第36 第36節 節 節 節 鉄道施設応急対策 鉄道施設応急対策 鉄道施設応急対策 鉄道施設応急対策
JR東日本は、地震が発生した場合、被害を最小限にとどめ、旅客の安全を確保するとともに、
迅速な応急復旧に努めるものとする。
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1 実施担当部及び班実施担当部及び班実施担当部及び班実施担当部及び班
市における担当部及び班は、次のとおりとする。
部 班 担 当 内 容
危機管理部 総合調整班
・災害情報の収集に関すること。
・各部との連絡調整に関すること。
・防災行政無線の施設機能確保及び操作並びに広報に関する こと。
総合企画部
情報・交通班 ・鉄道、バス等の運行状況に関すること。
広報・報道班
・災害情報(応急対策の内容、民心安定のための情報、避 難の勧告等)の広報に関すること。
・災害情報をホームページに掲載すること。
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2 鉄道施設応急対策フロー 鉄道施設応急対策フロー鉄道施設応急対策フロー鉄道施設応急対策フロー
地 震 発 生 運
転 規 制
・ 安 全 確 認
・運転規制
・施設設備の安全確認 在来線
新幹線
3 カイン以上~6 カイン未満 →所定運転 6 カイン以上~12 カイン未満 →注意運転 12 カイン以上 →運転中止 18 カイン以上で運転見合わせ
広
報
駅構内利用客等に対する広報 列車の乗客に対する広報 一般への広報 防災関係機関への連絡
乗 客 等 の 対 策
乗 客の 安 全 確 保 等
施 設 、 設 備 の 復 旧
・乗客の避難、代替輸送等
・応急復旧及び本復旧
地震災害対策編 第1編第3章第36節
「鉄道施設応急対策」
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3 震災対策体制等の確立 震災対策体制等の確立震災対策体制等の確立震災対策体制等の確立
JR東日本(柏崎駅)は、震災時に対応する体制、震災対策マニュアル等を作成するとともに、次のよ うな対策をとる。
(1)体制の確立
災害対策本部の設置基準、組織体制、職務分担等をあらかじめ定める。
(2)情報の伝達
ア 防災関係機関、地方自治体との緊急な連絡及び部内機関相互間の情報伝達を円滑に行う ために、次の通信設備を整備し、連絡調整を行う。
(ア)緊急連絡用電話
(イ)指令専用電話
(ウ)FAX
(エ)列車無線
(オ)携帯無線機等
イ 地震計を整備するとともに、地震情報の伝達方法を定める。
(3)防災上必要な教育、訓練
関係者に対し、次の事項について防災教育を行うとともに、必要な訓練を実施する。
ア 災害発生時の旅客の案内 イ 避難誘導等混乱防止対策 ウ 緊急時の通信確保・利用方法 エ 旅客対策等
(4)地震時の運転基準、運転規制区間
地震発生時の運転基準は、その強度により次のとおり運転規制等を実施し、安全確認を行 う。
ア 地震時の運転基準、運転規制区間をあらかじめ定める。
区 分 規制区間Ⅰ(落石区間) 規制区間Ⅱ(一般区間)
所定運転 ― 3カイン以上~6カイン未満
25ガル未満 40ガル未満
注意運転 3カイン以上~6カイン未満 6カイン以上~12カイン未満 25ガル以上~40ガル未満 40ガル以上~80ガル未満
運転中止 6カイン以上 12カイン以上
40ガル以上 80ガル以上
(上越新幹線については、18カイン以上で列車の運転を見合わせる。)
※使用基準単位(カイン、ガル)は各鉄道事業者による。
イ 津波警報等発表時の取扱い
津波注意報発表 津波警報発表
要注意区間の情報収集 運転中止
(5)旅客等に対する広報
ア 駅等における利用客に対する広報
災害時の旅客の不安感を除き、動揺、混乱を防止するため、駅構内掲示、放送等により 次の事項を利用客に案内する。
(ア)災害の規模
(イ)被害範囲
(ウ)被害の状況
(エ)不通線区
(オ)開通の見込み等 イ 列車乗務員の広報
輸送指令からの指示、情報及び自列車の状況等を把握した上で、車内放送等により次 の事項を乗客に案内し、動揺及び混乱の防止に努める。
(ア)停車地点と理由
(イ)災害の規模
(ウ)被害の状況
(エ)運転再開の見込み
(オ)避難の有無・方法等
(6)救護、救出及び避難
ア 駅、列車等に救護、救出に必要な器具等を整備する。
イ 災害による火災、建物倒壊、車両事故等により負傷者が発生した場合は、消防機関に通 報するとともに、負傷者の応急手当て、乗客を安全な場所に移動させて適切な処置を講ず る。
ウ 災害による列車の脱線転覆、衝突等の被害により多数の死傷者が発生した場合は、乗務 員等は協力して速やかに負傷者の救出、救護処置を行い、被害の概要、死傷者数及び救護 班の派遣等の必要事項を輸送指令に速報し、連絡を受けた輸送指令は、県、市、警察、消 防等に協力を依頼する。
(7)代替輸送計画
災害による運転不能線区の輸送については、新潟支社と協議の上、次に掲げる代替・振替 輸送等の措置を講じ、輸送の確保を図る。
ア 折り返し運転の実施及び運転不能線区のバス代行輸送 イ 迂回線区に対する臨時列車の増強及び他社線との振替輸送
(8)応急復旧対策
災害の復旧に当たっては、早急な運転再開を図るため応急工事を実施し、終了後早急に本 復旧計画を立て実施する。
ア 建設機材の現況把握及び運用
復旧作業に必要な応急建設機材について関係箇所の配置状況、種類、数量及び協力が得 られる部外関係機関、関係協力会社等の手持ちを調査しておくとともに、借用方法、運用
地震災害対策編 第1編第3章第36節
「鉄道施設応急対策」
方法について定めておく。
イ 技術者の現況把握及び活用
復旧作業に従事する技術者等の技能程度、人員、配置状況を把握しておくとともに、緊 急時は関係会社に対し技術者等の派遣を要請する。
ウ 災害時における資材の供給等
災害時における資材の供給については、災害用貯蔵品の適正な運用を図るとともに、必 要なときは関係協力会社から緊急調達する等迅速な供給体制を確立するため、あらかじめ 定めておく。
(9)市民に対する広報
運転の状況、復旧見通し等について、情報連絡体制を確立するとともに、報道機関の協力 を得て、ラジオ・テレビ放送及び新聞等により周知を図る。
また、市や地域メディア(防災行政無線、FMピッカラ等)に、積極的に情報を提供して 広報活動の協力を得る。
(10)市への報告
被害(人的、施設等)の状況、復旧見込み、代替輸送の方法等は、新潟支社と打ち合わせ た後、速やかに市へ報告する。