第10 第10
第10節 節 節 節 自衛隊の災害派遣対策 自衛隊の災害派遣対策 自衛隊の災害派遣対策 自衛隊の災害派遣対策
地震による災害発生時における自衛隊の災害派遣活動を迅速・円滑に行うため、その活動内容、
派遣要請手続き、受入体制等について次のとおり定める。
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1 実施担当部及び班実施担当部及び班実施担当部及び班実施担当部及び班
市における担当部及び班は、次のとおりとする。
部 班 担 当 内 容
危機管理部 総合調整班 ・自衛隊に対する派遣要請及び受入れ調整に関すること。
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2 自衛隊の災害派遣フロー図 自衛隊の災害派遣フロー図自衛隊の災害派遣フロー図自衛隊の災害派遣フロー図
派 遣 要 請
市 長 要請依頼 知 事 情報 県地域機関の長
要請 警察署長
派 遣 要 請
依頼 指定地方行政機関の長
派遣要望 ※事態の推移により要請しないと決定し た場合、その旨連絡
自 衛 隊 の 災 害 派 遣
陸上自衛隊 海上自衛隊 航空自衛隊
被害状況の把握・
避難の援助・
遭難者等の捜索救助・
水防活動・
炊飯及び給水・
救援物資の無償貸与又は譲与・
派 遣 活 動
・消防活動
・道路又は水路の啓開
・応急医療、救護、防疫
・人員及び物資の緊急輸送
・危険物の保安及び除去等の活動
・その他臨機の対応 市
・ 県 の 受 入 体 制
受 入 れ 施 設 等 の 確 保 →← 作 業 計 画 、 資 機 材 の 準 備 連 絡 員 等 窓 口 の 一 本 化 →← 防 災 関 係 機 関 と の 作 業 分 担
被災地での救援活動
市長及び関 係機関の長
協議 知 事 協議 自衛隊派遣部隊指 揮官及び連絡班
派遣部隊の撤収 撤収要請
陸上自衛隊 海上自衛隊 航空自衛隊 自 衛 隊 派 遣 部 隊 等 の 撤 収
地震災害対策編 第1編第3章第10節
「自衛隊の災害派遣対策」
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3 自衛隊の災害派遣基準等自衛隊の災害派遣基準等自衛隊の災害派遣基準等自衛隊の災害派遣基準等
自衛隊の災害派遣は、次の3原則が満たされることが基本となっている。
(1)公共の秩序を維持するため、人命又は財産を社会的に保護しなければならない必要性があ ること。(公共性の原則)
(2)差し迫った必要性があること。(緊急性の原則)
(3)自衛隊が派遣される以外に他の手段がないこと。(非代替性の原則)
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4 自衛隊災害派遣による救援活動の区分及びその概要自衛隊災害派遣による救援活動の区分及びその概要自衛隊災害派遣による救援活動の区分及びその概要自衛隊災害派遣による救援活動の区分及びその概要
(1)自衛隊災害派遣による救援活動の区分及びその概要
救援活動区分 内 容
①被害状況の把握 車両、航空機等状況に適した手段によって収集活動を行い、被害状況を把握する。
②避難の援助 避難の命令等が発令され、避難、立退き等が行われる場合で必要があるときは、
避難者の誘導、輸送等を行い、避難を援助する。
③遭難者等の捜索・ 救助
行方不明者、負傷者等が発生した場合、通常他の救援活動に優先して捜索・救助 活動を行う。
④水防活動 堤防、護岸等の決壊に対し、土のうの作成、運搬、積込み等の水防活動を行う。
⑤消防活動
火災に対して、利用可能な消防車その他の消防用具(空中消火が必要な場合は航 空機)をもって、消防機関に協力し消火に当たる。(消火薬剤等は、通常関係機関 の提供するものを使用する。)
⑥道路又は水路等交 通路上の障害物の 排除
道路若しくは水路が損壊し、又は障害物等により交通に障害がある場合は、それ らの啓開又は除去に当たる。(放置すれば人命、財産の保護に影響があると考えら れる場合)
⑦応急医療、救護及 び防疫
被災者に対し、応急医療、救護及び防疫を行う。(薬剤等は、通常関係機関の提供 するものを使用する。)
⑧人員及び物資の緊 急輸送
緊急患者又は医師その他救援活動に必要な人員及び救援物資の緊急輸送を実施す る。(航空機による輸送は、特に緊急を要すると認められる場合)
⑨炊飯及び給水 被災者に対し、炊飯及び給水を実施する。(緊急を要し、他に適当な手段がない場 合)
⑩救援物資の無償貸 与又は譲与
「防衛庁の管理に属する物品の無償貸付及び譲渡等に関する総理府令」(昭和33 年総理府令第1号)に基づき、被災者に対し生活必需品等を無償貸付し、又は救 じゅつ品を譲与する。
⑪危険物の保安及び 除去
自衛隊の能力上可能なものについて、火薬類、爆発物等危険物の保安措置及び除 去を行う。
⑫その他 その他臨機の必要に対し、自衛隊の能力で対処可能なものについて、所要の措置 をとる。
予防派遣 水害、津波被害等を未然に防止するための措置を実施する。
(2)陸・海・空各自衛隊の装備区分等による活動内容
自衛隊区分 活 動 内 容
陸上自衛隊 車両、舟艇、航空機、地上部隊等による状況把握、人員・物資の輸送、通 信応援、その他各種災害の救援活動
海上自衛隊 艦艇又は航空機による状況把握、人員・物資の輸送、通信応援等
航空自衛隊 主として航空機による状況把握、人員・物資の輸送
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5 自衛隊災害派遣要請の手続自衛隊災害派遣要請の手続自衛隊災害派遣要請の手続自衛隊災害派遣要請の手続
(1)知事に対する派遣要請依頼
市長は、知事に対して自衛隊の災害派遣要請依頼を行うときは、次の事項を明らかにし、
県(危機対策課)へ防災行政無線、電話、FAX又は口頭により行う。
ア 災害の状況及び派遣を要請する事由 イ 派遣を必要とする期間
ウ 派遣を希望する区域及び活動内容 エ その他参考となるべき事項
(注)口頭、防災行政無線、電話で依頼した場合は、事後、FAXで処理する。(災害派遣要 請依頼書FAX様式別紙)
(2)知事が自衛隊に対して行う災害派遣要請等
ア 知事は、派遣要請をするときは、次の事項を明らかにした文書をもって行う。ただし、
緊急を要する場合にあっては、防災行政無線、電話、FAX又は口頭により要請し事後速 やかに文書を送達する。
〈要請事項〉
(ア)災害の状況及び派遣を要請する事由
(イ)派遣を必要とする期間
(ウ)派遣を希望する区域及び活動内容
(エ)その他参考となるべき事項
イ 知事は、事態の推移に応じ、要請しないと判断した場合は、直ちにその旨を要請先に連 絡する。
(3)市長の自衛隊に対する緊急要請
市長は、緊急避難、人命救助の場合、事態が急迫し知事に派遣要請依頼をするいとまがな い場合は、直接関係する自衛隊に災害派遣の通知をすることができる。
災害派遣の要請を行った場合、市長は、事後速やかにその旨を知事に通知する。
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6 大規模な地震発生時等における自衛隊の派遣活動大規模な地震発生時等における自衛隊の派遣活動大規模な地震発生時等における自衛隊の派遣活動大規模な地震発生時等における自衛隊の派遣活動
(1)各自衛隊指定部隊等の長は、災害の発生が突発的で、その救援が特に急を要し、知事の要 請を待ついとまがないときは、要請を待つことなく、次の基準により部隊等を派遣することと
地震災害対策編 第1編第3章第10節
「自衛隊の災害派遣対策」
なっている。
ア 災害に際し、関係機関に対して当該災害に係る情報を提供するため、自衛隊が情報収集 を行う必要があると認められること。
イ 災害に際し、知事が自衛隊の災害派遣に係る要請を行うことができないと認められる場 合に、直ちに救援の措置をとる必要があると認められること。
ウ 災害に際し、自衛隊が実施すべき救援活動が明確な場合に、当該救援活動が人命救助に 関するものであると認められること。
エ その他災害に際し、上記に準じ、特に緊急を要し、知事からの要請を待ついとまがない と認められること。
(2)指定部隊等の長は、知事の要請を待たずに部隊等の災害派遣を行った場合においても、で きる限り早急に知事に連絡し、密接な連絡調整の下に救援活動を実施する。
(3)知事の要請を待たずに部隊等を派遣した後に、知事が派遣要請をした場合は、その時点か ら知事の派遣要請に基づく救援活動を実施する。
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7 自衛隊自衛隊自衛隊自衛隊ががが災害派遣をが災害派遣を災害派遣を決災害派遣を決決定決定定定しししした場合の手続た場合の手続た場合の手続た場合の手続
(1)各自衛隊は、知事の派遣要請又は自主決定により部隊を派遣した場合は、次の事項を電話、
防災行政無線、電話、FAX等で速やかに県危機対策課へ連絡する。
ア 派遣部隊名及び人員等の派遣規模 イ 指揮官の官職及び氏名
ウ 部隊の受入れに必要な体制 エ その他必要な事項
(2)県(危機対策課)は、自衛隊から災害派遣の連絡を受けたときは、速やかに派遣地の市に その内容を連絡する。
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8 自衛隊災害派遣部隊の自衛隊災害派遣部隊の自衛隊災害派遣部隊の自衛隊災害派遣部隊の受入受入受入受入体制体制体制体制
(1)他の防災関係機関との競合重複の排除
危機管理部総合調整班長は、自衛隊の活動と他の防災関係機関の活動が競合重複しないよ う、緊密な連携を図りより効率的な作業分担を定める。
(2)作業計画及び資機材の準備
危機管理部総合調整班長は、自衛隊の作業の円滑な実施を図るため、次により可能な限り 調整のとれた作業計画を立てるとともに、資機材の準備及び関係者の協力を求めるなど、支 援活動に支障のないよう十分な措置を講じる。
ア 作業箇所及び作業内容 イ 作業の優先順位 ウ 作業実施に必要な図面
エ 作業に要する資材の種類別保管(調達)場所
オ 派遣部隊との連絡責任者(窓口の一本化)、連絡方法及び連絡場所
(3)受入施設等の確保