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4.6 [ 複数サーバ監視 ] ウィンドウの表示がおかしい

ドキュメント内 トラブルシューティングガイド (ページ 130-136)

4.6.1 [複数サーバ監視]ウィンドウが表示できない

対象バージョンレベル

・ Windows版:V5.0L10以降

・ Solaris版:5.0以降

・ Linux版:5.2、V10.0L10以降

・ Linux for Itanium版:V12.0L10以降

・ HP版:5.1以降

・ AIX版:5.1以降

・ DS版:V20L10

対処

確認ポイント

管理者権限を持つユーザでログインしていますか

原因

[複数サーバ監視]ウィンドウは、管理者権限を持つユーザのみが利用可能です。

対処方法

管理者権限を持つ以下のユーザでログインしてください。

・ システム管理者(Windows版の場合は、Administratorsグループ所属ユーザ、UNIX版の場合は、スーパ・ユーザ)

4.6.2 ホストを選択すると「接続不可」となり監視できない

対象バージョンレベル

・ Windows版:V5.0L10以降

・ Solaris版:5.0以降

・ Linux版:5.2、V10.0L10以降

・ Linux for Itanium版:V12.0L10以降

・ HP版:5.1以降

・ AIX版:5.1以降

・ DS版:V20L10

対処

確認ポイント

選択したホストの、ジョブスケジューラサービスは起動していますか

対処方法

選択したホストの、ジョブスケジューラサービスを起動してください。

4.6.3 ホストを選択すると「アクセス拒否」となり監視できない

対象バージョンレベル

・ Windows版:V5.0L10以降

・ Solaris版:5.0以降

・ Linux版:5.2、V10.0L10以降

・ Linux for Itanium版:V12.0L10以降

・ HP版:5.1以降

・ AIX版:5.1以降

・ DS版:V20L10

対処

1

確認ポイント

選択したホスト(被監視サーバ)で、監視許可ホストの定義を正しく実施していますか

対処方法

選択したホストの[監視許可ホストの定義]ウィンドウで、監視サーバのホスト名を正しく定義してください。

対処

2

確認ポイント

選択したホストのTCP/IPのネットワーク環境で、正しく名前解決ができていますか

対処方法

選択したホストのTCP/IPのネットワーク環境で、正しく名前解決ができる環境になっていることを確認してください。

参考

pingコマンドの詳細については、OSのドキュメントを参照してください。

対処

3 [V11.0L10/11.0

以降の場合

]

確認ポイント

監視サーバでクライアントの接続台数の制限を超えて接続しようとしていませんか

対処方法

監視サーバのクライアントの接続台数の制限値を増やすか、監視先サーバへ接続しているクライアントの台数を減らしてください。

対処

4

確認ポイント

被監視サーバにおいて、監視許可ホストに指定したホスト名から名前解決して得られるIPアドレスと、監視ホストのプライマリIPアドレ スが一致しますか

対処方法

一致しない場合、監視許可ホストの指定では、監視ホストのプライマリIPアドレスを指定してください。

参考

対処2と同様にpingコマンドを利用して名前解決によって得られるIPアドレスを確認します。被監視ホスト上でpingコマンドを実行 し、表示されるIPアドレスが監視ホストのプライマリIPアドレスと一致しているかを確認してください。

pingコマンドの詳細については、OSのドキュメントを参照してください。

4.7 サンプルソースの動作がおかしい

4.7.1 クラスタシステムでサンプルソース abendrerun.c を利用したが、再起動で きないジョブネットがある

対象バージョンレベル

・ Windows版:V5.0L10以降

・ Solaris版:5.0以降

・ Linux版:5.2、V10.0L10以降

・ Linux for Itanium版:V12.0L10以降

・ HP版:5.1以降

・ AIX版:5.1以降

・ DS版:V20L10

対処

確認ポイント

再起動させるジョブネットに、以下の条件のジョブネットが含まれていませんか

・ グループに含まれているジョブネットが実行中断された

・ プロジェクト内に大量のジョブネットが登録されている

原因

サンプルソース“abendrerun.c”は、ジョブネットを再起動させる例であるため、以下の条件は考慮されていません。

・ グループに含まれているジョブネットが実行中断された場合

・ プロジェクト内に大量のジョブネットが登録されている場合

対処方法

グループに含まれているジョブネットも再起動する場合は、jobschprint -nコマンドの実行結果から完了コード239のジョブネットを検索 する以前に、jobschprint -xコマンドから完了コード239のグループを検索し、jobschctlgrpコマンドで再起動しておくための処理の追 加が必要となります。

また、abendrerun.cはpopen関数によりjobschprintコマンドの標準出力を参照する構造となっているため、大量に一覧情報が出力さ れる場合にjobschprintコマンドの実行結果がバッファに納まらず、abendrerun.cの処理がデッドロック状態になる場合があります。ジョ ブネットの登録量が多い場合は、popenではなく、外部の作業ファイルにjobschprintの実行結果を書き出すように修正してください。

4.8 終了処理ジョブネットの動作がおかしい【 Windows 版】

4.8.1 終了処理ジョブネットを起動すると次回起動時刻になっても ジョブネットが起

動しない

対象バージョンレベル

・ Windows版:V5.0L10以降

対処

原因

終了処理ジョブネットが起動した時点で、新たなジョブネットの起動が抑止される仕様です。

対処方法

次回起動時刻に起動させるためにはSystemwalker MpJobschサービスを再起動してください。

終了処理ジョブネットが正常終了すると、正常終了シャットダウン出口が起動されます。インストール時に提供される正常終了シャット ダウン出口は、Systemwalker MpMjesサービス、Systemwalker MpJobschサービスを停止後、サーバをシャットダウンするための

“shutdown.exe”を起動します。

終了処理ジョブネットが異常終了、強制終了すると、異常終了シャットダウン出口が起動されます。Systemwalker Operation Manager インストール時に異常終了シャットダウン出口は存在しません。

異常終了、強制終了時にサービスを自動的に再起動させたい場合、正常終了シャットダウン出口を参考に、異常終了シャットダウン出 口を作成してください。

なお、異常終了シャットダウン出口にサービスを再起動する処理を追加した場合、終了処理ジョブネットが異常終了および、強制終了 することにより、毎回、サービスの再起動が行われることを留意してください。

以下に示すマニュアルも併せて参照してください。

・ V10.0L10以降の場合

“使用手引書”の“任意の時刻にシステムをシャットダウンする【Windows版】”

・ V5.0L10~V5.0L30の場合

“解説書”の“任意の時刻にシステムをシャットダウンする”

4.8.2 終了処理出口でジョブネット終了処理ができない

対象バージョンレベル

・ Windows版:V5.0L10以降

対処

原因

終了処理出口の呼出し時点では、ジョブネットの状態が終了状態であることを保証していません。ジョブネットが終了状態でないため 終了処理ができない場合があります。

対処方法

ジョブネットは、時間の経過により終了状態となるため、必要な場合は、操作が失敗する場合を考慮し、一定時間リトライするなどの処 理を追加してください。

4.8.3 終了処理ジョブネットが正常終了しても、サーバがリブート/シャットダウンしな

対象バージョンレベル

・ Windows版:V5.0L10以降

対処

1

確認ポイント

(ジョブネット名称ではなく)ジョブネット名が“JSHEND”/“JSHFORCE”となっていますか

対処方法

ジョブネット名称が“JSHEND”/“JSHFORCE”でも、ジョブネット名が“JSHEND”/“JSHFORCE”ではなければ、正常終了/異常終了シャッ トダウン出口は、呼び出されません。ジョブネット名を“JSHEND”/“JSHFORCE”としてください。

対処

2

確認ポイント

Systemwalker MpJobsch サービスのスタートアップアカウントに登録されている、ユーザ名と同じ名前で作成したプロジェクトにJSHEND/

JSHFORCEを作成していますか

対処方法

Systemwalker MpJobsch サービスのスタートアップアカウントに登録されている、ユーザ名と同じ名前で作成したプロジェクトにJSHEND/

JSHFORCEを作成してください。

4.9 ジョブスケジューラのコマンドまたは API の動作がおかしい

4.9.1 エラーメッセージ「Systemwalker MpJobsch サービスが起動中です」

【Windows 版】/「デーモンが起動中です」【UNIX 版】が出力され、コマンドが 実行できない

エラーメッセージ

・ [Windows版の場合]

MpJobsch:エラー :6273:Systemwalker MpJobschサービスが起動中です

・ [UNIX版の場合]

MpJobsch: ERROR: 0273: デーモンが起動中です MpJobsch: ERROR: 0273: The daemon is being started.

対象バージョンレベル

・ Windows版:V10.0L10以降

・ Solaris版:10.0以降

・ Linux版:V10.0L10以降

・ Linux for Itanium版:V12.0L10以降

・ HP版:10.0以降

・ AIX版:10.0以降

対処

確認ポイント

ジョブスケジューラの初期化処理は完了していますか

原因

ジョブスケジューラのコマンドは、ジョブスケジューラのサーバ機能が初期化完了した後にしか受け付けられません。サーバの初期化 処理中にコマンドを実行すると、本エラーメッセージが出力されます。

対処方法

初期化処理が完了した後に、再度コマンドを実行してください。

ジョブネットのプロパティで、[サーバ起動時に起動]が設定されており、かつ、そのジョブネット内にジョブスケジューラのコマンド

(jobschcontrolなど)がジョブとして登録してある場合、ジョブスケジューラサーバの初期化処理中のため、本エラーが発生する場合が

あります。この場合、ジョブ内でジョブスケジューラサーバの起動が完了するまで、数秒間sleepする対処を実施してください。

説明

参考

初期化処理完了の確認方法について

ジョブスケジューラは、起動時の初期化処理が完了した時点で、以下のメッセージがsyslog/イベントログに記録します。syslog/イベン トログに記録されたメッセージを確認することで、初期化処理の完了を確認できます。

・ UNIX版の場合

MpJobsch: INFO: 0272: The jobscheduler daemon has been started.

備考.

/etc/syslog.confにuser.infoの情報を記録するよう設定されている必要があります。

・ Windows版の場合

MpJobsch:情報:1308:Systemwalker MpJobschサービスの起動が完了しました

4.9.2 エラーメッセージ「Systemwalker MpJobsch サービスが起動されていませ ん」【Windows 版】/「JOBDB_PATH が誤っているかデーモンが起動されて いません」【UNIX 版】が出力され、コマンドが実行できない

エラーメッセージ

・ [Windows版の場合]

MpJobsch:エラー :6310:Systemwalker MpJobschサービスが起動されていません

・ [UNIX版の場合]

MpJobsch: ERROR: 0014: JOBDB_PATHが誤っているかデーモンが起動されていません

MpJobsch: ERROR: 0014: The daemon was not started.

対象バージョンレベル

・ Windows版:V5.0L10以降

・ Solaris版:5.0以降

ドキュメント内 トラブルシューティングガイド (ページ 130-136)

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