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ベンドマーカー

ドキュメント内 Studio One 2リファレンスマニュアル (ページ 109-112)

6 編集

6.9 トランジェント検出と編集

6.9.2 ベンドマーカー

Studio One

のベンドマーカーは、オーディオイベント内のオーディオのストレッチに使用されます。これだと、イベントを複数

にスライスする必要がありません。ベンドマーカーは、ベンドパネルからトランジェントを検出するとオーディオイベントに追加 されます。また、手動で追加することもできます。トランジェントの検出時に、各トランジェントへのベンドマーカーの配置に使 用されるスレッショルドは、デフォルトでは

80%

です。この値は、操作したいトランジェントにのみベンドマーカーが置かれるよ う、イベントのコンテキストメニューの一番上またはインスペクターで調整できます。また、トランジェント検出の前または後に ベンドマーカーを手動で挿入することもできます。

ベンドマーカーは、ベンドマーカーが非表示の状態でも挿入や編集ができますが、編集時には表示させておくほうがよいでしょう。

ベンドパネルの目の形のアイコン(

[

ベンドマーカーを表示

]

)をクリックするか、イベントのコンテキストメニューでベンドマーカー の表示と非表示を切り替えます。

トランジェント検出の結果としてベンドマーカーが挿入された場合、ベンドマーカーの前に、ズームで拡大しないと判別できない 程度の非常に短い範囲が点灯表示されます。これが、トランジェントとして検出された範囲を示しています。

Studio One

でベ ンドマーカーに従ってオーディオをクオンタイズする際は、これらが重要になります。

ベンドマーカーは、イベントが参照するオーディオクリップのプロパティーです。つまり、プール内の同一のオーディオクリップを 参照している複数のイベント(

1

つのドラムループを何度か複製した場合など)は、同一のベンドマーカーを共有しており、いず れかのベンドマーカーを編集するとその編集に影響されます。複製したドラムループでリズムのバリエーションを作成したい場合 など、複製されたイベントにそれぞれ異なる処理を実行したいときは、編集前にイベントを新規ファイルにバウンスします。

ペー録音内蔵 拡張基本編集 内蔵 設定ControlLink 再生

6.9.2.1 ベンドマーカーを編集する

ベンドマーカーを手動で挿入するには、ベンドツールに切り替えてから、オーディオイベントの上にマウスカーソルを合わせ、ベ ンドマーカーを挿入したい場所でクリックします。ベンドマーカーをダブルクリックすると、ベンドマーカーを削除され、マーカー によるオーディオへの影響が取り消されます。

ベンドツールが選択されている状態で、ベンドマーカーをクリック

&

ドラッグすると、タイムライン上でオーディオの左右を動か すことができます。こうすることで、ベンドマーカーのまわりのオーディオを伸縮させることができます。ベンドマーカーの一番 下には左向きまたは右向きの旗が表示され、どちらの方向に動かされたのかが分かるようになっています。オーディオが伸ばさ れると波形が赤色で表示され、その赤色の強さでオーディオの伸ばされ具合が表されます。オーディオが縮められると波形が緑 色で表示されます。

トラックでベンドマーカーを操作する場合は、オーディオが正しいアルゴリズムで処理されるよう、トラックのタイムストレッチ モードをオーディオベンドに設定しておく必要があります。このアルゴリズムではトランジェントが影響を受けず、「テイル」、つま りトランジェントの後に続く倍音成分のみが伸縮されます。

ベンドマーカーを操作してオーディオを伸縮するには、伸縮の基礎として使用されるベンドマーカーが少なくとも

1

つ、オーディ オの左または右に存在していなければなりません。ベンドマーカーがない場合、対象のイベントのオーディオクリップの先頭と末 尾が使用されます。たとえば、ボーカルパートのある語のリズミックフレージングを変更したい場合、語自体を移動するのではなく、

変更したい語の左と右にベンドマーカーを加えてみるとよいでしょう。

ベンドツールでは、複数のベンドマーカーを選択して同時に編集できます。

Shift

を押したままクリック

&

ドラッグで複数のベン ドマーカーを選択し、編集を実行します。

ベンドマーカーは、右クリックして

[

ベンドマーカーをリセット

]

を選択することで、元の位置に戻すことができます。ベンドマー カーが複数選択されている場合はすべてを同時にリセットできます。編集の結果を取り消したい場合に便利です。

拡張再生内蔵 内蔵 ControlLink 編集設定録音基本ペー

6.9.2.2 ベンドパネルを使用する

ベンドマーカーを扱う場合、ベンドパネルを表示させておくと便利です。ベンドパネルには、ベンドマーカーに関する一般的な 操作が表示されています。ベンドパネルを開くには、ツールバーのベンドパネルボタン(

[

オーディオベンド

]

)をクリックするか、

メニューの

[

表示

]>[

その他のビュー

]

から

[

オーディオベンド

]

を選択します。ベンドパネルは、メインウィンドウから取り外し て別ウィンドウに表示させることもできます。

[

検出

]

セクションではトランジェント検出モードを変更できます。デフォルトでは

[

スタンダード

]

に設定されています。このモー ドでトランジェントが正しく配置されない場合、モードを

[

センシティブ

]

に切り替え、オーディオを再分析します。

[

ベンドマーカー

]

セクションでは、それぞれのボタンをクリックして、選択されているイベント内のすべてのベンドマーカーを削 除または復元することができます。スライダーを使用して、ベンドマーカーのスレッショルドを調整することもできます。

[

トラック

]

セクションでは、選択されているイベントが置かれているトラックに対してタイムストレッチモードを設定し、そのトラッ クがグループ内にある場合ガイドトラックを選択することができます。

[

アクション

]

セクションでは、デフォルトで

[

クオンタイズ

]

が選択されており、

[

強度

]

パーセンテージスライダーが表示されます。

[

適用

]

をクリックすると、選択されているイベントがクオンタイズされます。

[

強度

]

設定では、

[

クオンタイズ

]

パネルの

[

スター ト

]

パーセンテージを変更できます。こうして、クオンタイズ処理の強度を簡単に変更できます。

また、

[

アクション

]

[

スライス

]

を選択すると、ベンドマーカーに従って選択されているイベントがスライスされます。スライ スの結果は、選択されているオプションにより異なります。操作の結果生じる各スライスに短いフェードインとフェードアウトを 設定してクリックノイズを防ぐには、

[

オートフェード

]

をオンにします。処理後、各スライスを

1

つのオーディオパートへとまとめ たい場合には、

[

結合

]

をオンにします。操作の結果生じるイベントをクオンタイズしたい場合には、

[

クオンタイズ

]

をオンにし て

[

強度

]

でそのパーセンテージを設定します。この処理ではタイムストレッチは生じません。代わりに、単一の連続するイベン トが検出されたトランジェント位置でスライスされ、スライスの結果生じる複数のイベント自体がタイムラインでクオンタイズさ れます。

[

ストリップサイレンス

]

パネルと同じように、

[

適用

]

ボタンの横の小さなインジケーターが点灯している場合、

[

検出

]

[

ベンドマー カー

]

[

トラック

]

、または

[

アクション

]

オプションを変更してから

[

適用

]

をクリックすると、直前の操作が自動的に取り消さ れます。そのため、

[

ベンド

]

パネルの処理の結果を確認して設定を必要に応じて微調整することができ、通常の取り消し操作 を手動で行う必要がないため、適切な設定を見つけるのがより簡単になります。選択範囲での変更または他の編集編集操作を行 うとこの状態が解除され、インジケーターが消灯します。

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