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1.15.1 情報環境機構

情報環境機構は,京都大学の教育・研究活動を支える情報環境基盤の充実及び整備推進するための全学組織で あり,全学の情報基盤に関する企画,整備,管理及び運用と,それに基づく多様な利用サービスの提供,高度な情 報技術,情報活用能力を備えた人材育成等が主要な業務である.

機構は,学術情報メディアセンター(教員)と情報環境部(事務・技術職員)とで構成されており,センターの 教員は,センターにおける研究開発の成果に基づき業務を支援し,情報環境部の事務・技術職員が実際のサービ ス業務を行っている.

情報環境機構の管理運営体制として,機構長,副機構長が置かれ,全学情報基盤の整備等に関する企画・立案 等の機構業務に関する重要事項を審議するための「情報環境整備委員会」を,また機構の運営に関する事項につ いて機構長の諮問に応じるための「情報環境機構運営委員会」を設けている.

情報環境機構は京都大学の教育・研究活動を支える情報環境基盤について種々のサービスを提供しているが,こ れらのサービスごとにセンターの教員と情報環境部の職員とで構成する運用委員会を設けており,同委員会にお いて,サービス業務の管理・運営,改善・方針等の検討がなされている.

これらの運用委員会での検討状況・検討結果は,月1回開催される情報環境機構運営委員会(構成員:機構長,

副機構長,各運用委員会委員長及び情報環境部長,両課長,各グループ長.陪席者:准教授)に報告され,機構 として各サービスの活動状況の把握と情報共有を図っている.また,機構運営委員会においては各委員会から提 起された懸案事項等を検討課題一覧として取りまとめ,随時進捗状況についてチェックを行い,サービスの向上に 努めている.

1.15.2 学術情報メディアセンター

学術情報メディアセンターは,「情報基盤及び情報メディアの高度利用に関する研究開発,整備及び運用を行い,

教育研究等の高度化を支援するとともに,全国の大学その他の研究機関の研究者等の共同利用に供する」ことを 目的とした全国共同利用施設であり,運営管理体制として,センター長,副センター長を置き,センターの重要事 項を審議するための「協議員会」を,全国共同利用の運営に関する事項についてセンター長の諮問に応じる「全 国共同利用運営委員会」を設けている.

協議員会は,その運営内規により,センターの教授を持って組織する「教員会議」に日常的な事項についての権 限を委任しており,教員会議は,毎月1回開催し,センターの教育・研究活動に関する事項について,審議を行 い対応している.

協議員会は,平成19年度は2回開催し,准教授の選考及び次期センター長候補者の選出を行った.

また,全国共同利用に関する重要事項については,全国共同利用運営委員会に諮問し,意見を踏まえて決定し ているが,日常の大型計算機システムの維持・管理等については,情報環境機構大型計算機システム運用委員会 及びコンピューティング事業委員会において検討し,運営を行っている.

全国共同利用運営委員会は,平成19年度は2回開催し,コンテンツ作成支援サービスを全国共同利用サービス として展開すること,及び次期スパコン(平成20年6月運用開始)の料金体系についての審議等を行った.

1.15.3 情報環境部

情報環境部は,情報環境機構及び学術情報メディアセンターの提供する各サービスの実施とともに経営企画本 部の一員として事務の情報化推進に係る種々の業務を行っている.

体制として,情報企画課と情報基盤課の2課を置き,情報企画課においては,◯1情報環境機構,学術情報メディ アセンター及び情報環境部の総務及び財務,◯2事務用業務システム(人事・給与システム,財務・会計システム,

教務情報システム等)の維持・管理・運用,◯3電子事務局の推進に関する業務等を所掌,情報基盤課においては,

情報環境機構が学内に対して提供している種々のサービスとセンターが提供している全国共同利用サービスの維 持・管理・運用の業務を所掌している.

1.15.3.1 情報基盤課技術系グループの再編

情報基盤課の技術系グループについて,サービス業務の見直しを行い,2007年8月1日付けでデータベース・

遠隔講義支援グループとネットワークグループの再編を行った.

2007年度末でサービスを終了することとなった学術データベースサービスに替わり,新たに全学電子認証基盤構 築,機関レポジトリ等の学術情報基盤サービスへの展開への対応が必要となったこと,遠隔講義支援はネットワー クと業務的に緊密な関わりがあるため,同一グループで行うことが適当と考えられたことが再編の理由である.

この結果,各グループの構成と所掌は以下のとおりとなっている.

(平成20年3月31日現在)

1.15.3.2 情報企画課

情報化推進に係る企画・立案,情報環境機構の運営,電子事務局の具体化,業務システムの企画・開発・維持・

管理,国立学校汎用システムの維持・管理・連絡調整,事務本部等の情報セキュリティ対策等.

名 称 規 模 所 掌 事 項

総務・企画 グループ

専門員 1 専門職員2 一般職員3 時間雇用3

・ 情報環境機構,学術情報メディアセンター,情報環境部にかかる総務関係 業務及び連絡調整

・ 学校基本調査等の大学諸統計調査取りまとめ

財務・研究 協力グループ

専門職員2 主任  3 一般職員2 時間雇用4 派遣職員1

・ 情報環境機構,学術情報メディアセンター,情報環境部にかかる経理関係

・ 学術情報メディアセンターにかかる外部資金関係

業務システム グループ

専門員 1 専門職員4 主任  3

(情報管理)

・ 業務サーバ管理担当

・ 事務用ネットワーク担当

・ 旅費システム担当

・ 国立大学法人等情報化推進担当

(人事給与・財務担当)

・ 人事給与系システム担当

・ 財務会計系システム担当

・ 国立学校汎用システム担当

(学務)

・ 学籍系システム担当

・ 履修成績系システム担当 電子事務局

推進室

専門員 1 主任  1 一般職員3

・ 全学用グループウェア担当

・ 電子申請

・ 電子決済・文書管理

・ ペーパーレス会議

・ 情報リテラシー研修担当

1.15.3.3 情報基盤課

情報基盤整備,教育・研究システム・情報ネットワーク・遠隔講義システム・語学システム・各種データベース・

全学認証システム等の維持・管理・運用,全学情報セキュリティ対策等

名 称 規 模 所 掌 事 項

共同利用支援 グループ

専門職員2 施設系技術職員1 技能職員2 有期雇用2

(全国共同利用担当)

・ 利用者広報・教育企画調整担当

・ 大型計算機システム運用委員会担当

(学内共同利用担当)

・CALLシステム運用委員会担当

・ 教育用コンピュータシステム運用委員会担当

・ メディア南館管理担当

・ 電話交換設備維持管理担当

・ 電話交換担当

コンピューティ ンググループ

技術専門職員3 技術職員2

・ スーパーコンピュータ運用管理担当

・ 利用者認証,統計・課金システム担当

・ アプリケーション,ライセンシングサービス担当

・ 利用者広報・教育担当

・ コンサルティング,研究教育利用支援担当

・ グローバルコンピューティング,共同研究支援担当

・ コンピューティング事業委員会担当 ネットワーク・

遠隔講義支援 グループ

技術専門職員4 技術職員1 時間雇用3

・KUINSの企画運用管理担当

・KUINS運用委員会担当

・ 遠隔講義運用支援担当

・ ネットワーク情報システム運用委員会担当 教育システム

支援グループ

技術専門員1 技術専門職員2 時間雇用1

・ 教育用コンピュータシステムの運用管理担当

・ 教育用コンピュータシステムID管理,学生の情報教育支援担当

・ 教育用計算機システム運用委員会担当

・ 語学教育支援サービス担当

学術情報基盤 グループ

技術専門職員1 技術職員2 時間雇用1

・ 学術情報基盤サービス担当

・ 全学電子認証基盤システム担当

・ ホームページサービス,ホスティングサービス担当

・ 全学メール担当

・ メディア運用委員会担当

情報セキュリテ ィ対策室

技術専門員1 技術専門職員2

・ 京大情報セキュリティポリシー企画担当

・ 全学情報セキュリティ窓口担当

・ 全学情報セキュリティ対策事務担当

・ 情報セキュリティ教育担当

・ 全学及び部局情報セキュリティ委員会担当

・ 危機管理委員会担当

1.15.3.4 情報システム管理センター

規 模 所 掌 事 項

センター長(情報基盤課長が兼務)

専門職員1 技術専門職員1

ソフトウェアライセンス管理

ソフトウェアライセンス管理運用委員会担当

1.15.3.5 業務改善の取り組み及び今後の業務改善の計画

機構等の提供サービスを所掌しているグループの業務改善の取り組み及び今後の業務改善の計画については,各 提供サービスの項に記載されているため,ここでは,総務・企画グループ,財務・研究協力グループ及び共同利用 支援グループについて記載する.