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グループが起動しない

ドキュメント内 トラブルシューティングガイド (ページ 81-84)

第 4 章 ジョブスケジューラに関するトラブルシューティング

4.1 グループの動作がおかしい

4.1.11 グループが起動しない

対象バージョンレベル

・ Windows版:V5.0L10以降

・ Solaris版:5.0以降

・ Linux版:5.2、V10.0L10以降

・ Linux for Itanium版:V12.0L10以降

・ HP版:5.1以降

・ AIX版:5.1以降

・ DS版:V20L10

対処

1

確認ポイント

本日の起動予定日時が到来し、実行待ちのグループ内ジョブネットに対して変更操作を実施していませんか

原因

本日の起動予定が到来し、実行待ちのグループ内ジョブネットに対して、フロー、起動条件、または起動日の変更を行った場合、現在 より未来の起動予定はグループ全体で再スケジューリングされます。

対処方法

グループ内ジョブネットの変更は、グループの起動予定時刻以前か、グループの終了後に実施してください。

対処

2

確認ポイント

本日、すでにグループの起動操作を実施していませんか

原因

グループの起動予定時刻前にグループの起動操作を行った場合、すでに起動したとみなされ、その日の起動予定時刻にグループは 起動しません。

[ジョブネット一覧]ウィンドウの[予定日時]が翌日以降になっている場合、本日、グループはすでに起動したことになります。

対処方法

以下のいずれかの方法で対処してください。

・ グループの起動予定時刻前にグループを再登録、または同一の定義内容で変更してください。

グループの起動予定時刻後にグループを再登録、または同一の定義内容で変更した場合、対処1の原因に記載した状況となり、

グループが起動しません。

・ グループの起動操作により、グループを起動してください。

なお、グループに対して起動操作を実施した場合、後続ジョブネットは先行ジョブネットの正常終了後、すぐに起動します。(起動 予定時刻の到来、メッセージ事象を待ち合わせることなく起動します。)

なお、グループの起動操作による起動は、一日に複数回行うことが可能です。

4.1.12 グループ内ジョブネットの起動日を変更したが、起動予定日時に反映されな

対象バージョンレベル

・ Windows版:V5.0L10以降

・ Linux版:5.2、V10.0L10以降

・ Linux for Itanium版:V12.0L10以降

・ HP版:5.1以降

・ AIX版:5.1以降

・ DS版:V20L10

対処

確認ポイント

以下のいずれかの状態ではありませんか

・ 本日、該当のグループは終了状態となっている

・ グループの起動時刻を過ぎた後に起動日時の変更操作を行い、本日起動日となった

原因

グループが終了している、またはグループが起動日となったが起動時刻を過ぎている場合、グループは次の日変わり時刻に再スケ ジュールされます。

日変わり時刻後に変更操作が反映され、次回の起動予定日が確定します。

対処方法

日変わり時刻の到来を待って、起動予定時刻を確認してください。

4.1.13 確認操作後、グループが起動してしまった

対象バージョンレベル

・ Windows版:V5.0L10以降

・ Solaris版:5.0以降

・ Linux版:5.2、V10.0L10以降

・ Linux for Itanium版:V12.0L10以降

・ HP版:5.1以降

・ AIX版:5.1以降

・ DS版:V20L10

対処

確認ポイント

グループの起動予定時刻を過ぎてから確認操作をしていませんか

原因

グループの確認操作が有効になっている場合、グループは確認操作を行った時点で次回の起動予定をスケジューリングします。スケ ジューリング後、起動予定時刻が到来していた場合、グループは即座に起動します。

なおメッセージ事象を待ち合わせている場合、グループはメッセージ事象が発生し、起動条件を満たした時点で起動します。

4.1.14 日変わり時刻を迎えてもグループの状態が実行待ちにならない

対象バージョンレベル

・ Windows版:V5.0L10以降

・ Solaris版:5.0以降

・ Linux版:5.2、V10.0L10以降

・ Linux for Itanium版:V12.0L10以降

・ HP版:5.1以降

・ AIX版:5.1以降

・ DS版:V20L10

対処

確認ポイント

前回、グループが異常終了または強制終了していませんか その場合、ジョブネットに対して、確認操作を行っていますか

原因

[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ-[利用機能1]シートで[グループの確認操作を有効とする]チェックボックスをチェッ クしている場合、ジョブスケジューラは異常終了または強制終了したグループに対して、確認操作を行うまで次回の起動を抑止しま す。

対処方法

対処が必要な場合は、対処した上でグループに対して確認操作を行ってください。

すべてのグループにおいて対処が不要の場合は、[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ-[利用機能1]シートで[グルー プの確認操作を有効とする]チェックボックスのチェックをはずし、ジョブスケジューラのサービス/デーモンを再起動してください。

日変わり時刻の経過後にグループに対して確認操作を行った場合、その時点でグループの当日の起動予定がスケジュールされま す。下図に例を示します。

確認操作を行ったときにグループの起動条件が整っている場合、グループは即座に起動します。グループの起動条件が整っていな い場合、グループは実行待ちとなります。

ドキュメント内 トラブルシューティングガイド (ページ 81-84)

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