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解説 電気設備の技術基準(第14版) (平成21年 3月31日 文一総合出版)

以 上

13. 解説 電気設備の技術基準(第14版) (平成21年 3月31日 文一総合出版)

Ⅲ - 2- 10

解釈228条【フロアーヒーティング等の電熱装置の施設】制・改正の概要と理由

年月日 規 定 制・改正の概要 制・改正の理由

M29.5.9 「電気事業取締規則」

(逓信省令第5号)

規定なし

M30.6.23 改正「電気事業取締規則」

(逓信省令第14号)

規定なし

M35.8.22 改正「電気事業取締規則」

(逓信省令第36号)

規定なし

M38.12.4 改正「電気事業取締規則」

(逓信省令第77号)

規定なし

M39.8.23 改正「電気事業取締規則」

(逓信省令第44号)

規定なし

M41.7.11 改正「電気事業取締規則」

(逓信省令第33号)

規定なし

M42.10.25 改正「電気事業取締規則」

(逓信省令第36号)

規定なし

M44.9.5 「電気工事規程」

(逓信省令第26号)

規定なし

T3.1.4 改正「電気工事規程」

(逓信省令第1号)

規定なし

T4.2.23 改正「電気工事規程」

(逓信省令第14号)

規定なし

T8.10.13 「電気工作物規程」

(逓信省令第85号)

【新規の条文】

第百十一條 電熱器具ハ危險ノ虞ナク細則ニ定ムル仕様ニ適合スルモノヲ使用スルコトヲ要ス(細第六十六條)

電熱器具 細則第六十六條 電熱器具ニ関スル仕様ハ左記ニ依ルコトヲ要ス

一 六百「ワット」ヲ超過スル電熱器ニハ其ノ各極ニ自働遮断器及開閉器ヲ装置スルコト

六百「ワット」以下ノ電熱器ハ電燈、電扇其ノ他ノ器具ト共同ノ自働遮断器ニテ保護スルコトヲ得但シ其 ノ回路ノ總「ワット」數一「キロワット」以下ノ場合ニ限ル

二 電熱器ト可撓紐線トノ接續部分ハ熱ノ爲可撓紐線ヲ損傷セサル構造ノモノタルコト

三 二五○「ワット」ヲ超過スル電熱器ニハ第二種又ハ第三種乙可撓紐線ノ編組被覆ノ下二厚サ三十「ミル」

以上ノ石綿其ノ他ノ耐熱質物ノ編組ヲ施セル可撓紐線ヲ使用スルコト

四 固定セル電熱器具ハ周囲ノ可燃質物ト充分ナル距離ヲ離隔スルカ又ハ適當ナル耐熱装置ヲ施スコト 五 百五十「ヴォルト」以上ノ電熱器ノ金属製外函ハ之ヲ第三種地線工事ニ依リ接地スルコト 六 保温電熱器ニハ危險ナル程度ノ温度上昇ヲナササル様自働的ニ電路ヲ遮断スル装置ヲ施スコト 七 電気熨斗又ハ之ニ類スル電熱器ニハ適當ノ架臺ヲ備フルコト

八 電熱器具ニハ其ノ使用電流、電壓及製造者名ヲ記載セル銘板ヲ附スルコト

T13.3.3 改正「電気工作物規程」

(逓信省令第3号)

第百十一條 電熱器ハ細則ニ定ムル仕様ニ適合スルモノヲ使用シ且危險ノ虞ナキ様適當ニ施設スルコトヲ要ス

(細第六十六條)

電熱器 細則第六十六條 電熱器ニ関スル仕様及施設ハ左記ニ依ルコトヲ要ス

一 直流二五○「ワット」交流七○○「ワット」ヲ超過スル電熱器ニハ電熱器又ハ之二接近シテ各極ニ遮断式 開閉器ヲ装置スルコト但シ直流五○○「ワット」交流一○○○「ワット」以下ノモノニシテ電熱器ニ接續 スル電線又ハ可撓紐線ニ挿込型接續器ヲ使用スル場合ハ此ノ限リニ在ラス

二 電熱器ト屋内電線又ハ可撓紐線トノ接續部分ハ熱ノ爲可撓紐線ヲ損傷セサル構造ト爲スコト

三 電熱器ト屋内電線又ハ可撓紐線トノ接續部分ノ温度上昇摂氏五十度ヲ超過スル場合ニ於テハ電熱器ニ接 續スル電線又ハ可撓紐線ハ電熱器ニ接續スル部分ヨリ一尺以上ニ亙リ耐熱性構造トナスコト但シ二五○

「ワット」以下ノモノハ此ノ限リニ在ラス

四 前號ノ耐熱性構造トハ電線又ハ可撓紐線ノ編組被覆ノ下ニ厚サ三十「ミル」以上ノ石綿其ノ他ノ耐熱質物 ノ編組ヲ各線心ニ施シタルモノタルコト

五 固定セル電熱器ハ周囲ノ可燃質物ト充分ナル距離ヲ離隔スルカ又ハ適當ナル耐熱装置ヲ施スコト 六 百五十「ヴォルト」以上ノ電熱器ノ金属製外函ハ之ヲ第三種地線工事ニ依リ接地スルコト但シ使用電壓二

百五十「ヴォルト」以下ニシテ中性點ヲ接地セル變壓器ニ接續シテ使用スルモノハ此ノ限リニ在ラス 七 前號ノ地線ヲ可撓紐線内ニ編込ム場合ニ於テハ其ノ部分ノ地線ニハ撚線ヨリ成ル「ビー、エス」十八番以

上ノ軟銅線ヲ使用スルコトヲ得

八 保温電熱器ニハ危險ナル程度ノ温度上昇ヲナササル様自働的ニ電路ヲ遮断スル装置ヲ施スコト

九 電気熨斗又ハ之ニ類スル電熱器ニハ適當ナル架臺ヲ備フルカ又ハ之ト同等ノ効力ヲ有スル構造ノモノト 爲スコト

十 電熱器具ニハ其ノ使用電壓、「ワット」數(又ハ電流)及製造者名ヲ銘記スルコト

第一号→直流の場合の上限を新たに規定し,交流の場合の上限を緩和した。また,保護装置を遮断式開閉器に変 更した。ただし,一定の容量以下で挿込式接続器を使用して電線またはコードを接続する場合は遮断式開閉 器の施設義務を除外した。

第三号→50℃を超える温度上昇の場合,電線またはコードを耐熱構造とするよう機能を規定した。ただし,一定 の容量以下の場合は除外した。

第六号→電熱器の金属製外箱について,一定の使用電圧以下の場合で中性点接地方式の変圧器を使用する場合の 接地施設義務を除外した。

第七号→接地線をコードに編込む場合の規格を規定した。

第九号→架台と同等の効力を有する構造とすることを追加した。

T14.11.13 改正「電気工作物規程」

(逓信省令第84号)

第百十一條 電熱器ハ細則ニ定ムル仕様ニ適合スルモノヲ使用シ且危險ノ虞ナキ様適當ニ施設スルコトヲ要ス

(細第六十六條)

添 付 資 料 1

Ⅲ - 2- 11

年月日 規 定 制・改正の概要 制・改正の理由

電熱器 細則第六十六條 電熱器ニ関スル仕様及施設ハ左記ニ依ルコトヲ要ス

一 直流二百五十「ワット」交流七百「ワット」ヲ超過スル電熱器ニハ電熱器又ハ之二接近シテ各極ニ遮断式 開閉器ヲ装置スルコト但シ直流五百「ワット」交流一「キロワット」以下ノモノニシテ電熱器ニ接續スル 電線又ハ可撓紐線ニ挿込型接續器ヲ使用スル場合ハ此ノ限リニ在ラス

二 電熱器ト屋内電線又ハ可撓紐線トノ接續部分ハ熱ノ爲可撓紐線ヲ損傷セサル構造ト爲スコト

三 電熱器ト屋内電線又ハ可撓紐線トノ接續部分ノ温度上昇摂氏五十度ヲ超過スル場合ニ於テハ電熱器ニ接 續スル電線又ハ可撓紐線ハ電熱器ニ接續スル部分ヨリ三糎以上ニ亙リ耐熱性構造トナスコト但シ二五○

「ワット」以上ノモノハ此ノ限リニ在ラス

四 前號ノ耐熱性構造トハ電線又ハ可撓紐線ノ編組被覆ノ下ニ厚サ〇.八粍以上ノ石綿其ノ他ノ耐熱質物ノ編 組ヲ各線心ニ施シタルモノタルコト

五 固定セル電熱器ハ周囲ノ可燃質物ト充分ナル距離ヲ離隔スルカ又ハ適當ナル耐熱装置ヲ施スコト 六 百五十「ヴォルト」以上ノ電熱器ノ金属製外函ハ之ヲ第三種地線工事ニ依リ接地スルコト但シ使用電壓二

百五十「ヴォルト」以下ニシテ中性點ヲ接地セル變壓器ニ接續シテ使用スルモノハ此ノ限リニ在ラス 七 前號ノ地線ヲ可撓紐線内ニ編込ム場合ニ於テハ其ノ部分ノ地線ニハ撚線ヨリ成ル一粍以上ノ軟銅線ヲ使

用スルコトヲ得

八 保温電熱器ニハ危險ナル程度ノ温度上昇ヲナササル様自働的ニ電路ヲ遮断スル装置ヲ施スコト

九 電気熨斗又ハ之ニ類スル電熱器ニハ適當ナル架臺ヲ備フルカ又ハ之ト同等ノ効力ヲ有スル構造ノモノト 爲スコト

十 電熱器具ニハ其ノ使用電壓、「ワット」數(又ハ電流)及製造者名ヲ銘記スルコト

・表記を修正した。

S7.11.21 改正「電気工作物規程」

(逓信省令第53号)

第百三十一條 屋内ニ使用スル家庭用電氣器具ハ適當ノ構造ノモノトシ且危險ノ虞ナキ様適當ニ施設スルコトヲ 要ス(細第九十條)

細則第九十條 本則第百三十一條ノ適當ノ構造及施設トハ左記ノ如キヲ謂ウ 一 電熱器ハ左記ニ依ルコト

(イ)交流一キロワット、直流五百ワットヲ超過スル電熱器又ハ之ニ接近シテ各極ニ適當ナル開閉器ヲ装置ス ルコト但シ電熱器ニ接續スル電線又ハ可撓紐線ニ挿込型接續器ヲ使用スル場合ハ此ノ限リニ在ラズ

(ロ)電熱器ト電線又ハ可撓紐線トノ接續部分ハ熱ノ爲電線又ハ可撓紐線ヲ損傷セザル構造ト爲スコト但シ接 續部分ニ於テ温度過昇ノ虞アル場合ハ電熱器ニ接續スル電線又ハ可撓紐線ニハ耐熱構造ノモノヲ使用ス ルコト

(ハ)固定セル電熱器ハ周囲ノ可燃質物ト適當ニ離隔し又ハ適當ナル耐熱装置ヲ施スコト

(ニ)百五十ヴォルト以上ノ電熱器ノ金属製外函ハ之ヲ第三種地線工事ニ依リ接地スルコト但シ使用電壓二百 五十ヴォルト以下ニシテ中性點ヲ接地シタル電路ニ接續シテ使用スルモノハ此ノ限リニ在ラズ

(ホ)本號(ニ)ノ接地線ヲ可撓紐線内ニ編込ム場合ニ於テハ其ノ部分ノ接地線ニ一粍以上ノ軟銅撚線ヲ使用 スルコトヲ得

(ヘ)保温電熱器 《座蒲團、炬燵、足温器等》 ニハ危險ナル程度ノ温度上昇ヲ爲サザル様自動的ニ温度ヲ制 限シ又ハ電流ヲ遮断スル装置ヲ施スコト

(ト)電熱器ニハ其ノ使用電壓、ワット數(又ハ電流)及製造者名ヲ表示スルコト 二 電鈴、豆電球等ニ使用スル豆變壓器ハ左記ニ依ルコト

(イ)單播變壓器ヲ使用セザルコト

(ロ)變壓器ハ一次電壓百五十ヴォルト以下、二次電壓十ヴォルト以下、二次短絡電流三アムペア以下ノモナ ルコト

(ハ)變壓器ハ其ノ一次側端子ノ充電部分ニ人ノ容易ニ觸レザル様施設スルコト

(ニ)變壓器ニハ其ノ一次側及二次側端子ヲ容易ニ識別シ得ル様適當ノ記號ヲ附スコト

(ホ)變壓器ノ一次側ニハ適當ノ場所ニ自動遮断器ヲ装置スルコト

(ヘ)變壓器ニハ一次電壓、二次電壓、二次短絡電流及製造者名ヲ表示スルコト

第一号(イ)→開閉器を施設すべき電熱器の容量を緩和した。

第一号(ロ)→温度上昇を50℃から「温度過昇」に表現を見直した。電線またはコードを耐熱構造にする長さの 規定を削除した。

第一号(ヘ)→保温電熱器の具体的例示として座布団,こたつ,足温器を記載した。

第二号→豆変圧器による低電圧屋内配線の施設方法を新たに規定した。

S12.8.2 改正「電気工作物規程」

(逓信省令第51号)

関連改正なし

S14.1.19 「電気工作物臨時特例」(逓 信省令第1号)

関連改正なし

S24.12.29 改正「電気工作物規程」

(通産省令第76号)

家庭用電氣器具の構造および施設

第154条 屋内に使用する電熱器および豆変圧器の構造および施設は,左によらなければならない。

一 電熱器

イ 電熱器と電線またはコードとの接続部分は,熱のため電線またはコードを損傷しない構造とすること。

ただし,接続部分が温度過昇のおそれのある場合は電熱器に接続する電線またはコードは耐熱構造のも のを使用すること

ロ 固定した電熱器は,周囲の燃える物質と適当に離隔し,または適当な耐熱装置を施すこと

ハ 150ボルト以上の電熱器の金属製外箱は,第3種地線工事により接地すること。ただし,使用電圧300ボ ルト以下で,中性点を接地した電路に接続して使用するものは,この限りではない。

ニ ハの接地線をコード内に編込む場合には,その部分の接地線には,0.75平方ミリメートル以上の軟銅よ. り.

線を使用することができる。

ホ 保温電熱器(ざぶとん....

,こたつ...

,足温器等をいう。)は,危険な程度の温度上昇をしないよう自動的に 温度を制限し,または電気をしゃ..

断する装置を施すこと。

二 電鈴,豆電球等に使用する豆変圧器 イ 単巻変圧器を使用しないこと

ロ 変圧器は,1次電圧150ボルト以下,2次電圧10ボルト以下,2次短絡電流3アンペア以下のものである こと

[改正点]旧規程(本則第131条,細則第90条)の「交流1kW,交流500Wを超過する電熱器にはこれに接近して各 極に適当なる開閉器を装置すること。ただし電熱器に接続する電線又は可撓紐線に挿込型接続器を使用する場合 はこの限りにあらず」を削除した。理由は,この種の電熱器は挿込接続器にて接続されるのが普通であり,特に 規定する必要がないことによる。

[解説]屋内で使用する電熱器の構造および施設方法は火災防止上特に注意を要するものである。

第1号イ→電熱器へ電線又はコードを取付ける部分の構造が適当でないと熱のため電線の被覆が早く劣化して了 うので電線又はコードの取付け点は電熱器の熱の成るべく少い位置で行わなければならない(この位置までは 電熱線を豆がい管に入れて裏面配線とすること。)。若しも構造上やむを得ず温度の高くなる位置で電熱器へ電 線またはコードを接続する場合には,普通のコードの心線を石綿等で蔽った耐熱性の構造のもの(電熱器コー ドと呼ばれるもの。)を使用しなければならない。

ロ→電熱器による周囲の物質の温度の過昇を防止するために定めたものである。

ハ→200V用電熱器は電圧が高く危険であるので,特に金属部分の接地を規定している。但書以下は,大地に対す る電圧が150V以下となるので,この接地の省略を認めている。ただしこの規定は屋内で使用する電熱器とある が,屋内であるから一応乾燥している状態を前提としているので,湿気のある場所で使用するような場合は,

安全のため接地をとるべきである。

ニ→電熱器の接地線は,通常多心コードの心線を利用するのであるが,この接地線の太さを余り細くすることは 安全装置の性格を保持するためによくないので,最小太さより2番目の0.75mm2以上とした。

ホ→電気座ぶとんのようなものは温度が昇り過ぎると人体に危険であり又火災の原因ともなるおそれがあるの

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