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計 94 487  4  585

の敬語の部分と,父親を何と言うかとの相関表を表6−94として示す。「父が」

と望ましい彩で言いながらその父親の「言う」という動作について尊敬語を使 ったものは,全部の「父が」を選択した人の,6.で4.9%,14.で7.1%であっ た。逆に「お父さんが」と言いながら,尊敬語なしは「お父さんが」の6.で

9!。9%,14.で86.5%であった。

 前圓は,学歴・階層とも高いほど「おとうさんが」の率は低くなっていた。

 17.の「先生」については,表6−83で既に「です」などについては触れたの で,ここでは,自称の代名詞についてみてみる。表6−80では,前回は「わた くし」が圧倒的であったが,今回は「わたし」の方が多数形となったことが注 fiされる。敬語の点では,それほど丁寧でないものがこの20年間に支持される

172 6。継続調査の結果 ①

表6−94 r市役所」の反応根関表(2)

6「宙役所」

ユ4「布役所」

串 お 曽;.1㌃  i=㌃

申 お 震  雷

し つ  わ  い し っ  わ   い

ま し れ  ま ま し れ  ま

し ゃ  ま  し

ス い  し  た し や ま  し

ス  い  し  た 汁

か ま た  か か ま た  か

ら し か  ら ら し か  ら

た  ら た  ら

か ら か ら

工蠕 おやじが 3  0  ユ  ユ1 7  1  エ   6 15

役 暫 おとうさんが 5  2  ユ  29

8  0  5  2・茎

37 父が

ユ40 4 22 367

295  7  31 200 533

計 ,ユ48  6 24 407 ・・G83723訓 585

ようになったことの一つのあらわれであろう。自称代名詞に関しては,この前 回で,全体で「わたくし」を選択したものが88.1%であったのに対して,10代 は81.9%であって,若い入には「わたくし」が少なかったが,この差は,「で す」と「ございます」の差ほどの差ではなかった。すなわち,「ございます」

の若い人の問での衰退は相当大きかったのである。

 18。の「電報用紙」については,2.の「傘忘れ」のところで,否定形・肯定 形という点でまとめて述べた(表 6 一82)。18.だけに関していえば,前園よリ ギいただけませんか」というより丁寧な形を選択する率が高くなった。性の差 は,全体として「いただけませんか」が多くなったのであるが,男女の差は他 の多くのものと違って縮まらなかった。

 19,から24.までは,概に上の関係のところで述べたので,ここでは省略して

おく。

7。 継続調査の結果 (2)

7.1. 敬語指標と敬語意識

 前章では敬語形弐,敬語意識および桂会生活意識の各側面について個々に記 述してきた。この章ではこれらを総合的に検討するための指標を作成し,この 指標を用いて今園調査の資料を対象にいくつかの分析を行うことにする。

 敬語形式・意識に係る指標としては種々のものが考えられるが,ここでは以

下の7.1.1.〜7.1.3,の3種の指標を用いる。

7.1。{. 丁蜜さの総合殺階

 この指標は,6.1.「場面と敬語段階」での分析に用いた敬語形式の丁寧さの

「場面段隠点」を基に,以下の手順で作成したものである。

 まず,各回調査者が各場面で得た1〜3の段階点を全12揚面について合算し た点数(「合計段階点」と呼ぶ)を求める。この合計段階点は,数値:が小さい ほど場面全体を通じて敬語形式が丁寧であり,大きいほど乱暴であることを意 味している。しかし,この数値は理論的には12〜36点の25段階1こも及ぶため,

以降で示そうとする他の指標また項目との相関表の扱いが面倒である。そこ で,各点数の分布(巻宋253〜254ページの「資料1」参照)に基づき,以下の

5段階に再区分した。

 段階1 36〜27点  段階2 26〜25点  段階3 24〜23点  段階4 22〜21点  段階5 20〜12点

 以降,この5段階を「丁寧さの総合段階指標」(単に,「丁寧さ段階」)と呼 ぶが,これは揚面段階点および合計段階点とは逆に,段階が高いほど敬語形式 が丁寧なことを表わすことに留意されたい。

174 7.継続調査の結果 ②

 なお,合計段階点算出の際,「無出血」(段階点なし)はその下面での最頻値 段階点の数値で代置した。これは,「無回答」を0点として計算すると,その 人の合計段階点が丁寧な方に傾くことを避けるための便宜的処置である。

 さて,上記の手続きによって構成された丁寧さの各段階に属する被調査者の 分布状況を簡単にみておこう。

 図7護は金体と性別について示したものである。この図から,丁寧さ段階に ついては男と女とでは全く異質の分布であることがわかる。つまり,女は被調 査者全体の場合と一様に申程度の丁寧さ般階を頂点とするほぼ正規分布型の曲 線を描いているのに対し,男は最も乱暴な段階に属する人が一番多く,了寧さ

の段贈が上がるのに反比例してその段階の入数が減少している。

 このように丁寧さ段晒は男女で大きく異なっているので,爾者を分けた上で 年齢別,学歴別の構成を示すことにする。

 丁寧さ段贈と性×年齢との関係を表7−1でみると,全体の性別の揚合と同じ

       3メ.8

        入

ll・9.・ 漫へ