jobschmsgevent event_name[:project_name[/job_net_name]
4.14.8 Systemwalker Operation Manager クライアントからジョブスケジューラを 選択するとイベントログにエラーメッセージが出力される【Windows 版】選択するとイベントログにエラーメッセージが出力される【Windows版】
エラーメッセージ
Systemwalker Operation Managerサーバが導入されたホストのイベントログに以下のメッセージが出力されます。
func=MDSRV_connection_hosts: connect(),ソケット関数にエラーが発生しました(コード=XXXXX)
XXXXX: Winsockのエラーコード
対象バージョンレベル
・ Windows版:V5.0L10~V10.0L21
対処
確認ポイント
Systemwalker Operation Managerサーバ上の監視ホストの定義に誤りはありませんか
対処方法
[Systemwalker Operation Manager 環境設定]ウィンドウで[監視ホスト]をクリックすると表示される[監視ホストの定義]ウィンドウから、[ホ ストのプロパティ]を表示し、サーバから接続が不可能なIPアドレスが記載されていないか確認してください。
説明
参考
Systemwalker Operation Managerクライアントからサーバに接続するときの動作について
Systemwalker Operation Managerクライアントをサーバに接続すると、サーバからクライアントに監視ホストの定義が転送されます。
Systemwalker Operation Managerは、転送されてきた監視ホストのツリーと、業務選択ウィンドウに表示された機能とを組み合わせて各
機能に接続する動作をします。
Systemwalker Operation Managerクライアントの認証が成功しても、Systemwalker Operation Managerサーバ側の監視ホストの定義で
正しいIPアドレスが設定されていないと、“ジョブスケジューラ”を選択しても、“ジョブスケジューラ”機能に接続できません。
4.14.9 「DB のオープンに失敗しました」が出力される
エラーメッセージ
DBのオープンに失敗しました
対象バージョンレベル
・ Windows版:V5.0L10以降
・ Solaris版:5.0以降
・ Linux版:5.2、V10.0L10以降
・ Linux for Itanium版:V12.0L10以降
・ HP版:5.1以降
・ AIX版:5.1以降
・ DS版:V20L10
対処
1確認ポイント
ジョブスケジューラの起動パラメタの定義で指定した、“データベースディレクトリ”配下が読み取り専用属性になっていませんか
対処方法
“データベースディレクトリ”配下は、読み取り/書き込み可能な属性にしてください。また、“データベースディレクトリ”配下のファイル属 性をむやみに変更しないでください。
対処
2確認ポイント
ジョブスケジューラのデータベースディレクトリ配下のファイルにアクセスするようなアプリケーションが存在しませんか
原因
ジョブスケジューラがジョブネットの定義情報ファイルにアクセスしようとした時に、他のアプリケーションがこのファイルにアクセスしてい た可能性があります。
対処方法
ジョブスケジューラのデータベースディレクトリ配下のファイルにアクセスするようなアプリケーションが存在しないか確認し、ジョブスケ ジューラの動作中は、ジョブスケジューラのデータベースディレクトリ配下のファイルへアクセスしないように対処してください。
ジョブスケジューラのデータベースディレクトリ配下のファイルにアクセスするアプリケーションの例として、バックアップソフトや、ウィルス チェックソフトが考えられます。
・ V10.0L10以降の場合
“使用手引書”の
- “バックアップ製品を使用する場合の注意【Windows版】”
- “ウィルスチェック製品を利用している場合の注意【Windows版】”
・ V5.0L10の場合
“ソフトウェア説明書”の
- “バックアップ製品でバックアップする時の注意事項”
- “ウィルスチェック製品を利用している場合の注意事項”
・ V5.0L20/V5.0L30の場合
“解説書”の
- “バックアップ製品を使用する場合”
- “ウィルスチェック製品を利用している場合”
4.14.10 日変わり時刻直後にエラーメッセージが表示される
エラーメッセージ
・ [Windows版の場合]
エラー MpJobsch サービス 7300
func=JOBSCH_file_open:CreateFile() 2:指定されたファイルが見つかりません。
・ [UNIX版の場合]
open() No such file or directory
対象バージョンレベル
・ Windows版:V5.0L10~V5.0L30
・ Solaris版:5.0~5.2
・ Linux版:5.2
・ HP版:5.1
・ AIX版:5.1
・ DS版:V20L10
対処
確認ポイント
日変わり時刻直後にエラーメッセージが出力されますか
原因
日変わり時刻の処理として、本日分のガントチャートを表示するための作業情報を削除する処理があります。この処理の直後に作業情 報を参照/更新しようとして、この現象が起きる場合があります。
対処方法
参照/更新しようとした情報は、不要となったものであり、運用に特に影響がないため、対処の必要はありません。