第34 第34節 節 節 節 公共下水道・農業集落排水施設応急対策 公共下水道・農業集落排水施設応急対策 公共下水道・農業集落排水施設応急対策 公共下水道・農業集落排水施設応急対策
公共下水道・農業集落排水施設は、ライフライン施設として被災住民の生活に大きな影響を与 えることから、早期の復旧が求められるものである。
したがって、市長は速やかな応急対策実施のために災害時の組織体制の確立を図り、被災箇所 の早期把握により的確な応急復旧措置を講ずるものとし、処理場、ポンプ施設においては最小限 の機能回復を行い、管路施設においては本復旧工事までの一時的な公共下水道・農業集落排水機 能の確保を目的とする。
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1 実施担当部実施担当部実施担当部実施担当部及び班及び班及び班及び班
市における担当部及び班は、次のとおりとする。
なお、震災時においては市の体制だけでは困難な場合が多いことから、下水道・農業集落排 水技術職員等の派遣、機械器具・資材の提供及び施設復旧について、県、応援協定市町村、近 隣の市町村、建設業協会、県環境整備業協同組合及び下水道・農業集落排水施設の専門メーカ ーのほか、公共下水道については下水道事業団、排水設備組合等の民間団体に、農業集落排水 については(社)地域資源循環技術センター、メーカー等の民間団体に広域的な支援を要請す る。
部 班 担 当 内 容
ガス水道部
総務班
・ガス水道部長の指揮命令事項の伝達に関すること。
・ガス水道部会議の事務局に関すること。
・災害対策要員の把握及び配置異動に関すること。
・広報に関すること。
・報道機関への情報提供及び連絡調整に関すること。
・電話応対、窓口受付、その他需要家に関すること。
・関係機関への必要な事務手続きに関すること。
・渉外に関すること。
・災害復旧に伴う費用の記録並びに被害額及び災害復旧費の算 定に関すること。
・災害復旧に伴う工事等の請負契約に関すること。
・災害復旧に伴う物件の購入契約に関すること。
・災害対策要員に対する応急物資の配給に関すること。
・車両の運行管理に関すること。
・応援物資等の受入及び記録に関すること。
・下水道現地対策本部の設置場所確保、その他後方支援に関す ること。
・応援活動に関する記録に関すること。
・ガス水道部の庶務に関すること。
・その他、他班に属さないこと。
下水道情報計 画班
・下水道現地対策本部と協議し、下水道施設の復旧方針の策定 に関すること。
・被害状況及び災害対策進捗状況の調査に関すること。
・復旧作業等の実施に係る資料の収集及び計画の立案に関する こと。
・情報の審査に関すること。
・故障修繕伝票の処理に関すること。
・各班に対する災害状況の連絡に関すること。
・災害対策本部に対する被害状況及び復旧状況の報告に関する こと。
・ガス水道部長の指示に基づき、下水道の各関係団体に応援を 要請すること。
・国。県、関係団体等に対する被害状況及び復旧状況の報告に 関すること。
・災害対策情報の集約及び記録の作成に関すること。
・簡易トイレ及び仮設トイレの手配に関すること。
・新潟県建設業協会柏崎支部、柏崎建設業組合等への協力依頼 に関すること。
下水道復旧班
・下水道現地対策本部の設営に関すること。
・下水道現地対策本部と協議し、汚水及び雨水の受入並びに処 理計画の総合統制をすること。
・下水道現地対策本部が行う復旧活動への支援に関すること。
・ガス水道部対策本部と下水道現地対策本部との連絡調整に関 すること。
・下水道現地対策本部の庶務に関すること。
・下水道現地対策本部が担当しない下水道施設の応急工事の実 施に関すること。
・排水及び下水道施設に係る苦情処理に関すること。
・下水道施設の被害状況の把握及び記録並びに下水道施設の管 守に関すること。
・資材、備品等の調達及び管理に関すること。
・工事施工及び災害査定に係る関係機関への連絡調整に関する こと。
・応急排水に関すること。
・関係業者の統括に関すること。
・二次災害の防止に関すること。
・その他下水道施設の復旧に関すること。
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2 緊急措置緊急措置緊急措置緊急措置
(1)非常事態対策本部の設置
ガス水道部長は、災害により下水道施設に甚大な被害の発生又はそのおそれがある場合若 しくは市災害対策本部が設置されたときは、下水道施設等の応急措置を円滑、適切に行うと ともに早期復旧を図るため、ガス水道局内に非常事態対策本部を設置する。
(2)職員の動員
ガス水道部長は、ガス水道非常事態対策計画の職員動員表に基づき、迅速に職員を動員する。
職員自身が被災する場合もあるため、必要に応じ他部局の職員をも動員し、必要な職員数の確保 に努める。
(3)被害調査の方法
地震災害対策編 第1編第3章第34節
「公共下水道・農業集落排水施設応急対策」
ガス水道部長は、被害調査について、地震後の各段階に適合し、現地の被災状況を確実に 把握できる方法により実施する。
ア 震災復旧の第1段階(緊急点検・緊急調査)
処理場、ポンプ場については、被害状況の概要把握、大きな機能障害につながる二次災 害防止のための点検及び調査を行う。
管渠については、必要に応じて被害の拡大、二次災害の防止のための点検(主に地表か らの点検)を実施し、点検を踏まえ公共下水道・農業集落排水本来の機能確保により道路 等他施設に与える影響の調査、重要な区間の被害概要の把握を行う。
イ 震災復旧の第2段階(応急調査)
処理場・ポンプ場については、施設の暫定機能確保のための調査、管渠については、被 害の拡大、二次災害の防止のための調査(管内、マンホール内までに対象を広げる)、公共 下水道・農業集落排水の機能的、構造的な被害程度の調査を行う。
ウ 震災復旧の第3段階(本復旧のための調査)
管渠については、マンホール内目視、テレビカメラ調査、揚水試験を行う。
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3 応急対策のための判定 応急対策のための判定応急対策のための判定応急対策のための判定
ガス水道部長は、調査結果を下に、特に下記の事項に注意して応急対策が必要かどうかの判 定を行い、必要があると認められた場合は、適切な対処を行う。
(1)管渠、処理場、ポンプ場施設の構造的な被害の程度
(2)管渠、処理場、ポンプ場施設の機能的な被害の程度
(3)管渠、処理場、ポンプ場施設の被害が他施設に与える影響の程度
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4 ポンプ施設、処理場の応急対策 ポンプ施設、処理場の応急対策ポンプ施設、処理場の応急対策ポンプ施設、処理場の応急対策
処理場、ポンプ場の応急復旧は、処理場施設の最小限の機能を回復させるために行うもので あり、重要度(復旧順位)の高い機械配管等を優先して行う。応急復旧工事は本復旧工事まで の一時的な処理場機能の確保を目的として行う工事であり、他施設に与える影響の程度ととも に、処理場本来の機能である処理、排除機能を優先的に考慮する。
このため応急復旧は、可搬式ポンプの設置及び仮設配管の布設による揚水機能の復旧、固形 塩素剤方式による消毒機能の回復等、処理場、ポンプ場の最低限の機能保持を目的として行う ものである。
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5 管渠施設の応急対策 管渠施設の応急対策管渠施設の応急対策管渠施設の応急対策
管渠の応急復旧工事は、本復旧工事までの一時的な公共下水道・農業集落排水機能の確保を 目的として行う工事であり、他施設に与える影響の程度とともに公共下水道・農業集落排水本 来の機能である下水の排除能力をも考慮して行う必要がある。
このため応急復旧は、強力吸引車、バキューム車による下水の排除、管内の土砂浚渫、臨時 の管路施設の設置等、公共下水道・農業集落排水排除機能の最低限の機能確保を目的に行う。
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6 本復旧のための判定 本復旧のための判定本復旧のための判定本復旧のための判定
ガス水道部長は、応急対策を行うに当たり、下記の事項に注意して本復旧の必要性を調査し、必要と判 断した場合は、公共下水道・農業集落排水施設復旧計画により適切な対処を行う。
(1)管渠、処理場、ポンプ場施設の被害の程度
(2)管渠、処理場、ポンプ場施設の余命
(3)管渠、処理場、ポンプ場施設の今後の利用計画等長期的な計画方針
(4)他施設に与える影響の程度
(5)被災地の特殊性
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7 公共下水道・農業集落排水施設の復旧計画 公共下水道・農業集落排水施設の復旧計画公共下水道・農業集落排水施設の復旧計画公共下水道・農業集落排水施設の復旧計画
被害が発生したときガス水道部長は、主要施設から漸次復旧を図る。復旧順序については、
処理場、ポンプ場、幹線管渠等の主要施設の復旧に努め、その後、枝線管渠、桝・取付管の復 旧を行う。
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8 利用者への協力要請 利用者への協力要請利用者への協力要請利用者への協力要請
公共下水道・農業集落排水施設の被害が、広範囲にわたり速やかな復旧が不可能な場合、ガ ス水道部長は、利用者に対して広報活動等により水洗トイレ、風呂等の使用を極力控え節水す るよう協力要請するとともに、異常を発見した場合には、ガス水道局へ通報するよう呼びかけ を行う。
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9 要配慮者に対する配慮要配慮者に対する配慮要配慮者に対する配慮要配慮者に対する配慮
(1)市は、避難所に要配慮者用のトイレを設置する。
(2)市及び県は、被災箇所にバリケード等を設置し、要配慮者が進入し被災を受けないように する。
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10 積雪期の対応 積雪期の対応積雪期の対応積雪期の対応
積雪凍結時においては、通常時の状況把握、施設点検、応急復旧等の活動と比較して多くの 困難を伴うことから、通常時以上に除雪関係機関等と密接な連絡を保つものとし、処理場・ポ ンプ場等の重要施設においては、特に個別の場内除雪体制を整備し、速やかな施設点検と円滑 な応急対策を実施する。
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11 夏期等の対応夏期等の対応夏期等の対応夏期等の対応
汚水の流出等により感染症の発生等のおそれがあるため、消毒剤の散布等の応急対策を実 施する。
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12 機能停止時における措置機能停止時における措置機能停止時における措置機能停止時における措置
下水道施設の使用ができない場合、ガス水道部長は、市民生活部環境衛生班が行う各地域の 要所への簡易トイレ、仮設トイレ等の設置に協力するものとする。