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ビデオボタンをおすと,プレ スする様子がわかります。
図12−2:プレスのノード
以上のように被験者Gは,設定した3つの課題のうちひとつについて 複数のノードを比較・検討し思考している。この被験者は,データベー ス構造の教材では,課題を設定する視点を見いだせなかった。チュート リアル構造の教材では,自動車の設計に視点を見いだし,複数のノード を関連させながら思考し,具体的な映像情報を活用した答を導き出して いる。同様にハイパーテキスト構造の教材でも,自動車のプレスに視点 を見いだし,複数のノードを関連させて思考しているのである。
次に,被験者Hの場合について検討する。被験者Hは「どうして溶接 にロボットを使うのか。」「なぜ,時間きっかりにシートを持ってこな いといけないのか。」「なぜ,こんなに長いベルトコンベヤーが必要な のか。」という3つの課題を設定している。活用時間は31分で,その 活用のプロセスは次のようになっている(図13)。
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被験者Hの活用のプロセス
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※夏中の番号は被験者の選択したノードの順番を示す。
図13:被験者Hの活用のプロセス
被験者Hは45のノードのうち33のノードを見た。活用したノードの
総数は重複も含めて69である。まず被験者Hは,工場の平面図からプレス機械へ進む。そして再び工 場の平面図に戻り(6〜9),ボディー溶接1を選択する。そこからプレ ス機械へ戻ってしまったので,再び平面図に戻りボディー溶接1を選択 し,ボディー溶接2,昔の溶接とノードを選択していくのである(10〜
18)。被験者Hはボディー溶接に関する3つのノードから「どうして溶 接にロボットを使うのか。」という課題を設定し, 「火花がでて危険だ
し,ロボットは疲れないから。」という答を導き出している。
また,「なぜ,こんなに長いベルトコンベヤーが必要なのか。」とい う課題に対して「自動車の部品は3万点もあるから長いベルトコンベヤ
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一がいる。」と答えている。これは,組み立てのノード(図14)と流 れ作業のノード(図10−1)を関連させて思考した結果である。
図14:組み立てのノード
被験者Hは,2つのノードから課題を設定した後(28、29),自動車の 組み立ての一連の工程を学習する(30〜39)。そして,製品検査1を経 て部品納入,メーター生産,シート製作,ジャストインタイムのノード へ至る(38〜44)。このジャストインタイムのノード(図15)から
「なぜ,時間きっかりにシートを持ってこないといけないのか。」とい う課題を設定するのである。