7 ブラウザー
7.2 ブラウザーを使用してファイルをインポートする
WAV
(BWF
およびRF64
)、AIFF
、REX
、Apple Loops
(Mac OS X
ではCAF
のみ)、Ogg Vorbis
、FLAC
、MP3
オーディオ ファイル、スタンダードMIDI
ファイル、Studio One
のAudio Loop
とMusic Loop
は、ブラウザーからソングまたはプロジェ クトへインポートすることができます。7.2.1 ブラウザーでオーディオファイルを検索する
ブラウザーボタンをクリックするか、コンピューターキーボードの
F5
を押してブラウザーを開き、ブラウザー下部の[
ファイル]
ボタンを押すと、ご使用のコンピューター上のファイルとロケーションが表示されます。コンピューターキーボードのF9
を押して ファイルブラウザーを直接開くこともできます。デフォルトでは、ファイルブラウザーには
4
つのフォルダーが表示されます。• [デスクトップ]:デスクトップにあるフォルダーとファイルすべてが含まれます。
• [ドキュメント]:コンピューター(
Windows
およびMac OS X
)のデフォルトの[
ドキュメント]
フォルダーです。• コンテンツ:このフォルダーは
[Studio One]>[
オプション]>[
ロケーション]>[
ユーザーデータ]
(Mac OS X
:[
環境設 定]>[
オプション]>[
ロケーション]>[
ユーザーデータ]
)で設定したフォルダーで、ソング、プロジェクト、プリセット、その他の
Studio One
ファイルすべてが含まれます。このロケーションは、ブラウザーでは[Studio One]
と表示されます。
• [ボリューム]:
Windows
の[C
:]
ドライブなど、ファイル保存先となるコンピューター上のすべてのロケーションが含 まれます。• [サーバー]:このフォルダーには、
SoundCloud
など、Studio One
が連動する特定のサーバーロケーションが含ま れます(Studio One Professional
)。Windows
のエクスプローラ−やMac OS X
のFinder
と同じように、ブラウザー内のフォルダーをクリックして内容を表示させます。
Audio Loop
ファイルとREX
オーディオファイルをブラウズする際、ドロップダウン矢印をクリックすると、REX
ファイルのスライスが展開表示されます。これらのファイルのいずれかにドラッグすると、スライスがオーディオパートに含まれます。
Studio One
が開いている際にご使用のコンピューターに追加またはコンピューター内で移動したファイルは、ブラウザーに表示されない場合があります。この場合、ブラウザーを右クリック
/Control-
クリックし、[
再読み込み]
を選択すると、コンピュー ター上の保存先ロケーション表示が更新されます。拡張ビデオ再生内蔵インスト 内蔵エフェクト マスタリングControlLink オートメーション ミキシングアレンジブラウザー編集設定録音基本ページスタート
7.2.2 ブラウザーでオーディオファイルをプレビューする
ブラウザー内でオーディオファイルを選択すると、ブラウザー下部のウィンドウがプレビュープレイヤーに変化し、トランスポート コントロールと選択されているファイルに関する情報が表示されます。プレビュープレイヤーが表示されると、選択されているファ イルをブラウザー内で直接試聴することができます。ファイルを再生するには、ブラウザー内のファイルをダブルクリックするか、
ファイルが選択された状態でプレビュープレイヤーの再生ボタンをクリックします。
プレビュープレイヤーの再生はソングの再生に依存しないため、ファイルのプレビュー中、アレンジビューの再生カーソルは移動 しません。プレビュープレイヤーには独自の再生位置インジケーターがあり、このインジケーターが左右に移動し、選択されてい るファイル内の現在の再生位置を表示します。再生位置インジケーターは、ファイルの再生中にクリック
&
ドラッグしてファイル 内で移動させることができます。ボリュームフェーダーは、プレビュープレイヤーの再生レベルをコントロールします。プレビュープレイヤーの再生をソングの再生と同期させることで、ソング再生に合わせてファイルを試聴することができます。ソ ングテンポで再生ボタン(デフォルトではオン)をクリックすると、プレビュープレイヤーの再生が現在のソングテンポに同期し ます。
現在選択されているファイルのテンポが分かっており、プレビュー中に
[
ソングテンポで再生]
ボタンがオンになっている場合、ファ イルは現在のソングテンポに合うようオンザフライでタイムストレッチされます。ソングの再生中にプレビューするには、まずソ ングの再生をスタートさせてから、ファイルを選択してプレビューします。選択されているファイルをプレビュー再生中にループさせるには、プレビュープレイヤーの
[
ループ]
ボタンをクリックします(デフォ ルトではオン)。プレビュー再生をループさせると、選択されているファイルとソングとの照らし合わせがより簡単になります。ループライブラリーなどの
1
つのフォルダに含まれる複数のオーディオループを試聴する場合、まず、ループをインポートしたい ソング内の範囲に左右のロケーターを設定してから、その範囲内でループ再生するように設定します。次に、フォルダ内の1
番 目のループをプレビューしてから、コンピューターキーボードの上下矢印キーを使用してフォルダ内のループを順に選択していく と簡単です。ページスタート録音ミキシング内蔵エフェクト アレンジマスタリング拡張基本編集オートメーション 内蔵インスト 設定ブラウザーControlLink ビデオ再生
7.2.3 オーディオファイルをソングにインポートする
ブラウザーからソングへのオーディオファイルのインポートは、ファイルをクリックしてソングのアレンジビューへドラッグする だけの簡単操作です。ファイルを空のスペースへドラッグすると、モノまたはステレオのオーディオトラックが作成され、ファイ ルは新規オーディオイベントとしてトラック内のドラッグ位置に置かれます。ファイルを既存のオーディオトラックへドラッグする と、ファイルは新規オーディオイベントとしてそのトラック内のドラッグ位置に置かれます。ステレオファイルをモノトラックへイ ンポートすると、作成されるイベントはステレオとなりますが、トラックがモノであるため出力はモノになります。モノファイル をステレオトラックへインポートすると、作成されるイベントはデュアルモノとなり、両チャンネルとも同じ信号となります。
ブラウザーで複数のファイルを選択して一度にすべてをドラッグすることで、別の
DAW
へでなされた録音の転送を1
クリック で操作することができます。ドラッグ&
ドロップによるオーディオファイルのインポートに対応しているバーチャルインストゥル メント(ドラムサンプラーなど)では、オーディオファイルをブラウザーからインストゥルメントへ直接ドラッグ&
ドロップしてオー ディオファイルを読み込むことができます。オーディオファイルを右クリック
/Control-
クリックして[
新規SampleOne
に送信]
を選択し、ファイルを内蔵バーチャルイン ストゥルメントSampleOne ™
内にサンプルとして読み込むこともできます。Audio Loop
またはREX
オーディオファイルでこ の操作を行う場合、スライスはキーボードに自動マッピングされます(最大96
スライス)。7.2.4 MP3からWAVへの自動変換
MP3
ファイルまたは他のファイルタイプのファイルをソングにインポートすると、WAV
ファイルに自動変換されます。この動作 により、高品質なオーディオ再生とパフォーマンスを実現し、より均質で一貫した制作が行えます。変換により作成された
WAV
ファイルは、インポートしたソングのメディアフォルダーに保存されます。WAV
ファイルには元のファ イルと同じ名前が付けられ、.wav
のファイル拡張子が付きます。新たに作成されたWAV
ファイルは、[
ソング]>[
ソング設定]
で設定されているソングのサンプルレートと解像度(ビット深度)を継承します。7.2.5 オーディオファイルブラウザーの操作
オーディオファイルは、右クリック
/Control-
クリックで次のコンテキストメニューを使用することで、ブラウザーから直接処理 することができます。どの場合でも、元のオーディオファイルは変更されません。同一のフォーマットの複数のオーディオファイ ルを選択し、それらすべてに処理をまとめて適用することができます。• 1
つのマルチチャンネルオーディオファイルを2
つのモノファイルへと分割•
左右モノオーディオファイルを1
つのステレオファイルに結合2
つのモノオーディオファイルを選択してから右クリック/Control-
クリックして[
ステレオファイルに結合]
を選択• Wave
フォーマットでないオーディオファイルをWave
ファイルに変換します。これは、Audio Loop
やREX
などのスライスされたファイルをフラット化するのにも使用されます。その場合、スライスは元のテンポでレンダリングされます。
拡張ビデオ再生内蔵インスト 内蔵エフェクト マスタリングControlLink オートメーション ミキシングアレンジブラウザー編集設定録音基本ページスタート
7.2.6 ブラウザーを使用してMIDIファイルをインポートする
ブラウザーを使用して
MIDI
ファイルをインポートするには、対象となるファイルを選択し、ソングへとクリック&
ドラッグします。MIDI
ファイルをアレンジビューの空のスペースへドラッグすると、新規インストゥルメントトラックが作成され、ファイルはトラッ ク内のドラッグ位置に置かれます。ファイルを既存のMIDI
トラックへドラッグすると、ファイルは新規インストゥルメントパート としてそのトラック内のドラッグ位置に置かれます。MIDI
ファイルによっては、複数のMIDI
パートをシーケンスに含んでいる場合があります。このような場合、ブラウザー内のファ イルの横にドロップダウン矢印が表示され、この矢印をクリックして個々のパートを表示することができます。複数のパートのあ るファイルをドラッグする場合、ソング内にドラッグするとそれらが表示されます。インストゥルメントトラック同様、新規インストゥルメントパートを聞くには、新規インストゥルメントトラックがバーチャルイン ストゥルメントまたは外部インストゥルメントにルーティングされていることを確認する必要があります。詳しくは、「録音」章の
「インストゥルメントトラックをモニターする」セクションをご参照ください。
ドラッグ
&
ドロップによるMIDI
インポートに対応しているバーチャルインストゥルメントへMIDI
ファイルを直接ドラッグすることもできます。
7.2.7 ブラウザーでMIDIファイルをプレビューする
ブラウザーで
MIDI
ファイルを選択すると、ソング内に読み込まれているバーチャルインストゥルメントを通してMIDI
ファイルを プレビューできます。これを行うには、MIDI
ファイルを選択してからアレンジビューでインストゥルメントトラックを選択し、プ レビュープレイヤーに選択されたチャンネルとして表示させます。これで、プレビュープレイヤーで再生をスタートすると、このインストゥルメントトラックがルーティングされているバーチャルイ ンストゥルメントを通して