地震災害対策編 第1編第3章第27節
「行方不明者及び遺体等の捜索・処理・埋葬対策」
(2)捜索
ア 捜索チームの編成
消防部関係各班長は、多数の行方不明者があると認めたときは、その捜索、収容のため 所属職員、消防団員、地元住民等を主体とする捜索チームを編成する。
イ 捜索の実施
(ア)死者又は行方不明者があると認める地域を中心として、遺体の埋没、漂着の疑いのあ る場所を重点に組織的かつ綿密に捜索する。
(イ)捜索は、警察官、捜索チーム員及び死者又は行方不明者の家族、知人、親戚の者(以 下「家族等」という。)が相互に緊密に連絡して行う。
ウ 発見したときの措置
(ア)発見時において生存しているときは、直ちに医療を受けさせる。
(イ)遺体の状態が犯罪に関する疑いがあるときは、速やかに警察官又は海上保安官に通報 し、かつ、遺体及び遺体の所在場所を保存する。
(ウ)捜索チームが遺体を発見し、又は家族等住民からの通報を受けたときは、直ちに警察 官、海上保安官及び市民生活部環境衛生班長に通知し、その後の処理について協議する。
(3)整備書類
消防部総務班長は、次の書類を整備する。
ア 支払関係証拠書類
444
4 遺遺遺遺体の体の体の体の処処処理処理理 理
(1)遺体安置所の設置
市民生活部環境衛生班長は、災害によって多数の死者があり、遺体の発見場所で遺体の処 理が困難であると認めるときは、遺体安置所を設ける。
(2)遺体安置所を設けるときの留意点
ア 病院、診療所、寺院、神社、教会その他遺体の状態を公衆の目にさらさない施設又は場 所を選ぶこと。
イ 遺体の洗浄、縫合等の遺体処理作業に便利な場所を選ぶこと。
ウ 遺体の一時安置、仮埋葬等の作業が容易に行いうる場所を選ぶこと。
(3)遺体処理チームの設置
市民生活部環境衛生班長は、災害による死者が多数あるときは、医師、看護師及びその助 手数名をもって必要と認める数の遺体処理チームを設ける。
(4)遺体の処理、収容
市民生活部環境衛生班長は、遺体の処理、収容については、柏崎市刈羽郡医師会の協力を 得て次により行う。
ア 遺体について医師による死因その他の医学的検査を実施する。
イ 検視及び医学的検査を終了した遺体については、概ね次により処理する。
(ア)遺体識別のため遺体の洗浄、縫合、消毒等の措置を行う。
(イ)遺体の身元識別のため相当の時間を必要とし、又は死亡者が多数のため短時日に埋葬
地震災害対策編 第1編第3章第27節
「行方不明者及び遺体等の捜索・処理・埋葬対策」
ができない場合においては、遺体を特定の場所(寺院などの施設を利用又は寺院、学校 等の敷地に仮設)に安置し、埋葬等の処理をするまで一時保存する。
(ウ)遺品等のある場合には、整理して納棺の上、その性別、推定年齢、遺品等を遺体処理 台帳に記録し、遺体安置所に掲示する。
(エ)身元が判明し、引取人があるときは、これを引き渡す。
(5)整備書類
市民生活部環境衛生班長は、次の書類を整備する。
ア 支払関係証拠書類
555
5 遺遺遺遺体の体の体の体の埋葬埋葬埋葬 埋葬
市民生活部環境衛生班長は、災害時の混乱の際に死亡した者に対して、その遺族が混乱期の ため、埋葬を行うことが困難な場合又は死亡した者の遺族がない場合に応急的な措置として、
埋葬を行う。
(1)埋葬の方法
市民生活部環境衛生班長は遺体を霊きゅう車により搬送し、遺体を火葬に付し、又は棺、
骨つぼ等を遺族に支給する等、現物支給をもって遺体の埋葬を行う。
なお、埋葬に当たっては、埋葬台帳を作成し、次の点に留意する。
ア 身元不明の遺体については、県警察本部(柏崎警察署)その他の関係機関に連絡し、そ の調査に当たる。
イ 被災地域以外に漂着した遺体のうち、身元が判明しない者の埋葬は行旅死亡人として取 り扱う。
ウ 霊柩車、骨つぼ等が不足する場合は、新潟県葬祭業協同組合等に手配するよう県に要請 する。
エ 死亡者が多数のため通常の手続を行っていたのでは、遺体の腐敗等により公衆衛生上の 危害が発生するおそれがある場合は、市民生活部救助班長は、火葬許可手続を簡略化でき る方法について、県を通じて厚生労働省に協議する。
(2)整備書類
市民生活部環境衛生班長は、次の書類を整備する。
ア 支払関係証拠書類
666
6 応援要請応援要請応援要請応援要請
(1)市は、所属の職員及び施設、設備、物資等をもってしては、遺体の処理について必要な業 務を行うことが困難であると認めるときは、県又は他の市町村に応援を求める。
(2)前記(1)応援を求めるときは、次の事項を明らかにして行う。
ア 遺体処理実施場所 イ 対象人員概数 ウ 設備施設の状況
エ 応援を求める職種別人員
オ 応援を求める物資等の種別及び数量 カ 処理期間
キ その他参考事項
地震災害対策編 第1編第3章第28節
「愛玩動物の保護対策」