(言い切り)や詠嘆にあたる以下の回答も採用し なかった。
3730.43 [tage:nda a・]
7367.69[タケー]
7383.98 [takkana:]
7407.66 [takain3ano:]
2072.20 [tagaduaru]
ただし,「高いそ」にあたるようにも見える以下の回 答は,引用形式に基づく伝聞表現として扱っている
(「伝聞表現の概要と記号化」A.参照)。
3725.49 [tagε:dzoa:]
5720.84 [takaizo:]
なお,「値が良い」を使った回答は採用しなかった
6490.31 [negae:gena]
次の場合,
5615.67[takageda]〈自分で確認した場合〉(不適 か。)
ク [takε:Φ田:da](ゆ)〈人から聞いた場合>
takagedaは話者の注記により,質問文脈に適合しないと 考えられるので,採用しなかった。
語形の統合について説明する。
まず,表記の統合について。
以下の語形に見られるソウは〈soo>に統合した。
5567.46[タカイソウダ]
ク [タカイソウヤ]
5568.14[タカイソウダ]
5577.88[タカイソウナ]
5587.74[タカイソウジャ]
5588.78[タカイソウジャ]
5595.89[タカイソウジャ]
5597.68[タカイソウヤ]
5660.50[タカソウヤデナー]
6516.13[タカイソウジャ]
6519.09[タカイソウヤ]
5660.50に見られるタカソウについては後で説明する。
次もコウを<koo>に統合した。
5660.50[タケエーシコウヤゾ]
→ 〈takeesiko(オa−zo>
またタケエーはtakeeに統合している。なお,この地点 は伝聞のシコ類が見られる地域(出雲)とは異なるが,
語形の類似性に注目して採用した。《176》にも類似語 形が見られる。
以下の語形に見られるtj〕uは,表記レベルでt∫uに統 合し,音声レベルで〈cju>に統合した。
5695.47 [takai妊ju:]
6603.68 [takaitt∫jujo]
以下の語形に見られるtyuは,表記レベルでt∫uに統合
した。
7391.41[takkatyuwai]
8300.81 [takkatyuna:i]
次の語形ではt∫のあとに無声化した母音iを補充した。
5679.69 [tagait∫kena]
5780.84 [tagait∫ke]
次の語形に見られるτgaは,表記レベルで:Ngaに統合 し,音声レベルで〈Vηa>に統合した(V=母音)。
7462.00 [takaitsu『ga] → 〈takaicuu一りa>
次に音声の統合について。
以下の語形に見られるθoは,音声内容にθoを出し,
見出しでは<so>に統合した。
7414.61 [takaiθoma]
7422.56 [takaiθo:na]
7433.61 [takaiOo=na]
744626 [takaiθo:na]
7450.19 [takaiθo:na]
7460.39 [takaiθo:na]
746098 [takaiθo=na]
747L38 [takaiθo:na]
次の語形に見られるtjuは,見出しでも〈加〉に統合
した。
5661.77[take=ttju:wa]→〈takeet巾u−wa>
南九州で共通語の力行に対応すると考えられるり音が 報告されている。注意しておきたい(第2集解説書20
ページなど参照)。
8361.42 [takkatsu疋〕ara]
次のvはそのまま見出しに出した。
2068,07 [taka∫a=1gεしlav] → 〈takasjaarg句av>
終助詞の融合形については以下のように仮想した。
7219.50 [takkagotanne:] → 〈takkagotaru>
7331.32 [takkatettaijo] 一う 〈takkateci>
7350,54 [takkatettau] → 〈takkateci>
736138 [takakattettai] → <takakatteci>
7363.12[タキャーテッタイ]→〈takjaateci>
7374.12[タキャーテッタイ]→<takjaateci>
7383.98 [takkagotanna:] → <takkagotaru>
7331.32,7350.54,7361.38,7363.12,7374.12について
は,
7362.09[タキャーテチナー]
が参考になる。また,7383.98については,同地点の
《174》の語形[ameηotaru]が,7219.50については,
同地点の《170》[ameηgoatru],《177》[Φu3isannogotar響]
が参考になる。
なお,以下のような回答は,融合していることが考え られるが,仮想せず回答語形のままで記号化した(「伝 聞表現の概要と記号化」B.参照)。
2761.66 [tagεdzt血hanas亡αdε]
2785.15 [tagεΦ山Ntε]
2791.57 [tageQterε]
また,以下のような語形も仮想していない(「伝聞表 現の概要と記号化」B参照)。
3725.49 [重agε:dza:]
4706.43 [tagεttsa・]
5673.18 [take:ttsa:]
説明を要すると思われる語形を挙げる。
次の語形は,ゲダ類(ゲナ)からの変化を考慮して採 用した。
5597.42[タカイエナ]→〈takaiena>
5579.79[タカイエナゾ]→<takaiena−zo>
《174》《176》にも類似語形が同地点で回答されてい る。ゲナからの変化を考慮して,〜エナまでを記号化対 象とした。
次もゲナの仲間と見た。
7269.52 [tak:aqj a:na] → 〈takkagj aana>
《174》にも類似語形が回答され,同様の扱いを行っ
た。
次の語形では,
7259.54 [tak:at:∫u:ta:]
「〜と言った」にも類似するが,末尾のターは終助詞と 見て,<takkaccjuu−taa>に統合した。なお,同地点の
《176》に[ot:at:t∫u:ta:]があり,〈ottac(juu−taa>に統合 している。
次の語形は,
4721.45 [taggalttan芝ミja] → 〈taggaitta−nεja>
「高い(と)言ったねえ」に相当すると見て,採用した。
あるいは,「高いじゃないの」の可能性もある。そうだ とすれば,不採用となるが,関連項目にも手がかりがな かった。
次は,〈wa>以下を終助詞とした(「伝聞表現の概要 と記号化」B.参照)。
7460.22[takaiiwa:na∫i]→〈takaii−waanasi>
次は,〈da>以下を終助詞とした。ノダの類は,第4
集までの方針を引き継ぎ,終助詞に準じて扱った。
2751.10 [tagaientadana:] → 〈tagaieNta−danaa>
次の語形は,
6603.52 [takaiηeno:] → <takaiηenoo>
このように統合したが,末尾のノーは終助詞の可能性も
ある。
以下の語形は不明であるが,
3781.21 [tagaes中kena]
4761.07[tagais甲ke]〈sΨkeは「とデったっけ」の 意味か?>
4761.07では,類似語形が《174》にも見られる。
《174》(243〜246図)の説明も参照。
次の語形も不明であるが,
8352.08 [tak〔之jogld3addo] → 〈takejohi勾a−ddo>
同地点《174》に類似語形が見られるものである。
その他,タカソーのような形が回答され,これらを採 用している。
5462.29 [takasa:na]
ク [takεe=sa:na]〔ゆ〕〈takasa:naと同じ〉
(takasa:naは推量ではないかと思うが,話者は takasa:naとtak田:sa:naは同意だと言う。)
5617.85[タカソーダ]
5646.90 [takaso:da]
6482,27 [takaso:nano:]
5462.29の話者の注記にも見られるように接続の形だけ から一概に「推量」であると決めることは難しい。なお,
他項目,中でも《174》「雨だそうだ」と対比してソー の前の形態が体言相当(《174》アメ(ソーダ)に対し,
《175》タカ(ソーダ))であることが確認されれば,
体系的であると言えるが,必ずしも同一地点での平行性 は確認されない。
終助詞が伝聞内容に含まれると見られるもの(「高 い」+終助詞+伝聞形式)もそのまま採用した。
3761.75 [tagεdott豆1山:] → 〈tagεdottcjuu>
6573.32[takaineto:]〈相手に訴える言い方〉
→ 〈takainetoo>
6573.32のneはネンに相当するものであろう。
琉球では次のような語形が見られた。いずれも採用し ている。
0248.01 [ta:santsukka]
『現代日本語方言大辞典』の「そうだ」に名瀬のチュカ が見られる。これに関係する語形であろう。
0275.97 [ta:Ugane∫u:sεJa:]
『奄美方言基礎語彙の研究』930ページで徳之島亀津に 見られるガニ・ガニシゥ(様子)に関係する語形であろ
う。見出しはくtaaNgane釦uusajaa>としているが,この ようなサの扱いは,伝聞を表す〜ティサなどに準ずるも のである。また,
1270.26 [takasandi?i:sa:] → <takasaNdi?iisaa>
のサを終助詞として扱わないのも同様である(「伝聞表 現の概要と記号化」B.参照)。
0276.51[ta:mbe]
類似の形が同じ地点の《174》《176》にも見られる。
「高(さ)塩梅」に基づくのかも知れない。
2151.21 [taka:taka:ttsa:] → 〈takaatakaaccaa>
このように語幹相当の部分を繰り返す形は,必ずしも強 調の表現ではないらしい。ここでは,繰り返し部分をま
とめず統合している。
次の回答では,
2076.25[takasar両。:su]〈語源は「高さる様子」〉
話者の注記は参考になるが,特に不採用とすべきもので はなく採用している。
次は語末の
0228.96 [ta:kat∫ agesaka]
末尾のカは不明だが,類似語形が同地点で《174》にも 見られることから採用した。
次は「(高い)風情」であろうか。採用し,θaはくθa>
に統合した。
1271.05 [takaθanpu:3尊andoJa:]
→ 〈takaOaNpuuz輯aN−doojaa>
次は「高いと聞かれる」と見られる。
2074.69 [takaru:de∫ikarusa:]
→ 〈takaruudesikarusaa>
次はソーサットゥが「ようだ」に相当するらしい。国 学院大学日本文化研究所(1990)「琉球竹富島の方言』
133ページに見られるta:s6:sadaru(高いようだ)に関係 するものであろう。
2086.03 [ta:so:sattudura:]
次は琉球としては特殊な形であるが,この地点では 214152 [takataisauna] → 〈takataisauna>
〜saunaという形が伝聞表現の項目に一貫して現れてお り,採用している。
次は,
2150.17 [ta:daika:◎o] → 〈taadaikaaqo>