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3 年

ドキュメント内 小学生の言語能力の発達 (ページ 64-67)

62 第3編隊語要素の習得

表3−f1漢字力テスト結果(1〜6年)

字 数

1

・月i・月・月・月1・小2月i・月

(50等二)(50字) (50字) (50字) (50字) (50字) (50字)

2  年

読み

3 2 1

(50字) (60字)(110字)

1一:titl 一th ue l 4.sl 6.ll 7.oi zgl lo.ll 21.gl 30.7i 3s.sl 42.II 6g.g

幕臣塞い・・112・・i14・・i15・・1・…143・・{61・・17・6レ…163・・

字幽)(・・字)融融)僻)僻)(・・字)僻)僻)

Pω字)

義字釧…1…i・・11…}…i18・・i24・・}21・・i24・・1・6・2 霊答劉…1…い・・3D…i13・/37・71・8・・い2・・4…1・・8

字 数

       1 文字の習得 63 書き)及び平均正答率(読み・書き)を,そのまま,比較して発達を云々する

ことはできないが,しかし,問題作威の意図を考慮に入れながらfi 3−11を一 覧して,京華の概観,発違上の傾向などを知ることができよう。列挙してみる

と次のようになる。

 1)読みは,学年が進むにつれて次第に発達する。

 2) ことに,ひらがな・かたかなの文字学習が一応終了する3年後期,4年 前期ごろから上昇する。

 3)読みの順調な発達に:比べると,書くほうは,学年が進むにつれて発達の 停滞現象がみられる。

 4)むしろ,初めのころの読み・書きの力の差が6年までの問に,次第に大 きくなっており,この点,ひらがな・かたかなが,初め惑者の差が開いてお り,次第に:一致するのと,対照的な発達曲線を示している。

 5)読みと書きの差は,読みのカが著しく伸長する4年ごろからいっそう大 きくなり,6年終末時には,10対7の割合となる。入学蒔の開きはさほどで

はない。

 6) 1度学習した文字の読みは比較的順調に安定・定着する。6年最終博の 教育漢字881字調査では,平均806。0字(91.5%)読めている。しかし,それ

に比べると,書きでは577.1字(65.5%)しか書けない。

 7)読みで,教科書で学習した漢字テストのほかに,新聞雑誌などのよみも の記事から,そこに頻出する文字を選んでテストした場合,平均正答率80%

をこすことができる。ことに,この力は,6年になって確実になる。

 8)書く場合に顕著であるが,1度学習した漢字でも,それがむずかしかっ たり,あまり日常生活的でない文字の場合は,忘れられてしまうことが多ho しかし,学級B記に記録する場合のように,日常使用性の高い文字であると,

ある程度までは,(65.0%)書ける。

(2)漢字を読む力と漢字を書くカ

前章でみたように,中学年ごろから,漢字を読む力と書く力の閥に開きが見

 64 第3編 言語要素の習得

出され,それは,児童の実際の読み書く生潜をそのまま反映してますます大き くなる。しかし,単に,撒量の上からばかりでなく,質的に見ても読める漢字 と書ける漢字の上に差がある。両者の関係をみるために,まず読む力・書く力 の発達をそ乳それ見ておくことにする。

 1)漢字を読むヵの発達  前に:もみたように1年入学当初,家庭で,姓名や 地名で,その他何かの読書などで,意図的にあるいは自然・偶然に習得した漢 字は極めて数少なかったが,1年用漢字を学習するようになった,1年終末時

ICは,1年用漢字の60%ほどは読めるようICなっている。2年になると,ひ

らがなの文字習得が完成するが,新しく始まったかたかなの文字学習があるの で,漢字力の方は,まだ,時間的にも,有E力的にも,集中できないでおり,平 均正答率70%台を前後している。3年に:なると,かたかな学習の負担もかな り除かれてくる。漢字に対する関心や意識もつき始めてくるなどから,漢字を 読む力はさらに上昇傾向をとり,学習した文字の読みなら80%を越えるよう ICなり,4年一中学年後期では90%にまで達するほどになる。

 低学年のころの漢字読字能力の一つの特微は,学習の有無と深い関係がある ことで,実験・協力学校で調べた場合,教科書での既習。未習の条件が第一に さいていだ。

 なお,4年になってからは,教科書で学習するぽかに,家庭でも一般読書,

ポスター類などのマスコミ・マスメディアなどから漢字を覚えるか,覚えると すれば,どの程度,どういう傾向が見られるかなどをみるために,選挙期にあ たる時期を利用して,ポスターその他でよく見かけ,常識的に:知っていそうな 文字群をも調査したところ,選挙,投票など,4年1学期に学習した文字に比 べると,まだこ丸らの視覚物が児童の文字力にあまり影響(読みでも)を与え ていないことがわかった。

 しかし高学年ごろから,児童の読書興味は,ますます旺盛になり,読書の態 度や能力もいっそうついてくるので,5・6年では,学校での文字学習のほか に,児童をとりまく文字環境からどの程度の影響があるのかをも併せて調査す ることにした。その結果,前表でみたように,新聞・雑誌などから調査文字を

       i 文字の習得 65 選んだ場合も,教科書での学習文字を中心ICした場合でも,平均正答:率ltcあま

り差がみられないこと,むしろ,現実の生活そのままという観点から一つのま とまった新聞記事(社会面一6年2学期)そのままを読窪せた場合など,90%

を越えるという例もみられた。新聞によく出る文字の読みがよくできたという ことは,〜つには新聞で使用度の高い文字は,中学年以降,学校でも多く学習 している文字であること,及び,一般にも多く用いられ,目に:ふれる機会が多 いことにもよろう。6年最:十時の3学期末には,いわゆる教育漢字881字の全 数の読み書き調査を実施したが,読字平均正答率91.5%(平均読字数806宇)

で,かなり高率を示している。    表3−12881字テスト結果と学年配当漠字  この91.5%の正答漢字を文部省学

年配当漢字によって配分すると,次の ようである。

 学警の順序に多少の出入はあった

が,習得結果としては,4年用漢字ま

では,そのほとんど大体が習得できる 7翼, 5。6年用渉茎字, ことに二6年用漢 字にまだ末習得の分が残されているこ

学年配当による

隊鞍匪答峯

1年用漢字 ( 46字)

2年用漢字 (105字)

3年用漢字(187宇)

4年用漢字(205字)

5年用漢字(194字)

6年用漢字(144字)

45.1 iO3.9 181.4 196.7 177.5 103.2

98.0 99.0 97.e 96.0 91.2 71.7

      a=この調査の隠は,学年配当はまだ決まつ        ておらず,漢字提韻の順序や内容もまち        まちであった。

とがわかる。これを取得平均正答率と,学年用漢字との関係でみると,習得の 状況がさらにはっきりする。

 表3−13学年配当漢字による881字読字テスト結果の分布

平均正答率

   %    100%

90%台(99.9〜90.0)

  80%台

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