②「こんな人はいませんか?」(チェック欄)
①で記入した職業について,次の表の文にあてはまるものに○をつけよう。
チェック項目 チェック
1
「職場体験で体験してみたい職業」を書いた(記入した)。2 「職場体験で体験してみたい職業」を書かなかった(記入しなかった)。
3 自分が将来希望している職業である。
4 自分が将来希望している職業ではない。
5 自分が興味・関心のある職業である。
6 興味・関心のある職業であるとはいえない。
7 自分に合う職業(自分に向いている職業,自分に適した職業)だと思う。
8 自分に合う職業かどうかわからない。
9 よく考えて「職場体験で体験してみたい職業」を書いた。
10 あまり深く考えずに,何となく「職場体験で体験してみたい職業」を書いた。
11 自分だけで(ひとりで)考えて,「職場体験で体験してみたい職業」を書いた。
12 友達と相談して,「職場体験で体験してみたい職業」を書いた。
2.「職業のグループ分け」 各回で作業を行います。
職業名を
書
班で話し合って、「職業名を書 いたカード」のグループ分け をします。模造紙にはってグ ループごとにタイトル(小見 出し)をつけます。後で、班 の代表者2〜3名が模造紙を 黒板にはって説明します
模造紙
タイトル ○○の職業
プリント2 「自分に合う職業は何だろう」
1.「何を相手にする職業か?」で考えると,職業の分類(グループ分け)がしやすい。
【一番単純には】
①ヒト
②モノ
③データ
【『中学生活と進路』では】
A.人
B.自然や生物 C.もの
D.情報や価値
【下の資料では(ホランド)】
・ヒト (①社会型)
・モノ
・アイデア
・データ
(②現実型)
(③研究型)
(④芸術型)
(⑤企業型)
(⑥慣習型)
※上の表や下の資料を参考にして、次の文の[ ]に言葉を書き入れなさい。
私(ぼく)には,[ ]を相手にする(あつかう)職業があっていると思う。
資料
日本には職業が3万4000以上あると言われています。職業の分類を知ると、将来の 職業を考えやすくなります。アメリカの心理学者のホランドによると人間と職業はとも に6つのタイプに分けられ、人は自分の人格・性格に合う職業を求めると考えます。
型 人のタイプ(人格・性格) 職業の型 職業・産業例
現実型 物や道具、機械、動物を相手に具体的で実際的な(はっ モノ相手 技術・技能、スポ
(R)
きりした、順序だてた)活動を好む。控えめで対人的、 の仕事 一ツ、動植物,鉱工対社会的できごとへの関心は低い。 業や農林水産業
研究型 研究、調査、実験、分析(抽象的、創造的な研究活動) アイデア 研究者(学者),
(1)
を好む。合理的で几帳面。やや内向的。 を生かす 科学技術、医学,仕事 プログラマー 芸術型 音楽、美術、文芸などを対象とする芸術的分野での活動 アイデア 美術工芸、デザイ
(A)
を好む。繊細で感受性に富み、自分の独創性(創造性) を生かす ン、舞踏、文芸、や想像力を大切にする。 仕事 音楽、演劇
社会型 いろいろな人や社会と直接接触して、面倒をみたり ヒトとか 福祉、教育、医
(S)
助けたり、教えたり、治療するなど奉仕的な活動を かわる仕 療保健、販売、好む。人間に対する関心が強く、協調性がある。 事 サービス業
企業型 新しい事業を起こしたり、人の上に立って組織をま データを 経営管理、セー
(E)
とめたり、人を動かす、働きかける活動を好む。指 扱う仕事 ルスマン・営業 導力や説得力があり、積極的で社交的である。(ヒトも)
報道、宣伝 慣習型 決まった方式や規則・習慣を大事にし、それに従っ データを 事務、会計、金(C)
て行う活動や、反復的で事務的要素の強い仕事を好 扱う仕事 融、法務、編集む。几帳面で、忍耐強く、自制心に富む。 校正
2.職場体験学習希望調査
今日の授業で学習したことをもとにして,改めて職場体験学習で体験したい職業 名を記入して下さい。
2年( )組( )番 氏名( )
職 業 名
iできるだけ具体的に)
事業所名や産業名 i書ける人は書いて下さい)
理由
i書いた方が良いです)
第1希望
第2希望
第3希望
※職場体験学習について,質問や要望などがある人は,下に書いて下さい。
(特にない人は未記入でかまいません。)
161
本時の指導
(1)目 標
(2)テーマ
(3)展開
第2学年 学級活動(進路学習)指導略案
・職業(群)をいくつかのグループに分類し,その観点を説明することが
できる。
・職場体験の体験先について,自分に合う職業や産業から考えていくこと
ができる。
「職業のグループ分けを行って,自分に合いそうな職場体験先を考えよう」
過程 活 動 の 内 容 指導・援助・支援の留 資 料
時配 ○数字は発問・指示 意点
1.
職場体験学習で体験したい職場を記入し,チェック プリント1を配布し プリント1活動 項目にしたがって,自己評価する。 ておく。
のは ①以前,アンケートで書いた「職場体験で体験してみた 丁丁指導を行い,記
じめ い職業」を思い出してプリント1に記入し次に「こんな 入状況を把握する。
人はいませんか?」というチェック覧があるので,あて 4分 はまるものがあれば○をつけて下さい。
②プリン、トのチェック覧でどこかに○をつけた人は手 (状況によって)ど
をあげて下さい。 こに○をつけたか発
③皆さんは夏休みの暑い3日間働くわけですから,興味 表させる。
のある職業や自分に合う職業の方がいいですよね。ま
た, そうでないと受け入れ先の事業所にも迷惑をかける ことになってしまいます。そこでこの時間は,自分に合 う職業を考えていくための学習をし,最後に職場体験先 の希望調査を行います。
2.
本時の課題を知る。 「本時の課題」を板活動 職業のグループ分けを行って,自分に合いそうな 書する。
の
職場体験先を考えよう展開 ①人によって性格が違うように,職業にもいろいろなタ イブがあります。自分に合う職業を考えるために,まず 初めに,職業のグループ分けを行いましょう。
40
分
3.
職業カードを分類しその結果と観点を発表する。 模造紙,職業カード プリント1①では,机を班隊形にし,各班2名,模造紙や職業カー ,マジック,のり,
ドなどを取りに来て下さい。 セロテープを配布す
②では,やり方を説明します。まず,机の上に模造紙を る。プリントに示し しいて,その上にいろいろな職業名が書いてあるカード た図でやり方(活動 を置いて下さい。班で話し合って,似た職業どうしでグ の仕方)を説明する ループをいくつかっくります。グループができたら,の 。 (KJ法)
りかセロテープでカードを模造紙に貼り,それぞれのグ ループにマジックでタイトルをつけて下さい。何か質問 はありますか? 時間は15分間です。では、はじめて
下さい。
③各班でグループ分けの活動を行う。 机問指導で援助助言 し二二のグループ分 けの観点を把握して 指名計画を立てる。
④作業を終了して下さい。発表の時間に移ります班の代 時間の関係で,いく 表者2〜3名は,前に出て模造紙を黒板に貼り,グルー つかの班を選んで発 プ分けの説明を行って下さい。発表を聞きながら,各班 表させる場合もあ のグループ分けの観点をプリント1に記入していって る。その場合は別々
下さい。 の観点で分類した班
では,○班から発表をお願いします。 を選ぶ。教師は,各 模造紙の資 班の観点を板書して 料
4.職業の分類のまとめと補足説明を行う。
いく。
①各班の発表では,職業のグループ分けの観点として黒 『中学生活
板に書いたものが出ました。この他にもいろいろな分類 と進路』②P.
のしかたがあります。 『中学生活と進路』の本p.37を 37
開きなさい。日本標準職業分類と日本産業標準分類があ 表(日本標準 りますね。これらは職業や産業を仕事や事業の内容で分 職業分類・日
類したものです。 本産業標準
②次にp.39を開きなさい。ここでは, 「何を相手にする 各班の発表の中で出 分類)
職業か?」で職業を「人を相手にする職業」 「自然や生 てきていれば扱わな 同上p.39 物を相手にする職業」 「ものを扱う職業」 「情報や価値 くて(取り上げなく
を扱う職業」の4グループに分けています。 て)良い。
1)それぞれの職業に向いているのはどんな人でし ようか? (指名する)
2)教科書の右下の写真の問題をやってみましょう。 解答 1介護・福祉 00君(さん),「人を相手にする職業」はどの写真 で 1.人相手の→右上 2獣医 すか? (以下,同様に, 「自然や生物を相手にす る職 2.自然,生物→左下 3帯着物販売 業」, 「ものをあつかう職業」, 「情報や価値を あっ 3.もの→右下 4コンビュー
かう職業」について質問する。) 4情報,価値→左上 タ関係
活動 5.自分に合う職業のタイプを考える。 プリント2を配布す プリント2
のま ①最後に,プリント2を読んで,自分に合う職業のタイ る。真剣な気持ちで とめ プに○をつけ,それに沿って職場体験学習で体験したい 書かせる。書き切れ
7分 職業(職場)を書きなさい。 ない場合は,帰りの
会で記入させる。職
163
旧名がどうしても書 けない場合は,職業 のタイプ(特色)を 書いても良いものと
する。
(4)評価 ・職業(群)をいくつかのグループに分類し,その観点を説明することがで きたか。 (班での作業活動中の観察、発表)
・職場体験の体験先について,自分に合う職業や産業から考えていくことが できたか。 (プリント2)
プリント2にはホランドの理論やDPT及びDPTIによる分類を取り入れた。授 業中の生徒の様子やプリント2への記述を見ると、この授業よって生徒の職場体験 先の選び方に多少なりとも揺さぶりをかけることができたように感じられた。
No.3 「職場体験学習ガイダンス集会」(6月26日5校時)
この集会の目的は、職場体験学習のねらいや概略について理解を図り、意識づけ を行うことにある。また、生徒が事業所へ職場体験受け入れの電話依頼を行うこと について、具体的なアドバイスを得ることも重要な目的であった。この集会は
:Fig.4.12のプログラムで実施した。
司会(学級委員女子A)
1.はじめの言葉(学級委員男子B)
2.ガイダンス集会のねらい(筆者)
3.3年生の体験談
・電話依頼の苦労話と2年忌へのアドバイス(3年生女子A)
・職場体験学習で予想していたより大変だったこと、良かったこと、
気をつけるべきこと(3年生女子B、3年生男子C)
・職場体験学習の全体的なアドバイス(3年生男子D)
4.電話依頼や事前学習についてのアドバイス(前年度担当教師)
5.職場体験学習全般について(学年主任)
ねらい、活動内容(事前〜事後)、日程、期待することなど 6臨時の活動について
6.おわりの言葉(学級委員男子C)
Fig.4.12職場体験学習ガイダンス集会のプログラム
この集会のプログラムの「5.職場体験学習全般について」は、筆者が作成したプ レゼンテーションのスライドをもとに学年主任が話をした。そのスライドを