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t/ 居眠り防止
装置(文)
18. 2 o
→ボタンによるリンク
・・.〉テキストによるリンク 一一〉隠しボタンによるリンク
※図中の番号は被験者の選択したノードの順番を示す。
図7:「自動車の開発」における被験者Kの活用のプロセス
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被験者Kは「自動車の開発」の単線的・系統的なリンクにしたがって教 材を活用する中で,この自動車のテストについて着目した。そして,テ ストに関する複数のノードを関連させて思考し,答を導き出しているの
である。
つまり,被験者Jが単線的・系統的にリンクされたノードを総合的に 判断して答を導きだそうとしているのに対して,被験者Kは単線的・系 統的にリンクされたノードから,自動車のテストにのみ着目し,課題を 設定し答を導き出しているのである。
以上のような活用実験の結果から次のようなことがいえる。チュート リアル構造の教材は,多様なメディアによる資料が単線的・系統的に構 成されている。そして学習者の興味・関心に適応するために,順次提示
していく資料と関係する具体的な資料をリンクしている。このような構 成の教材の中で被験者Gは,単線的なリンクを中を行き来しながら,映 像情報を双方向的に活用している。被験者Jは活用の冒頭に課題を設定 し,単線的なリンクに沿って教材を活用し,資料を関連させて思考し課 題を解決している。被験者Kは,被験者Jとほぼ同様に単線的なリンク
に沿って教材を活用しながらも,ひとつの知識内容に着目し複数の資料 を比較・検討し課題の解決を行っている。
つまり,チュートリアル構造は学習課題の位置つく単線的・系統的な 構成でありながらも,学習者の興味や関心に応じた課題の設定と解決の 方法が可能な構造であるといえる。また,データベース構造の活用実験 では,4名の被験者が課題を設定できなかったのに対して,チュートリ アル構造では1名であった。このことから,系統性のあるノードのリン 一 150 一一
クは学習者に目的意識を持たせやすいということがいえる。そして,そ のことが映像情報の双方向的活用につながるのである。
また,本教材の活用では,被験者の設定した課題が自動車のテストに 偏っていた。これは本教材の自動車のテストに関する知識内容が,多く のノードで構成されているからであろう。被験者は自動車のテストに関 するノードを自由に選択していく中で,そこに位置つく資料を関連させ て課題を設定したと考える。仮に自動車のテストに関する6つのノード を線形的にリンクしたならば,被験者の設定する課題の内容は違ったも のになるであろう。このことから,学習課題の位置つくチュートリアル 構造の教材で,重点をおきたい知識内容については,ハイパーテキスト 的なリンクを行えばよいということがいえる。
3.ハイパーテキスト構造の教材に関する実験結果の検討
ハイパーテキスト構造の教材「自動車工場をたずねて」において12 名の被験者が導きだした課題は次の通りである(表5)。
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表5:「自動車工場をたずねて」における課題と解答
ハイパーテキスト構造における課題ζ解答
百 ・ 日
1 A
なぜ のときにノ1しれ なのか。 薯し が まっていると まりたく
ウん作れない。19=05 2 A どうしてメーターを取り付けるときは
@械がやらないのか メーターを取り付けるのは機械ではで ォないから。
19:05 3 A どうして溶接のときなどに土に丸いも
フがついているのか。
風をだして作業している人をやりやす ュするため。
19=05 4 A どのようにしてたくさんの車を出荷し
トいるのだろう。
後ろに車をのせれる大きなトラックで