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Systemwalker Operation Manager 基盤に関するトラブル

ドキュメント内 トラブルシューティングガイド (ページ 42-45)

対処 2 確認ポイント

2.4 Systemwalker Operation Manager 基盤に関するトラブル

2.4.1 Systemwalker Operation Manager 基盤からエラーメッセージが出力され る

エラーメッセージ

・ [Windows版の場合]

MpJmSrv: エラー: 4: Systemwalker Operation Manager(クライアント部)との通信に失敗しました MpJmSrv: エラー: 5: Systemwalker Operation Manager(クライアント部)との接続に失敗しました

・ [UNIX版の場合]

MpJmSrv: ERROR: 0004: Failure in communicating with the Systemwalker Operation Manager (client).

MpJmSrv: ERROR: 0005: Failure in connecting with the Systemwalker OperationMGR(Client).

対象バージョンレベル

・ Windows版:V5.0L10以降

・ Solaris版:5.0以降

・ Linux版:5.2、V10.0L10以降

・ Linux for Itanium版:V12.0L10以降

・ HP版:5.1以降

・ AIX版:5.1以降

・ DS版:V20L10

対処

原因

Systemwalker Operation Manager基盤サービス/デーモンと、Systemwalker Operation Managerクライアントとの間の通信でエラーが発

生しました。

通信エラーが発生した理由が、同時に出力されるエラーメッセージで説明されます。同時に出力されるエラーメッセージの代表的なも のは以下のとおりです。

・ Windows版の場合

ソース:MpJmSrv 種類:警告 イベントID:8301 func=JMSRV_read:recv() ソケット関数にエラーが発 生しました(コード=10054)

ソース:MpJmSrv 種類:警告 イベントID:8301 func=JMSRV_write:send() ソケット関数にエラーが 発生しました(コード=10054)

・ UNIX版の場合

MpJmSrv: ERROR: write() broken pipe

MpJmSrv: ERROR: read() Connection reset by peer

MpJmSrv: ERROR: accept() Software caused connection abort

いずれも通信中に不当にSystemwalker Operation Managerクライアントが切断されたものであり、Systemwalker Operation Managerク ライアントを正常に終了させなかったことが主な発生理由です。

対処方法

このエラーメッセージに対する対処は不要です。しかし、頻繁に本メッセージが出力される場合は以下の可能性がありますので、運用 の見直しを実施してください。

・ Systemwalker Operation Managerが提供するクライアントが正常に終了されない運用(例えばクライアントPCを頻繁にリセットして

いるなど)となっている

・ ネットワークの経路上に問題が発生している

・ 外部から不当な通信、不正なアクセスが行われている

2.4.2 環境設定クライアントでポップアップメッセージ「起動パラメタの送信に失敗し

ました。コード=0xXXXXXXXX」(XXXXXXXX はコード)が表示される。【UNIX 版】

エラーメッセージ

起動パラメタの送信に失敗しました。コード=0xXXXXXXXX

対象バージョンレベル

・ Solaris版:5.0以降

・ Linux版:5.2、V10.0L10以降

・ Linux for Itanium版:V12.0L10以降

・ HP版:5.1以降

・ AIX版:5.1以降

・ DS版:V20L10

対処

確認ポイント

ジョブスケジューラのデータベースディレクトリにmountができていますか クラスタ運用の場合、運用系のサーバに接続していますか

原因

ジョブスケジューラの起動パラメタの設定は、ジョブスケジューラのデータベースディレクトリ配下の起動パラメタファイルに保存されて います。mountがされていない、クラスタ運用の場合、待機系での設定になっているなどで、ジョブスケジューラのデータベースディレ クトリにアクセスできない場合、起動パラメタの設定は実施できません。

対処方法

クラスタ運用の場合、運用系のサーバに接続をした後、起動パラメタの設定をしてください。mountがはずれている場合またはシンボ リックリンクがはずれている場合、mountまたはシンボリックリンクの張りなおしを実施し、再度起動パラメタの設定をしてください。

2.4.3 Systemwalker Operation Manager クライアントや環境設定クライアント からサーバにログインできない【UNIX 版】

エラーメッセージ

ユーザ名またはパスワードが正しくありません。

対象バージョンレベル

・ HP版:5.1~V13.0.0

対処

確認ポイント

パスワードを/etc/shadowsファイルに格納していませんか

原因

HP版の5.1からV13.0.0までのバージョンは、/etc/shadowファイルに対応していません。このため、/etc/shadowファイルにパスワード

が格納されている場合、Systemwalker Operation Managerはパスワード認証できません。

対処方法

/etc/shadowファイルを使用しないよう、以下のいずれかの運用をご検討ください。

・ 高信頼性システムで運用する

高信頼性モード(高信頼性システム)を有効にすることで、/tcb配下にシャドウパスワードが格納されます。

・ /etc/passwdにパスワードが格納されている状態で運用する

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