第 2 章 業務評価と今後の課題
2.2 サービス体制
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1 学術情報ネットワークサービス
KUINS運用委員会,ネットワークグループ(8月にネットワーク・遠隔講義支援に組織変更),ネットワー
ク研究部門
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2 コンピューティングサービス
大型計算機システム運用委員会,コンピューティンググループ,共同利用支援グループ(全国共同利用担当),
コンピューティング研究部門
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3 情報教育支援サービス
教育用コンピュータシステム運用委員会,教育システム支援グループ,共同利用支援グループ(学内共同利 用担当),教育システム研究部門
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4 語学教育支援サービス
CALLシステム運用委員会,教育システム支援グループ,共同利用支援グループ(学内共同利用担当),教 育システム研究部門
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5 学術データベースサービス
メディア運用委員会,データベース・遠隔講義支援グループ(8月に学術情報基盤に組織変更),ディジタ ルコンテンツ研究部門
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6 遠隔講義支援サービス
ネットワーク情報システム運用委員会,データベース・遠隔講義支援グループ(8月にネットワーク・遠隔 講義支援に組織変更),ネットワーク研究部門,連携研究部門
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7 コンテンツ作成支援
メディア運用委員会,コンテンツ作成室,ディジタルコンテンツ研究部門
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8 情報知財
情報知財活用室,ディジタルコンテンツ研究部門
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9 情報セキュリティ
情報セキュリティ委員会,情報セキュリティ対策室運営委員会,情報セキュリティ対策室,ネットワーク研 究部門
◯10 電子事務局 電子事務局推進室
◯11 業務システム運用支援
業務システム管理グループ,人事給与・財務グループ,学務グループ
◯12 電話交換
共同利用支援グループ(学内共同利用担当)
◯13 図書室
広報教育委員会,総務・企画グループ(総務担当)
◯14 情報システム管理センター
ソフトウェアライセンス管理運用委員会,情報システム管理センター また,情報基盤に関わる他部局への協力として
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1 機関リポジトリ(附属図書館)
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2 図書館システム(附属図書館)
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3 電子ジャーナルアクセス認証(附属図書館)
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4 研究者総覧データベース(研究推進部)
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5 証明書発行システム(学生部)
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6 大学ホームページ(総務部)
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7 KULASIS(共通教育推進部)
があげられる.
技術職員においては慢性的な欠員状態は解消されたが,長期病休者が発生したため欠員状態と同様なものとなっ ている.しかし,平成16年度〜18年度にかけて優秀な技術職員を採用できたことは,サービス体制の強化につ ながった.課題となっている技術職員のスキルアップについては,技術職員だけでは解決せず教員を含めた教育 体制の確立や,外部からの講師を招聘することを考えなければならない.さらに,全学における情報系技術職員
(総合技術部第6専門技術群:40名)の研修についても,考慮が必要となってくる.
また,情報環境部では平成20年度から3年間で7人の技術職員が定年退職を迎えることとなる.高年齢者雇用 促進法により,定年退職者についての再雇用も義務づけられているため,今後は技術職員の新規採用計画と同時 に再雇用職員制度を活用してのサービス体制の確立を目指さなければならない.
表2.2.1:過去6年間の技術職員構成の推移 年 度 現 員 欠 員 退職等 採 用
14年度 19 1 0 0
15年度 19 1 0 0
16年度 20 0 0 1 16年10月採用
17年度 19 1 2 1 17年4月採用
18年度 20 0 1 2 18年4月,10月採用
19年度 20 0 0 0
2.3 業務評価
機構が発足し3年が経過した.初年度はそれぞれのサービスは継続しなければならず,新たな業務を取り入れ ることについて現在のサービス内容の再検討を行うことができなかったが,平成19年度については新たな案件も 発生し,様々な検討・処理を行う必要があった.業務の評価については中期計画において情報セキュリティ教育
(E-learning)にCランクの評価があり,早急に対処しなければならなかった.
また,スーパーコンピュータにおいては,「大学発のコンピュータ」としての調達が行われ,汎用コンピュータ においても仕様策定の作業が開始された.
2.3.1 学術情報ネットワークサービス
ネットワークサービスは,本学において電気やガスと同等と考えられる重要なライフラインであり,学生・教職 員が分け隔てなく享受できなければならない.そのため,運営については多大な労力を要している.特に,老朽 化しているKUINS-IIについては平成19年度で運用を停止し,KUINS−IIIへの代替経路への切り替えを行うと 共に,建物工事に伴う経路の切り替え,さらに,耐震補強工事のためのネットワークの再構築,遠隔地における 高速ネットワークへの切り替えも順次行っている.
耐震改修工事に伴う対応については,平成19年度に大規模な補正予算があり,過去最大の規模となって早急に 対応しない限り,設置・再設置と不要な経費負担が発生する状態であった.この耐震改修に伴う経費として,若干 ではあるがネットワーク機器購入に際して経費が措置された.また,学内無線LANの要望も多くあり,経費面で の調整を行いつつ増設を行わなければならないのが現状である.
平成18年度より,毎年全学共通経費を要求するのではなく,大学として基盤的な要件については経年的措置が 行える基盤強化経費が創設された.平成19年度以降の経費については,継続的な経費が保障されたことは特記し たいが,現在のKUINS機器を維持できるだけであり,大きな更新に踏み込むには程遠いものである.また,理事 経費であるアクションプラン要求が見送られ,21年度以降の概算要求項目となったことは,共に痛みわけを考え てメディアセンターの汎用計算機レンタル経費の一部をKUINSの機器レンタルに提供する意思を示したに関わら ず,大学当局としてKUINSの現状を十分に認識していただけなかったことは残念なことである.
ネットワークの維持・管理に吉田地区以外の主要な宇治,桂地区にも,各々週1回ではあるが数少ない要員(職 員,委託業者各1名)を継続して派遣し,さまざまな案件を処理して教育・研究活動におけるネットワーク利用 の平等性を確保している.
ネットワークの維持・管理と同様,重要なものとして不正アクセス,spamメール対策がある.不正アクセス対 策では,情報セキュリティ対策室との切り分けの検討を始めなければならない.平成18年度にはP2P型ファイル 交換ソフト使用に際しての届出制を確立し,spamメール対策では,平成18年度に引き続き機器を増強し,本学 に流入するspamへの対応が強化された.
他に,地域活動(NCA5等),講習会(新規採用教職員等),ニュース(平成19年度は5回)の発行等でタイ ムリーな情報を提供し,評価を得ている.
中期計画における項目(101,102,202)は,順調に進行している.
2.3.2 コンピューティングサービス
コンピューティングサービスは,学術情報メディアセンターが保有する大型計算機システムによる大規模かつ 高速な計算機機能を学外,学内の学術研究者への提供,多様な分野を対象とした計算機科学・シミュレーション 科学(計算科学)のための計算機環境の整備・提供および利用者支援である.
計算機環境としては,スーパーコンピュータシステムと汎用コンピュータシステムで導入した計算サーバを一 体化して運用している.ソフトウェアとしては,多彩なアプリケーションソフトウェアと数値計算ライブラリを 提供し,一部のアプリケーションについては研究室のPCでもインストールできるライセンスを提供している.利 用者支援としては,プログラム相談,プログラム講習会等があり,プログラム講習会については,スーパーコン ピュータを利用すると言う特殊性のため参加者は限定されている部分もあるが,年々特徴ある講習会を開催して 好評を得ている.プログラム相談については,メールでの相談が大半であるが各大学におられる相談員(公募を しており,各大学の研究室等で相談に応じていただいている)も大事な位置づけとなっている.
全国共同利用施設として様々な利用制度を検討している中で,試行としての機関定額制度を引き続き実施し,ま た,学術研究目的に限られていたスーパーコンピュータを昨年に引き続き教育利用に供したことは,今後の利用 拡大に向けたものとして評価できる.さらに,共同研究制度として若手研究者支援枠(平成18年度は12名,平 成19年度は9名),大口定額枠(平成18年度は4名,平成19年度は5名)の申請があり,全申請が採択された.
さらに,大型計算機システムの計算機環境を利用して研究者向けメールサービス,全学向けホスティングサービ スを行っている.
平成19年度からは,文部科学省が行う産学官の知の融合によるイノベーション「先端研究施設共用イノベーショ ン創出事業」に7大学基盤センターとして参画し,「先端的大規模計算シミュレーションプログラム利用サービス
(代表:東京大学)」が採択された.産業界への公募の結果,7大学で18件(京大:4件)が採択された.この事 業は平成20年度も継続され,大学のスパコンの民間開放へのテストケースとして行われることとなったことは評 価できる.
平成20年度に控えたスーパーコンピュータの更新に向け,仕様策定,技術審査,入札が終了し,平成20年6 月から新しいスーパーコンピュータが稼動することとなった.今回導入するスーパーコンピュータは既存の機種 を選択するのではなく,大学発(大学が基本仕様を考える)と言う画期的な計算機である.また,メディアセン ター北館が耐震補強の対象となっているため,平成19年度末に耐震改修工事が終了する西隣の工学部7号館に導 入(仮移転)することが決まり,施設環境部との調整を行った.
研究者支援等の中期計画における項目(81,100)は,順調に進行している.