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3入 30人

ドキュメント内 小学生の言語能力の発達 (ページ 57-60)

3.3宇

15人  2入

26.4字

10入 14人

10.2字

墾唆鮮1

全部書けた人 0人 0人 0人 0人

全然書けない人 38人 45人 3入

14人

平 均 書 字 数 0.6字

0字 21字

6.8字

*読みのテスト 実施日28.4.i8人員48人

 書きのテスト 実施日28.4.21 人員46人

 56 第3編 言語要素の習得

7王字の読み書きテストと同llijに,かたかな文字71字の読み書きテストを行な ったが,表3−7のように,かたかなを読み書きするカは,ひらがなに比べて,

きわめて低い。これは現在,漢字・ひらがなまじりの表記が採用され,①現行 教科書はひらがなを最初に禺し,1年生では,かたかなを提出していない(調 査当時の昭和28年目は,2種の教科書で,スキー・ハンケチ・クレヨンの語 が,後期に:採られているだけである)。②そのために,家庭でも入学前に:かた かなをほとんど教えないし,絵本,その他の児童読みものもひらがな書きであ る。したがって,ごく特殊な家庭で,入学前にかたかなの読み書きを教えられ た児童のほかは,ほとんど,その読み書きができない。まれにあっても,「リ,

へ,カ,ヤ,キ」など,ひらがなと字形が似ている文字を読みうる程度である。

その後も,学校では,ひらがな文字学習に専念するので,かたかな文字は,自 然のままの状態に放置され,ているから,ひらがな文字の読み書きのカが上昇す

る6月前後でも,入学当初とほとんど変らない。

 表3−8 かたかな読み書きテスト結果(1〜3年)

清 音 読 み  (%)

濁・半濁音読み  (%)

清 音 書 き  (%)

濁・半濁音書き  (%)

1

胡・昨月

13.8 13.2 1.4 e.3

i6.1 1辱.4 1.6

 0

17.3 17.1 5.1 0.5

2 年 3

12・ 1・・1・帥2小月

79.1 80.8 62.0 58.0

88.7 87.5 70.7 68.8

g4.3 1 95.6 85.2 80.0

95.4 95.3 80.5 78.4

91.2 89.9

 かたかな文字力が伸びるのは,2年になり,学校で計画的ICかたかなの学習 にはいるようになってからで,児童も,ひらがな文字は一応習得でき,かたか な文字学習への余裕と関心が生ずる時期になっているためか,習得状況はよう やく活発になってきて,読みでは,1学期の学習当時でも提出された文脈の中 では,それほど抵抗なく読めるようになる(教室観察)。しかし,書くことは,

かたかな書きそのものが生活とあまり結びついていない,ひらがなとの混乱を きたす,字形が近い(ン・ソ,ツ・シなど)などから,書き誤る例が多い。

しかし,2年の2学期になると,読みは80%に近く,書きは60%に:近く,急

       1 文字の習得 57 激の上昇をみる。しかも,この時期には,末丸の文字が2割5分近く残ってい るから,提謁に対する習得率はかなり高いということに:なる。2年2学期から 3学期にかけての発達は,1〜2学期間の発達率に比べるとそれほど著しくな い。2年の3学期でも,実験学校使用教科書は,3年に持ちこしの文字が,2 割2分近く残っているのと,かたかな50音図などによって,やや機械的に,か たかなを覚えたが,実生活でも,学習の場でも,かたかなにふれる機会は,ひ

らがなほどではないからであろう。しかし,教科書でかたかなの提出が一応す み,それに:応じて学習も行なわれる3年の2学期ごろには,かたかな文字の読 み書きは,大体完成段階に達するものとみられる。ただ,書くほうは,読みの 95%台にやや劣る(80%前後)のは,かたかなという特殊性(書く生活に:乏 しい)によるが,しかし,それだけの現象ではなく,読む力と書くカに共通す る相違でもある。書く力はその後,1学期間を経た,3年3学期ごろまでに,

一応,完成期に近づくことができる。しかし,これは,テストの場合の平均正 答率であって,その後,文字学習は,意図的にかたかな文字学習をするより も,漢字が中心となる。現実の生活では,かたかな衷記を必要とする語の占め る率が低いなどから,一度身についたと思われるかたかなが,R寺には忘却され たり,誤記されたりすることも出てくる。読みでは,3年の到達段階が大体持 続されるが,書くほうでは,必ずしもそうでない場合があり,その後,高学年

(5,6年)になっても,作文など,

 ・かたかなで表記すべき語をひらがなで書く  。かたかな文字を誤って書く

 ・かたかな文字とひらがな文字とを混ぜて書く

 。かたかながきの語の表記が正しくできないものが往々にある

 作文などで,かたかな表記の語は,つとめてかたかなで書いている者は,か たかなが早く確実に定着するが,テスト蒔に正答できても,その後,かたかな を積極的に使用しないために,忘れたり,誤ったりする事例が少なくない。な お,かたかな文字習得上の問題として,誤られやすいかたかな文字1字ずつの 問題もあるにはあるが,読みの際の抵抗(渋滞・読み誤り)および書く際の困

 58 第3編 言語要素の習得

難(書き誤り)は,ほとんど,かたかなの語,すなわち,促音,拗音,長音を 含む語の読み書きについてである。日本固有の語よりかたかなで表記すべき,

外国語・外来語に,比較的これらの音が含まれる言吾が多く,また,児童1 C耳な れない音(【例】:シュバイツァー)耳:なれていても,複雑に構成されている

(【例】:キャッチャー,チューリップ)など,表記上の約束がのみこめない点 にあるようで,中学年後期からは,かたかな文字力の問題は,むしろ,かたか なの語表記に移行される。

 かたかな語表記については,「表記能力」の章で取りあつかう。

4漢 字 の 習 得

(1)発達の概観

 入学直後,実験学校で,ひらがな・かたかなの読字力,書字力テストと相ま って,漢字の読み書きテストを行なった。

  読み昭和28年4月18R 書き昭和28年4月22日

  (テスト材料)1・2年生の教科書に頻出し,1・2年で学習する50字。一から十ま    での漢数字10字と,青赤足石入色上大川木口国子字下白正先生空立小月土手出    中花早H火左人冬本右水目山耳の40字

 その結果,読みでは最高23字,書きでは最高15字,平均読字数4.5字:,平 均書字数2.6字であった。しかし,入学当初,ひらがなの読み書きすらまだ習 得されていない段階であるから,これらの漢字の読み書きができるものは極め て少数で,18人のものが1字も読めず,23人のものが1字も書けないという 状態であった。

 表3−9入学時漢字力テスト正答字数分布

逮数

読み(人)

書き(人)

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