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メータリング

ドキュメント内 Studio One 2リファレンスマニュアル (ページ 173-176)

9 ミキシング

9.4 メータリング

メータリングは制作過程において重要です。

Studio One

のメーターは人間が知覚するラウドネスに非常に近いオーディオレベ ルを視覚的に示します。これらのメーターを使って、信号経路のさまざまな段のレベルを計測することができます。アウトプッ トチャンネルを除き、コンソールのすべてのチャンネルにはピークメーターが用意されています。アウトプットチャンネルには、

K-System

メータリングオプションの付いた、より有用なピーク

/RMS

メーターが備わっています。

9.4.1 ピークメーター

ピークメーターは、非常に高い分解能で一瞬ごとにオーディオレベルを測定し、最高の出力レベルを表示します。ピークメーター は、特定のオーディオレベルとミックス内の他のオーディオレベルとの関係を明らかにするために役立ちます。多くのエフェクト プラグインには入力用と出力用のピークメーターがあり、エフェクトによるオーディオ信号のレベルの減衰を確認できます。

ピークメーターを右クリック

/Control-

クリックし、

[VU

ホールド

]

[

ホールド長さ

]

設定を調整します。

Studio One

のピークメーターは、オーディオソースに応じて自動的にモノまたはステレオに設定されます。

9.4.2 ピーク/RMSメーター

メインアウトチャンネルとサブアウトチャンネルにはピーク

/RMS

メーターがあります。このメーターにはピークレベルと

RMS

レ ベルが同時に表示されます。ピークメーターには瞬間的な最高出力が表示されますが、

RMS

メーターには一定時間内のオーディ オ信号のピークと底との平均値が表示されます。

RMS

メーターは、オーディオの知覚的なラウドネスを示すよう人間の耳と同様 の仕組みで設計されており、実際的なラウドネスの真の基準としてしばしば使用されます。

9.4.3 メインアウトのクリップカウンター

メインアウトチャンネルにはピーク

/RMS

メーターの上にクリップカウンターがあります。

メインアウトの信号がクリップするとカウンターの色が赤くなります。また、発生したクリップの合計数が計算され ます。このカウンターを利用すれば、ソングの最終的なステレオミックスでのクリッピングを防ぐことができます。

カウンターをクリックするか、メインアウトフェーダーを調整するとカウンターがリセットされます。

ペー録音内蔵 拡張基本編集 内蔵 設定ControlLink 再生

9.4.4 K-Systemメータリング

Studio One

のピーク

/RMS

メーターには、

K-System

メータリングオプションも備わっています。

K-System

は、ゲインのモ

ニタリングに関する総合的なメータリングシステムで、サウンドのミックスやマスタリングにおけるレベルの標準化を目的として います。このメータリングシステムには、

K-20

K-14

K-12

3

つのスケールがあります。これらのスケールは制作物の種類に 応じて使い分けるよう設計されています。

K-System

の発明者である

Bob Katz

氏は、

Audio Engineering Society

の技術論 文「

An Integrated Approach to Metering, Monitoring, and Levelling Practices

」で次のように説明しています。以下は

Katz

氏による文章の引用です。

K-20

メーターは、ダイナミックレンジの広いものに使います。たとえば、大劇場用のミックス、「大規模ホームシアター」用のミッ クス、オーディオ愛好家向けの音楽、クラシック音楽(交響曲)、そして期待される未来の「オーディオ愛好家」向けの、

5.1

ミッ クスによるポップミュージックなどに適しています。

K-14

メーターは、家庭用の忠実度の高い作品の大半に使えます。たとえば、

ホームシアターやポップミュージック

(

民族音楽からハードロックまで、中程度に圧縮されたさまざまな音楽が含まれます

)

など に適しています。

K-12

メーターは、放送用の作品に適しています。」

K-System

メーターに切り替えるには、ピーク

/RMS

メーターを右クリック

/Control-

クリックし、メニューからオプションを選

択します。

3

つの

K-System

スケールのいずれかを使う場合、

0 VU

のマークがモニターから

85 dB SPL

になるよう調整します。これには

SPL

メーターによる測定が必要です。たとえば、

K-14

スケールを使って

Studio One

-14 dBFS

の正弦波を再生すると、ピー クレベルと平均レベルのどちらも

0 VU

になります。このため、聴取位置で

SPL

メーターが

85 dB SPL

を示すようにモニターを 調整する必要があります。

拡張再生内蔵 内蔵 ControlLink 編集設定録音基本ペー

9.4.5 システムパフォーマンスメータリング

パフォーマンスモニターでは、システムパフォーマンスをモニターできます。パフォーマンスの問題をトラブルシューティングする 際に非常に便利です。モニターは、トランスポートの

CPU

メーターをクリックするか、

[

表示

]>[

パフォーマンスモニター

]

メニュー を選択して開きます。次をモニターできます。

• [CPU]

Studio One

により使用されている

CPU

の量を、

OS

により

Studio One

に割り当てられている

CPU

総量に対するパーセンテージで表示します。

• [

ディスク

]

:ディスク使用率を表示します。ディスク使用率は、キャッシュファイルの書き込み、オーディオファ イルの読み込みおよび書き込み、その他に影響します。

• [RAM]

32

ビットアプリケーションのみ):

Studio One

により使用されている

RAM

の量を

RAM

総量に対す

るパーセンテージで表示します。

• [

インストゥルメント

]

:バーチャル・インストゥルメントにより使用されている

CPU

の総量です。

• [

オートメーション

]

:オートメーションシステムにより使用されている

CPU

の総量です。

• [

キャッシュ

]

[

使用中

]

:現在使用中のキャッシュの全体的なサイズをバイト単位で表示します。

[

全体

]

:現在のソングまたはプロジェクトの書き込みキャッシュの全体的なサイズをバイト単位で表 示します。

[

キャッシュフォルダーを表示

]

:ここをクリックすると、現在のソングまたはプロジェクトのすべての キャッシュファイルが保存されているフォルダーが表示されます。

[

キャッシュをクリーンアップ

]

:個々をクリックすると、現在使用されていないすべてのキャッシュファ イルが削除されます。

• [

デバイスを表示

]

:このオプションを選択すると、ソングまたはプロジェクトにロードされている、エフェクト とインストゥルメントを含むすべてのデバイスのリストが表示されます。各デバイスにより使用されている

CPU

の総量が表示されます。

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