×
ア コき
×823×45
×
ゴヂック体で示した相関係数は,表の左軸にあげた各言語能力のおのおので,他の 書語能:力と最も係数の高いものの1,2を示したものである。また,係数の空白を示 す×印は,絹目をみるための,いずれかの君語能力が同じ学期にテストされなかった
ことに:よる。
表2−2にしたがい,相関の特徴をみると,
30 第2編 言語諸能力および発達諸要因の相関 読字(平)は読字(片)・音読
読字(片)は読字(平),書字(平)
回忌(漢)は読字(平),書字(平)
書字:(漢)は読字(平),書字(平)
読速は読字(片),漢字(漢)
語いは読字(漢),作文(B)
聞くは語い,文法
書字(平)は音読,作文(A)
書掌(片)は読字(漢),書字(漢字)
書字(漢)は読字(平),書宇(平)
読解は読字(片),文法,作文(B)
音読は読字(平),書字(平)
文法は読解,作文(B)
話すは読字(平),書字(平)
作文(A)は読字(平),書字(漢),作文(B)
作文(B)はs読字(漢),諮い,文法,作文(A)
と相関が高くあらわれている。
さらに,若干気づかれる点をあげれば,
1)文字力はひらがな,かたかな,漢字という文字体系の中で,それぞれの 難関をみるよりも,読字力,書字力という関係に比較的高い係数がでている。
2)読解力と読書速度とは相関が低い。(発達上の問題は後述する。)
3)聞くカと話す力との相関は低い。
などである。
なお,きわめて低い相関係数はかたかな書字力とひらがな書字力,聞く力と 話す力,話すカと読書速度などの間に:みられる。これらに関しては,本質的な 能力構造のちがいにあるという解釈のほかに,双方のテスト結果の得点弁別性 の問題も考慮されねばならない。
(5) 言語諸能力相関の発達的な型
各言語能力の相関係数を,学年変化に応じた高低を問題にするならば,次の ように図式化してあら
〜相関係数 語い・文法・聞く・作文(B)
\s 漢字(読・割・読解
._一鳶≧、一_r__。.__.話す・作文(A)
虫冗二=口
虻レ束一
七兀\
、、
一学年
図2−9 言語諸能力耳環の発達的な型
わすことができよう。
*一→印は学年および 相関係数の高まる方 向を示す。
2 言語諸能力の相関の学年的発達 31 前ページのグラフによれば,
上昇型(学年が上になるにつれて,相関係数の上昇する型)
語い力,文法能力,聞く力,作文(B)力
下降型(学年が上になるにつれて,相関係数の下降する型)
読書速度,音読技能
中期停滞型(中学年において,相関係数が下降し,停滞する型)
漢字 (言売, 書) プコ, 言誤再華プコ
無変化型(学年変化による相関係数が変化しない型)
話す力,作文(A):力
このほか,こまかなことでは,低学年の時期にかぎられるが,学習指導要領 に規定された,その提出時期IC影響されて,ひらがなは1年の方が2年よりも 紹関が高く,かたかなは2年の方が1年より相関が高いということもある。
いっぽう,ひとつひとつの書語能力についてみると,いくつかの発達的な型 を指摘することができる。たとえば,
上 昇 型……語い×読解 下降型……漢(読)X漢(書)
漢(読)x作文(A)
中期停滞型……聞く×読解
このうち,聞くカと読解力との聞の 相関係数は右のグラフによってあらわ される。ただし,このグラフの低学年 のものは,乙学級の相関係数の資料を 便宜上,参考にした。相 関系数
t
図2−10 一学年
聞くカと読解力との相関
32 第2編 言語諸能力および発達諸要因の相関
3 諸要因の相関の学年発達
(1) 学年発達に伴なう言語能力と要因との相関の変化
.4 縮 .3 関 .2 係 .1数
一 二 o 『三 西 五』六
I l l l l l 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3 1 2 3 学年一学期
図2−11言語能力と要因との相関の学年的変化
的要因,学習的要因,環箋的要因について,需語能力との相関係数の平均を学 年学期別にあらわしたものである。傾向的には,各学年学期ごとに発達的な変 化がみられない。おしなべて相関係数の平均値はきわめて低く,このかぎりで は相関はないとみられるが,もっともこれは次のグラフにみられるように,身 体運動能力的要因のように,相関係数が0か,それに:近いものがあり,そのた
め平均の上ではこのような低い平均係数しかでていない。そ九にしても,この グラフから本調査で選ばれた要因は,全体的にみると,言語能力に対し,学年 が進む1・Cつれて相関には変化があらわれていない。
(2)
言語能力に対し
て,各要因のうち,
どれが最:も高い栢関 開係をもつカ㍉各要 因別に比較したもの
が右のグラフであ
言語能力に対する各要因別相関の比較
.5相 \ .4E x 関
係 3 数 2
t ・i
oS
pa 2−11のグ ラフは言語能力 を規定する要因 として選ばれた
矢口倉罎R勺要因, 身 体運動倉旨プ」自勺要
因,社会的情緒
,/Pt一一一一一一一一一一一一一一一・トー一一一一一尋学習
v一
...X一.一一一m一一.×一一一.一一一一一X.
〉く、x x一・\、
xS
知能
2 3 4 5 6
一学年
図2K3 書語能力に対する各要因別相関 ×環境
、、
A、@ 身体 層運重力
社会・情緒性
3 諸要因の相関の学年発達 33 る。このグラフによれば,係数の上で3群に分かれている。つまり,学習的要 因,知能的要因が他の要因よりも比較的高い相関係数をもち,身体運動能力的 要因は他の要因にくらべて最も低い。
学年発達の上からみると,学習的要因と知能的要因とに関しては,低学年で は知能的要因が高く,中学年以後は学習的要因が高くあらわれている。環境的 要因と社会・情緒的要因とに関しては,2年〜4年までは社会・情緒的要因よ り高いが,1年および高学年では環境的要因の方が高い。なお,社会・情緒的 要因は高学年でいちじるしく下降しているのが特徴である。
(3)要因に対する各書語能力別相関の比較
右の図は,言語能力を規定する要因とし て選ばれた各要因に対して全体平均的に相 関係数を各言語能力別に:みたものである。
それによれぽ,これらの言語能力の中で要 因と最も高い相関係数を示しているのは,
漢字の書字力,漢字の読字力,作文(A)
カなどである。その他の言語能力はいずれも, と くに,聞く力は最も相関が低い。かたかな,ひらがななどの文字力は,全学年 に:わたり継続して調査されなかったので割愛した。
字字解速読い法くす文学
黒縁 AB 図2−13 要因に対する各言語能 力別相関
.3以下の相関係数であるが,
(4)各讐語能力に対する各要因の相関順位
表2−3は,各言語能力に対する要因の相関の高さの順位をあらわしたもの である。それによれば,各要因の相関の高さは3群に分かれる。
A群 学習・知能 B群 社情・環境 C群 身体
これらの3群は雷語能力すべて1 cわたって相関のしかたは変わらないが,A 群およびB群内の各順位は言語能力によって異なる。A群についてみれば,文 字力,読解力,話す九作文力に関しては学習的要因が高く,読速,音読,語
い,文法,聞くの各書語能力は知能約要因の方が高いo
34 第2編言語諸能力および発達諸要因の相関 表2−3各雅語能力に対する各要因の相関順位
書語能力 要因順位
羽羽用用測測解速読い甘くす幻恥
︵ ︵ ︵ ︵ ︵ ︵ ︵ ︵
字字掌字字字 文文 読書読書読書逆読音語文聞詩作作
1位: