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検証すべき課題と研究目標

ドキュメント内 博 士 論 文 (ページ 101-104)

第 4 章 本防食被覆材の補強効果の検証

4.1 本防食被覆材の物理的特性と検証すべき課題

4.1.2 検証すべき課題と研究目標

そこで,本防食被覆材の補強効果の検証,境界面の挙動の分析,補強メカニズムの 解明を行った。表4.2に実験概要を示す。実験は,本防食被覆材に関する基礎実験を 行った後,はり部材を用いた補強効果の検証実験,無筋コンクリート製円形マンホー ルの実験,鉄筋コンクリート製円形管の実験を行った。

これらの検証により,既設コンクリート厚さより薄い本防食被覆材塗布後の部材厚 さでも,新設と同等以上の耐荷性能を確保することができれば,管路施設の流下機能 の向上やマンホールの維持管理空間の拡大にも寄与できることとなる。

表4.2 実験概要

章・節 対象

構造物 検証事項 検証方法

(1)本防食被覆 材の各層の補 強効果に関す る実験

・本防食被覆材各層(プライ マー,防食被覆層,トップ コート)の補強効果の有無  

・各層を組み合わせ塗布した供試体の曲  げ試験における,破壊荷重値を比較

(2)プライマーの 効果に関する 実験

・プライマーの接着効果及び 補強効果

・プライマー有と無のコンクリート平板面 への本防食被覆材の接着状態及び  接着力を比較

4.2.2

・モルタル製はり部材につい  て,補強効果が得られる  本防食被覆材の塗布厚

・補強メカニズム

・厚さの異なるモルタルに本防食被覆材  を同一厚塗布した供試体の曲げ試験  における,曲げ強度を比較

・ひずみを測定し,防食被覆材比率の違  いによる,ひび割れ発生から破壊に至  る挙動を比較

4.5

鉄筋コン クリート 製円形管

・鉄筋コンクリート性円形管 に対する本防食被覆材の補 強効果の検証

・鉄筋の有無による補強効 果の差異

・基準となる鉄筋コンクリート管に対し,鉄  筋露出状態に欠損させた減肉管,本  防食被覆材を塗布した補強管の外圧強  度試験における,破壊荷重値,ひび  割れ荷重値を比較

鉄筋コンクリート製円形管に対 する補強効果の検証 はり部材

無筋コン クリート 製円形マ ンホール

・4.3の実験を基に,補強効果が得られる  減肉厚,塗布厚の組み合わせに対し,

 表面状態を目粗,平滑とした供試体の  外圧強度試験における,破壊荷重値,

 曲げ強度を比較

・変位,ひずみを測定し,減肉厚,塗布厚  の異なる供試体について,ひび割れ発  生から破壊に至る挙動を比較 4.4

・コンクリートの表面状態と本  防食被覆材の補強効果の 関係

・本防食被覆材の曲げ終局  耐力の補強メカニズム 無筋コンクリート製円形マン

ホールに対する破壊時挙動の 検証

4.3

無筋コンクリート製円形マ ンホールに対する補強効果 の検証

・無筋コンクリート製円形マ ンホールについて,補強  効果が得られる本防食被  覆材の塗布厚

・補強効果における本防食被  覆材の寄与

・厚さの異なる本防食被覆材を塗布した  マンホールの外圧強度試験における,

 単位厚さ当たりの破壊荷重値を比較

・4.2.2の実験結果を基に,補強効果が  得られる塗布厚を想定

・本防食被覆材降伏時の曲げモーメン  トと,実験から得られる最大曲げモ  ーメントを比較

モルタル製角柱供試体を用い た補強効果の検証

4.2.3 コンクリート製角柱供試体 を用いた補強効果の検証

・円形マンホール内面への  塗布を想定し,本防食被覆  材を引張側,圧縮側に塗布  したコンクリートはり部材  に対する補強効果

・補強メカニズム

・塗布位置の異なるコ ン クリート供試  体の曲げ試験における,曲げ強度を  比較

・変位,ひずみを測定し,塗布位置の異 なる供試体について,ひび割れ発生 から破壊に至る挙動を比較 モルタル製角

柱供試体等を 用いた基礎実

4.2.1

実験名

はり部 材,コン クリート 平板

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