がい1こよるのであろう。
4. さらに,知能と知覚の型について考える。A, Bの両実験で,イの型,ロ の型に.は,知能が上グループのもの,下グループのものが何パ漏セントずつ含 まれているか,をみたものが第11表である。
第11表 知覚の型と知能
京大NX知能検査 大威開版社牧野書房
昭和31年2月13巳(4年3学期)に実施した。この検査は下位能力を12の項
恩に.わけている。
1.折紙パンチ (空間関係の視覚酌掘握力)
2.交章完成 (文章の構成力)
3,麟形分割 (図形の空闘関係の理解力)
4.乱文構成 (交宜の編成力および常識)
5.凶姻計算 (生活に必要な計算力)
6一ヨ常記癒 (H常盆活に必要な有意昧日月力)
7・重合板 (空華衰象の操作力)
8.数字三角 (数学の系列関係の理解能力)
9.符丹交換 (法鯛の杷持とその遼胴の柔軟牲)
10.マトリヅクス(概念の関係把握)
11.反対語 (語彙理解力)
12.単語完成 (語の流暢・監)
この中の,2.文章完成,6.Ei常記憶う1!.反対語,ユ2.単語完成は雷i訥1く∫
(あるいは文科酌)な知能甲子である。
2. 身体の要閃
低学年で実施ずみの生活歴の調査に,中学年でぱ子どもの出欠状況,疾病,
身体発達の結果をつけくわえた。
3.環境の要因
欝研式・家庭環境診断テスト 厩茶交化科学社
昭和32年2月12 fli(4年3学期)に実施した。このテストは,さらに.つぎの 5項獲に小分けして評緬できるようになっている。
〈1) 家庭の一一般的状態 (2)子どものための施設 (3!家庭の文化的状態 (4)家庭の一般的ふんいき「
(5>両親の教育的関心 4. 社会性の要附(付録参照)
社会性のテストは衛販している標準テストではなく,われわれがこの研究の
63ためにとくにつくったものである。昭和3G年10月目3年2学期)に実施した。
このテストは,さらに。つぎの項目に小分けして評億できるようになっている。
(1)家庭における子どもの生活習慣 (2)道徳性判断
(3)社会的常識
(4)パーソナリティ,交友関係 5. 家庭での読書の要因
付録:1を参照のこと。
6. 家庭での言語生活(聞く,話す)の要囲。
この報告では,家庭での言語生活(聞く,話す)の要閃と読む力との梱関をみていな い。もともと,これに子どもの聞く,話すカの発達を規定する要困を調べるために,わ れわれがとくに作ったものだからである。
1.黙読理解力を規定する要因
3年1学期末テストから,4年3学期末テストまで,各テストの黙読理解能
:力と,各要因との相関係数をだした。その結果は第1表のとおりである。
第1表 黙読理解力と各要因との相関
}凝
3−11知能 。..11
身 体 0.16 環 境 0.20
枇会・性 0.三6
読 書 O.4ア
3−2 3−3 4−1 O. 23 ] O. 30 1 O. 19 e. 17 1 一〇. 05 i O. 11
−o. 06 1 e. os 1 o. e2 0. 19 1 O. 05 1 一〇. 09
0. 25 1 O. 33 1 O. 37
4−2
O. 43 0. 07 0. 08 0. 39 0. 30
4−3
O. 40
−O. 05 0. 20
0.16
e. 32
第1表によれば,
黙読理解力と梱関の高い要薦は,読書とか,知能とかいう要因が,ほかの要
因よりも高い。黙読理解力といちばん相関の低いものは身体の要因であり,とくに3年3学期と4年2学鯨こは負の相関がでている。
学期を順におって黙読理解力と絹関の高い知能と家庭読書の要因について,
相関のうつりゆきをみると,3年では家庭読書のほうが知能より黙読理解力と
桐関がより嘉いのに,4年の2学期と3学期では逆に知能の要因のほうが高く
64
なっているQ
知能と黙読理解力
知能の要閣と黙読理解力の相関は3年ではO. 11〜0.30であるのに,,4年で は0.19〜0.43である。傾向的には4年のほうが;榿関が高くなっていることが
わかる。アメリカの研究では,文章を理解する力と知能の要因との根関は,4
学年まではすすむという。黙読理解力と知能の要町との相関をみる場合,非喬語的知能の馬子より.言語 酌知能の因子との相関が高くなる,といわれている。ストラングの報告では,
非単語的知能とは0.36〜0.56,言外的知能とは0.80の係数がでている。われ われの場合,単語的知能の閃子だけについて,黙読理解力との紹関をみると,
やはり,非開手的知能の閃子よりも高いものがでたQ第2表のとおりである。
第2表 黙読理解力と言語的知能との相関
雷語的知能 絹関係数
丈章の構成力 (文章完成)
日常生活に必要な有意味記憶力 (日常記憶)
語彙理解力 語の流暢姓
(反対語)
(単語完成)
O. 42 0. 52
0.68
0. 36
これは,中学年の時期に,知能の要因がいちばん黙読理解力と高い根関がで た4年2学期末の結果からだしたものである。
家庭無筆と黙読理解力
家庭読書の要因は知能の要因とおなじように黙読理解力と絹関が高い。中学 年では,相関は0.25〜0.47である。具体的に,読書調査の質問項臼の六経を あげて,反応の型と黙読理解力との関係をみると,つぎのようになる。この表 は黙読理解力の上グループ,下グループには,各質問項目に答えたものの何パ
ーセントが含まれているか,というように読めばよい。
1. あなたは:本を読むことがすきですか。