第26 第26
第26節 節 節 節 障害物の処理対策 障害物の処理対策 障害物の処理対策 障害物の処理対策
地震及び津波により発生した落石、倒壊家屋、沈船等の障害物を速やかに除去することにより、
防災活動拠点(市庁舎、警察署、消防本部等)、輸送施設(道路、港湾、漁港、鉄道駅、臨時ヘリ ポート)、輸送拠点(トラックターミナル、卸売市場等)及び防災備蓄拠点とを連絡する緊急交通 路を確保し、被災者の保護及び応急対策活動の円滑な実施を可能にするため、次のとおり定める。
なお、震災時に確保すべき緊急交通路は、広域的かつ有機的に各拠点施設を接続するとともに 輸送における安全性にも配慮する。
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1 各主体の責務各主体の責務各主体の責務各主体の責務
(1)県の責務
ア 救命・救助・緊急輸送の関連で、障害物の除去を必要とする道路・河川・港湾・漁港施 設等の公共管理施設について、各関係機関から情報を収集する。
イ 燃料、発電機、建設機械等の応急・復旧活動路に有用な資機材、地域内の備蓄量、供給 事業者の保有量を把握した上で、不足が懸念される場合には、防災関係機関や民間事業者 との連携に努める。
ウ 被災状況が広範かつ甚大な場合は、県災害対策本部内に障害物除去を担当する専属班を 設置し、国等の関係機関の協力を得ながら緊急輸送及び交通確保のため、輸送路等の施設 管理者に対し、速やかな障害物の除去を依頼する。この場合、効率的な障害物除去作業を 実施するため国等の関係機関と協議を行い、障害物処理計画を策定する。
(2)道路管理者(国、県、市及び東日本高速道路)の責務
ア 道路管理者は、その管理区域の道路の障害物の状況を調査し、県に報告するとともに、
障害物を除去する。特に、緊急輸送道路ネットワークの指定路線については、最優先に実 施するものとする。
イ あらかじめ締結してある建設業協会等との災害時の応援協定等により、障害物の除去に 必要な人員の、資機材等を確保する。
ウ 緊急車両の通行の妨害となり、災害応急対策の実施に著しい支障が生じるおそれがある と認められる路上放置車両及びその他の物件については、県警察の協力を得て、排除する。
エ 緊急車両の通行の妨害となり、災害応急対策の実施に著しい支障が生じる恐れがあると 認められる倒壊家屋、災害を受けた工作物又は物件については、市町村の協力を得て排除 する。
(3)河川、港湾及び漁港管理者等(国、県及び市)の責務
ア 河川管理者、港湾管理者及び漁港管理者は、その所管する河川区域、港湾区域及び漁港 区域内の航路等について、沈船、漂流物等により船舶の航行が危険と認められる場合には、
県に状況を報告し、可能な限り障害物を除去する。
イ 第九管区海上保安本部は、海難船舶又は漂流物その他の物件により、船舶交通の危険が 生じ又は生ずるおそれのあるときは、県に通報し、速やかに必要な応急措置を講ずるとと
もに、船舶所有者等に対し、それらの除去その他船舶交通の危険を防止するための措置を 講ずべきことを命じ、又は勧告する。
(4)市の責務
災害によって、建物又はその周辺に運ばれた土砂、竹木等で、日常生活に著しく支障を及 ぼす障害物について主体となり除去する。
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2 実施責任者実施責任者実施責任者実施責任者
(1)市長は、被災者の日常生活に直接障害となっている障害物及び緊急輸送の確保、航路の確 保並びに災害の拡大防止の障害となっている障害物の情報を収集し、県及び施設管理者に報 告するとともに、除去の要請を行う。
(2)道路、河川、港湾の管理者(以下「道路等の管理者」という。)は、当該管理に属する施設 に対する障害物の除去を行う。
(3)市における担当部及び班は、次のとおりとする。
部 班 担 当 内 容 市民生活部 クリーン推進
班 ・災害ごみ、し尿、死亡獣畜等の収集及び処理に関すること。
総合企画部 人事班 ・県及び他市町村等に対する応援要請及び受入調整に関する こと。
都市整備部 建設班 ・路上障害物等(降積雪を含む。)の排除に関すること。
・緊急輸送道路の確保及び確保要請に関すること。
消防部 総務班 ・消防団員出動に関すること。
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3 障障障障害害害害物物物物除除除去除去去用施設、設備及び機材の確保去用施設、設備及び機材の確保用施設、設備及び機材の確保用施設、設備及び機材の確保
(1)都市整備部建設班長及び道路等の管理者は、障害物除去に必要な施設、設備及び機材の確 保に努め、災害時に迅速に活用し得るように配置し、保管する。
(2)都市整備部建設班長及び道路等の管理者は、(1)により確保した施設等で応急対策に不足 を来した場合、障害物除去用施設等の所有者、管理者、占有者で権限を有する者から必要な 施設等を調達できるよう必要な措置を講じておく。
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4 障障障障害害害害物物物物の集積場所の集積場所の集積場所 の集積場所
(1)障害物の集積場所は、一時的には、市管理の運動場、空き地等とする。
(2)都市整備部建設班長は、災害発生後において集積場所が不足するときは、災害対策基本法 第64条第1項及び同法施行令第24条の定めるところにより他人の土地を一時使用して措 置する。
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5 実施方法実施方法実施方法実施方法
(1)都市整備部建設班長は、消防部総務班長と密接な連携をとり、所属の職員、消防団員、地
地震災害対策編 第1編第3章第26節
「障害物の処理対策」
元住民等をもって障害物除去チームを編成し、所属の施設等を活用して障害物を除去する。
(2)障害物の除去は、次に掲げる障害物を優先して行う。
ア 被災地域住民の日常生活に直接の障害となっている障害物 イ 災害応急対策の実施の障害となっている障害物
ウ 放置することにより災害を拡大するおそれのある障害物
(3)都市整備部建設班長は、所属の職員、消防団員、施設等をもってしては障害物の除去がで きず、又は著しく困難なときは、あらかじめ締結してある建設業協会、建設業協同組合等と の災害時の応援協定などにより、障害物の除去、資機材等を確保する。また、危機管理部総 合調整班を通じて知事、他の市町村長若しくは自衛隊に応援を求め、又は応急措置の実施を 要請する。
応援を求め、又は応急措置の実施を要請するときは、次の事項を明示して行う。
ア 応援要求
(ア)技術者及び労務者の種別及び人員
(イ)施設、設備、機材数
(ウ)期間
(エ)場所・区間
(オ)その他参考事項 イ 応急措置の実施要請
(ア)技術者及び労務者の種別及び人員
(イ)施設、設備、機材数
(ウ)期間
(エ)場所・区間
(オ)その他参考事項
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6 障障障障害害害害物物物物ののの処の処処理処理理理
除去した障害物は、概ね次の要領によって処理する。
なお、処理に当たっては、適切な分別を行うことにより可能な限りリサイクルに努める。
(1)土砂、がれき
あらかじめ選定した集積場所のほか、住民の日常生活又は農耕、漁労その他の生産活動に 支障がない場合は、埋立予定地等に埋没又は投棄する。この場合において、汚水の浸透した 土砂等の消毒は十分に行う。
(2)竹木、家具、家財等の可燃物
漂着、流入して堆積し、又は破壊、残存している家具、家財及び竹木等の可燃物で所有者 が所有権を放棄し、又は所有者不明の障害物で加工、修理しても使用し得ないと認められる ものは、市民生活部クリーン推進班長と協議し、集積場所等に搬入する。
(3)除去障害物の保管等
市長は、障害物のうち加工、修理を加えて使用可能な工作物又は物件を除去したときは、
災害対策基本法第64条第2項から第6項まで及び同法施行令第25条から第27条までに
定めるところにより、保管その他の措置をとる。
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7 整備書類整備書類整備書類整備書類
都市整備部建設班長は、次の書類を整備する。
(1)障害物除去のための工事関係証拠書類
(2)支払関係証拠書類
地震災害対策編 第1編第3章第27節
「行方不明者及び遺体等の捜索・処理・埋葬対策」